あたしは59歳。
お若い方は、シニアブログには興味は持たないと思いますし、ましてや、認知症についてなど、「自分には関係ない」と、思われるかもしれませんね。

あたしも、30代・40代の頃は認知症の会話に同席はするも、右から左でした。
・・・大変なんだなぁ。でも、あたしには関係ないから・・・
それくらいの認識でしかありませんでした。

母美代さんの認知症と思われる症状が出たのは、80代に入ってから。
ただ、その時は年齢的な自然ボケ、くらいにしか思っておらず、放っていました。

一昨日の8月末に、次女からのSOS。
SOSの内容は「助けて」ではなく、「ばあちゃんの様子がおかしい」
話を聞くと、どう考えても認知症の症状。
そう、これまで思っていた認知症ではなく、病的なもの。
そして、その年の9月からここ古河での同居の始まり。

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この2年間、色いろな場面を記してきました。
今の所、暴力的な症状は出ていないので、それは救いなのですが、それでも毎日繰り返される物忘れ。
始めの頃は、おちょくってるの?わざとなの?
そんな風にも感じていましたが、日を追うごとにその症状は進んでいます。
最近は、解ってもいないのに「わがった」取り敢えずの取り繕い。

耳の聞こえに関しては、特に遠い訳ではありません。
以前に、耳鼻科にて検査を受け、年齢の割には聞こえは善いとの診断でした。
が、聞こえていても、何を言っているかが判らない・・・脳が理解していない。
大きな声で話すと「うるさい」と、言われ、
ならば普通に話すと、今度は「聞こえない」と言う。
その時々で、強弱や抑揚を変えての会話。
ま、慣れてきましたが。

7月に肺炎での入院中、病室での様子に一気に進行したように感じましたが、退院時医師からは「3ヶ月を目途に、入院前と比べ症状が改善されなければ、この先は進行するのみ」
と、言われました。
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2ヶ月が過ぎました。
確実に進行しているように感じます。
尿漏れも、持病の過活動膀胱・切迫性尿失禁のせいだけではないでしょう。
周辺症状のひとつである、BPSD(認知症の行動・心理症状)の失禁に当たるものと思われます。
母はまだ、軽い方なのかもしれませんが、
これ以外にも、周辺症状・中核症状が顕著に表れています。

軽度と中等度を行ったり来たりの、まだらボケ状態。
スローペースと言われているので、この先どこまで進行するのか、今の所は判りませんが、その時々に応じた対応が必要になってくるのでしょう。

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あたしは母が嫌いです。でも、決して憎い訳ではないのです。
(嫌いな理由は、幼い頃からの母娘関係にあります)
嫌いな親でも、親は親。
他に看る者が居なければ、あたしが看るしかない。
読まれた方は、嫌な気持ちになるかもしれません。
でも、ありのままを伝えています。
認知症と向き合うということは、きれいごとでは済まされません。
時に、その後ろ姿をどつきたくなることもあります・・・。
そして、介護をしながら「いつかは自分もこのようになるのか・・・」その恐怖とも闘っています。

アルツハイマー型認知症は、現在のところ特効薬はありません。
「89歳の認知症進行日記」
http://ninchishinko.blog.jp/
正に進行中のお父様を、息子様が介護されていらっしゃいます。
とても、参考になります。

今は認知症とは無関係でも、当事者とその家族を目にした際は、奇異の目では見てほしくはありません。
お彼岸帰省の際、宇都宮駅の待合室で、迎えに来てくれる孫娘を待ちながら、頓珍漢なことを言っていた美代さん。
あんなに心待ちにしていた実家帰省。
「ここはどこだ?ユカはどうやって来るのだ?これからどこに行くのだ?」
視線は感じるものです。
周りに座っている一部のお若い方は、あたしたちの方を何度もチラ見してきました。

老人大国と称される日本で、高齢者の5人に1人が認知症になる時代。
いつかは自分も・・・そのとき自分は。

お読みくださり、ありがとうございました。


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