にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳・常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2024年04月

91歳の誕生日「寂しい」と言われてしまった…

2024.4.224(水)

美代さん、誕生日おめでとう。


今日は、母美代さんの91歳の誕生日。
プレゼントは花かご。

花は、昨日のうちに生花店に予約をしておいた。
いつもの面会は切り花だけれど、今日はちーとばかり豪華に。

DSC_1890


施設の面会は未だガラス戸越しだけれど、誕生日ということで特別に配慮してくださり、直接面会ができた。
それでも換気については十分な気遣いが必要なので、風除室のドアを少しだけ開けた状態で。


「今日は美代さんの誕生日だよ。何歳になったかわかる?」

自分の誕生日など、とっくの昔に忘れている美代さん。
返事は、

「24歳だ」

ホホ~。これはまたなんと若いこと(笑)
わたしを産む前の、父とも出会っていない頃の年齢だね。

「そっかぁ。誕生日おめでとう」


施設の方に頼んで、写真を撮ってもらった。
微笑んで~と職員から言われ、めいっぱい笑みを浮かべてくれた。

DSC_1893



「母は24歳になったそうです」


「あら?朝に日付を訊かれ24日だと応えたのですが、その記憶が残っていたのかな?」

改めて職員さんから年齢を訊かれた美代さんは、やはり24歳の返答。
施設スタッフを含めても、美代さんが一番若いですね~と。(笑)

24歳ではない。
ないけれど、朝聞いた日付を憶えていた?
凄いね、美代さん。


施設ケアマネから、食事と前回話が出ていたクッションのことが。
以前も言われたけれど、口の中に溜め込んでなかなか飲み込んでくれないことが多くなっていると。
体重は少しずつ減少傾向に。
まぁ、これも致し方なしで、美代さんの生きたいという気力にかけるしかないかな。

クッションはお試しで2種類を取り寄せたそうだが、どちらも合わないということで、このまま今使っている施設のクッションで様子見することに。
痛みを訴えることはできるでの、わかりましたと答えた。

DSC_1883


会話中に美代さんの一番仲良しだった従妹の「ミサさん」の名前を出した。
「会えなくて寂しい」と言われた。
そうだよね…寂しいよね。

今日は強風で、風除室のドアから風が入り込み「寒い」と。
わたしも寒かったし、風邪を引かれては大変なのでいつもより短めに。


別れ際に、わたしの名前を呼んでくれた。
いつもは妹のミッコだと言われるけれど、今日はしっかりと「まや」。

記憶が残っているうちに、ミサさんやミッコさん・ヨッコさんに会わせてあげたい。
できることなら、ガラス戸越しではなく直接面会で。


いつもお読みくださりありがとうございます。
ランキングに参加しています。
ポチっと応援していただけますと、励みにもなり嬉しいです。



人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村

まだ使えそう…?なんだかんだ言って捨てられない(苦笑)

2024.4.23(火)

2階の押し入れに入っている布団を、処分してきました。
掛け敷き3枚ずつと、古いシーツや布団カバー、枕も一緒に。

階下に下す際には、階段から放り投げた。
6枚も落とすと流石に階段は山になり、下りる際に足を取られ「危な!」


八幡平市の清掃センターでは、持ち込みの際の数に制限はないのでいくらでもと思ったけれど、わたしの車は軽自動車。1度に運べる数は知れている。
それに、持ち上げたり積み込んだりの際は、やはり腰やお尻に痛みがあり、無理はできないなぁと。

昔の布団は、とにかく重い。
ある程度の重さがある方が好きなわたしだけれど、あの重さでは身体が潰れる…(苦笑)
よくもまぁあんなに重い布団を掛けていたものだと、今更ながら感心。

DSC_1789

    青くんと常くん。長女からおやつをもらっている


2階の押し入れに残った布団は、掛け敷きセットで3組。
毛布4枚と、フカフカの座布団10枚。
押し入れに、隙間ができたことが嬉しい。(笑)


そうそう、いつの頃からあったのかがわからない、毛布のセットがあった。
これも処分した方がいいよなぁ…と思いながらも、今日は終わりにした。

納戸部屋にも、古い毛布が7~8枚あった。
何かに使えないかと、再利用を考えてみた。

にゃんズの、ドーム型ベッドの中に敷く、お布団にしてみようか。
どうせ処分を考えているのだから、切ってしまっても後悔はしない。

DSC_1879


娘たちがまだ子どもだった頃、母美代さんが言っていた。

「ユカ・サキが結婚するどぎは、嫁入り道具どして布団もだせたくてよ…」(持たせたくて)

