にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒ちゃん4歳。常くん4歳。連くん2歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2024年05月

猫のフェロモン製品の効果は?う~ん、答えは…

わが家の末っコ連くん。
推定年齢1歳。
捕獲後から家中のマーキングに悩まされ、最後の頼みの綱として、猫のフェロモン製品を注文。

コンセントに差し込んだのは4月11日。
1個の使用期間はだいたい1ヶ月ということで、液剤がなくなったのが今月18日。
ひと月強持ったことになる。

マーキングは決まったところでやるようになった連くん。
その場所には犬用のペットシートを貼っているけれど、先週の月曜に交換し、火曜日に第一発をひっかけた(苦笑)。

あれから5日が過ぎ、今のところはマーキングなし。
今朝、マーキング場所でクンクン。
「あ!やるな…?」と、思ったけれど素振りだけで終わった。

フェロモン製品を設置していたときはほぼ毎日だったのが、コンセントから抜いた途端に収まった。なんで?

収まったことは善いことなんだけれど、これは製品の効果なの?
効果が出るまでにひと月を要したということ?それとも、うがった見方をすれば製品を外したことで収まった?
どちらが正解なのかはわからないけれど、いずれにしてもこのままマーキングなしの状態が続くことを願っている。


早朝と、夜中の運動会は未だに続いている。
わたしは相変わらず睡眠不足で、この騒動が収まってくれたら更に御の字なんだけれど、そうは問屋が卸さなみたい(泣)。

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    テントの常くんと連くん。寝ているときは天使?


ねこの1歳は、人間年齢に換算すると15歳くらい。やんちゃ盛りよね。
カラダの大きさも、常くんに比べるとかなり華奢で、食べることよりも遊ぶことに熱中しているように見える。


喧嘩?取っ組み合い?プロレス?
これに関してもかなり少なくなっている…けれど、やるときはやる!

今朝もそう。
ふたりの距離は2m。
尻尾はタヌキで、「うにゃニャニャニャゴニャゴニャー」志村けんさんのコントに出てくるような鳴き声で、お互いに威嚇。
一触即発の状態で対峙していた。

このままにしておいたら絶対喧嘩になる。大量の毛が飛び散り怪我もしかねない。
ここはふたりの間に入り、とにかく阻止することに。
10分くらいは突かず離れずだったけれど、なんとな~く収まりその後は何もなかったようにおとなしくなった(苦笑)。

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     しばらくの間、廊下で様子伺いの連くん


18歳の青くんは我関せず。
唯一女のコの琴ちゃんは、高みの見物(笑)。

桐ちゃんと青くんには、常連のような喧嘩はなかった。
オス同士の縄張り意識からの行動かもしれないけれど、これもいつかは収まる日が来るのかしらね…?


昼は、各々好みの場所で熟睡。
寝ている時が一番平和(苦笑)。

4にゃんズ。
なんだかんだあるけれど、外ねこよりは安全。

しあわせと思っているのかはわからないけれど、しあわせと思ってくれていたらわたしもしあわせ。



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ターコイズブルーの海へ、レッツゴー

2024.5.26(日)

知り合って1年が過ぎたMさん。
お互いの日程を確認しながら、月一くらいのペースで食事を楽しんでいます。

昨日は沿岸までドライブ。
その前に腹ごしらえとして、盛岡市高松にあるすし店で昼食。
Mさんは海鮮丼。わたしは鮭鮪丼。

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鮭、鮪共に肉厚で食べ応えは十分。
酢飯も程よい甘みがあり、とても美味しかった。

で、食べながら不思議に思ったこと。
お刺に紛れて、サツマイモの天ぷらと角こんにゃくが。
これは味変を狙ったの…?
完食したけれど、店を出た後で「あれはカサマシ…?」と(笑)。


この後はMさんの希望で、昔、仕事で訪れたという岩泉町にある小本海岸へ。
途中「道の駅三田貝分校」でトイレ休憩。

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      テーブルと椅子が小学校を思わせる


小学校の校舎を改装したという店内で、ソフトクリームを頂いた。
ズッシリとした重さと濃厚な味わいで、こちらも大満足。
(残念ながら写真を撮り忘れました…泣)


わたしは初めての小本海岸。
海の色はターコイズブルー。

天気にも恵まれ、美しさに感動。

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     車から降りて、しばし海風を楽しんだ


岩泉には龍泉洞があります。
日本三大鍾乳洞のひとつで、中には3つの地底湖があり、一番深い地底湖の水深は98m。

とても神秘的な洞窟ですが、今回はここには立ち寄らず町内の銀座通りを案内してもらった。
八幡平市もだけれど少しさびれた感があり、人口の減少も響いているのかなぁと。


片道2時間の峠道で、Mさんは常に安全運転。
助手席で安心していられたけれど、帰宅後は疲労感が…。
自分が運転した訳ではないのにね(苦笑)。


普段は出不精のわたしだけれど、人生の後半戦もとっくに過ぎ、今を楽しむことが大切よね。

今生は一度だけですもの。


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記憶喪失と認知症 失うことと無くなることの違い…?

2024.5.24(金)

記憶喪失と認知症。
今期のドラマは、記憶喪失をテーマにしている内容が多いとか。

その中で、わたしが観ているドラマは二つ。
一つは「アンメット ある脳外科医の日記」。
もう一つは「くるり~誰がわたしと恋をした?~」。


わたしが注目しているのはくるりのほう。
主演の生見愛瑠さんはじめ、出演者は20~30代がメインだけれど、その中で片平なぎささんと、ダチョウ倶楽部の肥後克弘さんの存在が、いい雰囲気を醸し出しているように感じている。

片平さんは若年性認知症の役だけれど、いつでも笑顔。
肥後さんは主人公の主治医、そして今の所は片平さんの兄という設定で、これまた笑顔。
片平さんの指には指輪が…肥後さんは実は兄ではなく夫ではないのか…そんな予感もある。

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       夏仕様のテントの中の青くん


記憶喪失と認知症は当然違う。
違うけれど、記憶を失くすという点では似ているのだろうか。

主人公の記憶は、少しずつではあるけれど何かのきっかけを機に徐々に思い出すことが増えている。対して、認知症はそうなることはない。

昨日の叔母ヨッコさんの言葉に「生き辛くなって、いっそのことぜんぶ綺麗に忘れてしまいたくなる」があった。

全部忘れてしまったら、辛く悲しいこともだけれど、嬉しかったことや楽しかったことまで無くなってしまう。

そう、認知症は今日が全て。
今日の思い出は勿論だけれど、さっきの出来事さえも忘れてしまう。
母美代さんは、そんな世界で生きている。

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在宅介護の頃。
朝、襖を開けてみると、美代さんは横になったままの状態でカーテンを握りしめていた。そして、

「この草を刈るために鉈がほしい。鉈はそこにあるから取ってほしい」(実際は訛り言葉で)

カーテンを草と言い、箪笥の脇に鉈があると言っていた。

「鉈はここにはないよ。あとで持って来るから先に着替えをしよう」

みたいなことを言った様な…(わたしの記憶もまだらだヮ、泣)。


記憶喪失がどれほど辛いことなのか、それは想像でしか解り得ないけれど、新しい記憶を作りだすことはできる。

認知症は、新しい記憶ほど忘れていく。そして、いつしか古い記憶さえも忘れてしまう。
母美代さんは、それでも笑顔を絶やさない。


主人公の記憶はいずれは回復すのだろうね。でも、認知症はどんどん進行していく。

今後はその対比についても描かれていくのかな…?
わたしはそれを観てみたい。


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認知症予防 話し相手に選ばれたことを光栄に思う…?

2024.5.23(木)

叔母ヨッコさんから、久しぶりの着信。
何かあったのかな~と、出てみた。
母美代さんのことを気遣う言葉もあったけれど、実の所は自分の近況報告…みたいな内容だった。


先週、左膝に激痛が起こり歩くことができなくなったそうな。
掛かりつけ整形外科を受診した結果、膝に水が溜まっているとの診断。
注射器で水を抜く処置が必要で、暫く通院してくださいと言われたそうだが、注射が嫌いなヨッコさんは薬でなんとかならないかと訴えたと、が、答えはできませんで、渋々承諾。

2日目くらいまでは水の様な液体だったが、3日目の時には血が混じっていたと。
どこかに炎症が起きて血が混じったのかもしれないと言われたらしいが、血を見たヨッコさんは気が遠くなりかけたと言っていた(血はねぇ~)。

ここで、美代さんも水が溜まっていたことはなかったかと訊かれた。
わたしの記憶では、あったような…だったけれど、それは何歳の時だったかと更に訊かれ、70代に入ってからだったような…としか答えられなかった。

美代さんは知り合いから、1度抜くと癖になると言われたらしいけれど、そのそのとき処置をしてもらったかの記憶は、わたしには残っていない。
何せ、その当時のわたしは古河住まいで、美代さんの日常に関しては全くと言ってよいほど興味がなかったから(今更だけど、ゴメンね)。