次女サキが結婚し、暫くの間は美代さんが買った夫婦布団を使っていたけれど、ベッドを購入してからは、自分たちが揃えた好みの布団を使うようになっていた。


「断捨離するから、欲しい布団があったら持ってて」

「要らない。必要な時は借りに来るから」

今どきの家には押し入れはない。
布団を置いておく空き部屋もない。

そう言えば、何年か前に布団のレンタルがあると聞いたことが…。

断捨離は、まだまだ続きます。


いつもお読みくださりありがとうございます。
ランキングに参加しています。
ポチっと応援していただけますと、励みにもなり嬉しいです。



人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村

断捨離で押し入れから出てきた物…老母の気遣いを感じた

2024.4.22(月)

断捨離、始めました。

先ずは押し入れの中を観て…。
う~ん、やめよ。(苦笑)

いやいや、納戸にしている部屋なので、押し入れの前にある物を片付けなければ布団を取り出せない。
押し入れの中をやる前の段階で、早くも断念?
まぁ、時間はたっぷりとあるのだから、今日は簡単に捨てられる物から始めましょ。
ということで、わたしや美代さんの衣類から。

DSC_1874

南部片富士と呼ばれる岩手山。
写真は裏側でなだらかに見えますが、表側と言われる盛岡から見える岩手山は、猛々しく感じます。


何年も袖を通していない服が、けっこうあった。
ファッションは回るから、いつかは着られると思っていたけれど、体重増加で体型もザ☆オバサンになった現在、どうしたってお腹周りに影響があるよね?これは、確実に着ない。(着られない・苦笑)

加えて、長女が着なくなり「おかぁにあげるよ」と渡されたお下がりも。
ん?お下がりって言うかな…?(笑)


美代さんは寒がりで、エアコンの風が嫌いだった。
そのため、在宅介護のときに着ていた衣類はエアコンなしでも着られる薄手の物が多かった。


昨年7月からお世話になっている特養は、冷暖房完備。
半袖や、かなり薄手のズボンについては、施設側から要らないでしょうと言われた。

老人は新陳代謝が悪くなり、若い人が程よいと感じる温度は、実は寒く感じる。そのため、半袖ではなく長袖の方が重宝する。

家には七分袖のブラウスやカットソーもあるけれど、これについてはもう一度お伺いを立て、必要ないとなった時に処分する方向で。
それ以外の、施設でも明らかに着ないと判断できる物は、容赦なく捨てることに。


押し入れに、風呂敷に包まれた何かがあった。
形と重さ的に枕?と思ったけれど、結び目をほどいて見るとこれが。

DSC_1880


美代さんが認知症になる前に、もしもの時のために仕舞って置いたタオル類で、中にはショーツも入っていた。
黒塗りしているところには、娘たちの名前があった。

古河でわたしと暮らす前には、ここ八幡平市で娘たちとの暮らし。
入院になった時に娘たちが慌てないようにという、美代さんの気遣いだね。
タオル類は、美代さんの部屋にあるタンスに仕舞った。

そうそう、ショーツには見覚えが。
わたしが買ってあげたもので、入院すると誰に観られるかわからないのだからと、少々お洒落感があるレースが施された物にした記憶が。

母のことが好きではないと言っていたけれど、衣類に関しては、下着・靴下等を含め、わたしの判断で買ってあげていた。(苦笑)

施設暮らしの美代さんの現在は、完全にオムツ。
真新しいショーツは、わたしが使わせてもらおう。(ババショーツではないよ・笑)


2階にある押し入れの中にも古い布団が…。
こちらの方を先に済ませた方がいいかもね。


断捨離は一日にしてならず。
少しずつ、進めて行きましょ(⌒-⌒)


いつもお読みくださりありがとうございます。
ランキングに参加しています。
ポチっと応援していただけますと、励みにもなり嬉しいです。



人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村

母娘関係は良好なの?時には三猿の精神で(苦笑)

2024.4.21(日)

「木、なくなったね。おかぁとサキは、要らない物は何でも捨てるタイプだから特に想いはないんだろうけどさ、あたしは寂しいよ」

帰宅した長女から言われた。

わたしだって寂しさはあるよ。
でもね、自分たちで何とかしようにもできなことってあるよね?
いくら気のいい婿殿でも、いちいち注文されてはやる気も失せるよね?
それに、高所の枝払いをしてもらうには、脚立どころか梯子が必要だし、万が一倒れて怪我をしてしまったらどうする?そこまで考えるよ。

と、言おうと思ったけど、これを言ったら「じゃぁ、切らなくても良かったじゃない!」て、絶対言うはず。
少しの間、冷たい空気が流れた母娘間。(苦笑)

DSC_1871


DSC_1872

  末っ子連くん。おもちゃで遊ぶ姿は、まだまだおこちゃま


時々思う。
わたし、なんで子どもにまで気を遣うんだろう…。
言い争うのが嫌だから?