美代さんには、持病と言える変形性膝関節症がある。
この症状が原因で歩けなくなったのではないかと、ケアマネから言われたことがあったけれど、膝に水が溜まる症状が遺伝性のものであるとしたなら、遠くない将来にわたしも悩まされることになるのかもしれない(やだね~)。

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膝の水の話から始まり、骨粗しょう症の話。年金の話。世帯分離の話。認知症の話…などなど、話したいことが沢山溜まっていたらしく、次から次へと話題が尽きなかった。

「ミッコど話してるど、あだまがモヤモヤしてくるがらもうやめるべど言われるし、※タゲど話してでも、さっぱりわがらねぐなったど言われるしよ」(※ヨッコさんの義理の姉)

今年79歳のヨッコさんは、認知機能に関しては正常なようなので、姉や義理の姉とは話が続かなくて寂しいと言っていた。
わたしで善ければいつでも連絡してねと話しを終わらせたけれど、わたしの記憶力もいささか不安気味(2号機は初号機ほどの食らいつきはないのですよ、苦笑)。

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ヨッコさんとわたしの年齢差は15歳。
娘には真剣に聞いてもらえない。姉たちとは会話が弾まない。そうだ!わたしがいるじゃない…なのだろうね(笑)。

美代さんが元気だった頃は、毎日と言っても過言ではないほど電話でのやり取りをしていたヨッコさん。
わたしは、次の話し相手に選ばれたのかもね。

話すことは認知症予防にもなる。
わたしでよければいつでもお相手致します。
そう、わたし自身のためにもなることだから( ̄ー ̄)ニヤリッ


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見られていると意識することが、若さの秘訣になる?

2024.5.22(水)

最近の芸能ニュースを観ると、70代のお姉さま方たちの若さが、ひときわ目立っている。

故坂本九さんの妻様の、柏木由紀子さん。酒井和歌子さん。小川知子さん。由美かおるさん。小柳ルミ子さん、等々。
皆さん、一時代をお築きになった方たち。


或る日、小柳ルミ子さんの金髪・なまあし・ミニスカート?に対して、賛否両論が載っていた。
それは、年齢を感じさせない若々しさに素晴らしいという意見と、もう一方ではあの年齢になってまで若みえさせているのは少々滑稽だという意見。

どちらが正解とは、言えないだろうね。
一度きりの自分の人生を思う存分生きればいいと思うし、誰かの邪魔になっている訳でもないのなら、好きにすればいいとも思う。

でもね、わたしがなまあしでミニスカートを穿いた姿でいたら、あんたたちどうする?一緒に歩いてくれる?
て、長女に訊いてみた。

「やめて!絶対にイヤ!」

他人様なら気にならないことでも、いざ自分の身うち…それが母親だとすると話は違ってくるんでしょうね。


古河時代、夏の暑さに耐え切れずに、タンクトップと短パンで過ごして居たことがある。でもその恰好でいたのは室内だけで、出かける際にはちゃんと着替えていたけれど。

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        青くんを枕にしている常くん


話は少し違うけれど、母美代さんは、普段から人の眼を気にする人ではなかった。夏場は肌着一枚にズボンだけで家の周りを歩く…なんてことは毎度のことだった。

「おかあちゃん、頼むからもう一枚着て」

ブラも着けずに薄い肌着一枚の姿は、娘のわたしが観ても恥ずかしかったけれど、当の本人は「暑いし、ちゃんとシャツは着ている」と、特に気にしているという感じではなかった(苦笑)。


若さを誇示することは悪いことではないと思う。見た目が若い人は心臓も強いらしいから。ただし、行き過ぎた格好は、もしかしたらヒンシュクを買うことになりかねないのかもしれない。

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    青くんを枕にしている在りし日の桐ちゃん


芸能人だから一般人だからと、そこに境目をつける必要はないと思う。やりたいようにやればいい。

わたしだったら…?
わたしだったら…できないヮ。
そう、人前に晒せるような脚ではないし、たとえ綺麗な脚を持っていたとしても、ミニスカートを穿く勇気はない(苦笑)。


美しいものは目の保養になる…と思う。

見せられる内が花。
そして、見られることでもっと綺麗になる…らしい。

自分が想うほど他人は自分を見ないと言うけれど、見られていると意識しておく方が、いつでも小綺麗でさっぱりとしていられるのかもしれないね。

今日より若い日はないのだから。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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