40前後の立派な大人の娘たち。
それなりの想いはあるだろうけれど、その想いに対して、親とは言えどもどこまで口を挟められるのかな。


人生には岐路がある。
自分のこれまでの人生で、どうしても答えを出せなかった際に、母美代さんに相談したことは数えるほどしかない。
美代さんは相談ごとに乗ってくれるタイプではなく…と言うか、相談したところで思っているような答えを出してくれる人ではなかったから、初めから無意味だと思っていた。


28896828_s


「おかぁって、良くも悪くも自分のことは自分で決めるタイプだよね!?」


まぁ、誰に相談したところで、最終的な決断は自分でするしかないのだから。その想いで生きてきたんだけれどね。


杉の木伐採が、大きな決断・岐路になるのかは別として、今後も一大決心をしなければならないという局面は出てくるはず。
思ったような答えを出せなかった際には、娘たちに頼ることもあるはず。


母娘関係は、良好であることが望ましいけれど。
【触らぬ神に祟りなし】【口は禍の元】そして、【見ざる聞かざる言わざる】の精神も、時には必要かもしれないね。


いつもお読みくださりありがとうございます。
ランキングに参加しています。
ポチっと応援していただけますと、励みにもなり嬉しいです。



人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村

樹齢何年?わが家と共に生きてきた杉の伐採

2024.4.20(土)

花粉症の方。杉の木の写真を載せています。


お隣との境に生えている杉。
植樹して、何年になるのかな…?

家は、増改築をしてから今年で37年になる。
となると、杉も同じくらいの年齢になるのかな。

敷地内に植えてある木が、屋根の高さを超えると善くないことが起きる。
かなり前だけれど、何かのテレビ番組で聞いたことある。

昨年から、その高さが気になっていた。
婿殿に相談すると「春になったら切ってあげる」との返答。


知り合いからチェーンソーを借りることができたということで、午前中に切ってもらえた。
杉の木だけではなく、かなり前から朽ちてしまった梅の木・枝が伸びてお隣の敷地にお邪魔様していたツツジも一緒に。(ツツジは枝のみ)

DSC_1864


杉の木は、外から丸見えになることを防いでくれていた。
トップの部分やお隣にお邪魔様している枝だけを切ろうかと迷っていたけれど、いずれまた伸びてしまう。
切ってあげるよと言ってくれた婿殿の、気が変わらないうちにバッサリがベストかもしれない。


亡き父に、切る報告をした。
「いいよ」とも「ダメだ」とも言われない。(当たり前?)
スッキリとはしたけれど、何だか寂しさも残る。
長年一緒に生きてきたのだから、そういう気持ちにもなるよね。

DSC_1867

    年輪で樹齢が解ると言うけれど、何年かな…?


根は残してあるから、新しい枝が生えてくるかもしれない。そして、わたしがこの世とおさらばする頃には、けっこう伸びているんじゃないかな…。

丸見えになった場所には、婿殿お手製の柵を作ってくれると申し出てくれた。アメリカンっぽく?作る予定らしいけれど。(どんなん?ww)


亡き父・亡き夫共に、ガテン系と言うか、日曜大工仕事が得意だった。
婿殿が同じ様なタイプであったことに感謝している(^∀^)

柵作りは、GWにやってくれると。
2週間は丸見えだけれど、まぁ、それも致し方なしね。(苦笑)


父が亡くなり、夫も続けて亡くなった。
「〇さんだけでも生ぎでいでくれでだら…」男手がなくなったことを悔やんでいた美代さん。

そうだよね、わたしも同じ気持ちだったよ。
でもさ、要所々で婿殿が仕切ってくれるんだから、この先も何とかなると思うよ。

「じいちゃん、〇さん、頼もしい婿さんだよ。見守っていてね」


いつもお読みくださりありがとうございます。
ランキングに参加しています。
ポチっと応援していただけますと、励みにもなり嬉しいです。



人気ブログランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ
にほんブログ村

プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と4にゃんズとの6人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
お問い合わせ
プライバシーポリシー
ギャラリー
  • ずっとのお家決定 え?女のコだったの?
  • ずっとのお家決定 え?女のコだったの?
  • ずっとのお家決定 え?女のコだったの?
  • ずっとのお家決定 え?女のコだったの?
  • 黒猫・黒(こく)ちゃん 捕獲成功
  • 黒猫・黒(こく)ちゃん 捕獲成功
  • 成年後見制度を利用する・・・?
  • 成年後見制度を利用する・・・?
  • 成年後見制度を利用する・・・?