にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒ちゃん4歳。常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2024年03月

猫の白内障…?歯が若いのは何か理由があるの?

2024.3.31(日)

老猫の青くん(18歳)
2~3年前から、左目から涙が流れるようになっていた。
古河時代から、現在の動物病院でも目薬を処方してもらってもらっている。


青くんの目は白内障。
獣医師の話では、犬の白内障はまぁまぁあることだけれど、猫は珍しいと。何歳ですかと訊かれ「18歳です」と答えた。

「18歳ですか。白内障になったのは長生きしているということですね」

口を開けて、歯を観て驚いていた。

「きれいな歯ですね」

「はい、以前の動物病院では10歳未満くらいの歯だと言われました」

チョット雑談になったけれど、目に関しては白内障で、涙腺に涙が詰まっているらしく、これまで通りの抗菌作用のある目薬を処方された。

診察が終わり会計を待っていると、「獣医師学生ですが少し質問してもよろしいですか」と声を掛けられた。

「歯がとても若いですが、日頃何かをやっているのですか?」

突然の質問にちーとドギマギ。(笑)

「特に何もしていません。ゴハンは年齢に合わせて変えてきましたが、ウエットタイプは食べさせてはおらず、カリカリです。最近はちゅーるを食べさせていますが、おやつは削り節(減塩)を食べさせていました。」

「あ~、そうなんですね」

「昨年死んだ20歳のコは、爪がきれいだと言われていました」

「20歳ですかぁ~」

「特段、お役に立つものが無くて…」

この後学生さんは診察室に戻り、院長先生に何やら報告していた。

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古河時代の動物病院から教わったこと。
ゴハンはカリカリがベスト。
ウエットタイプは歯垢がつきやすいので、できればドライフードを食べさせてください。それから、ゴハンには栄養的なものは全て含まれているので、添加物の入っているおやつは必要ありません。どうしても与えたいのであれば、鶏ささみを茹でてあげてください。

等などで、おやつを与えることでねこが喜ぶ。その喜ぶ姿を観たいがための人間のエゴだとも言われた。

確かにね~、ゴハンやおやつの与え過ぎで、肥満になってしまったりする。
これは動物虐待の一つだとも言われているから、やはり人間のエゴなのかもしれない。

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   後ろ姿の琴ちゃん(室内物干竿が映っている・失礼)


若い歯の持ち主だけれど、体重が激減している青くん。
食が細くなり寝てばかりで、美代さんと同じでやせ細る一方。

食事は変わらずドライフードだけれど、「ねこが大好きなおやつ」なるものは与えている。なぜなら、少しでも体重の減少を防ぎたいから。

青くんの白内障は年齢的なこと。そして、以前獣医師から、ペルシャが入っているようですね…と言われたことがあるけれど、もしかしたらペルシャの遺伝子を持っている…?

青くんの時間が、穏やかに過ぎて行くことを願っている。


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用途に合わせた、キャットタワーを買ってみた

2024.3.30(土)

キャットタワーをネット購入。

組み立て式。
ベージュ・グレー・ダークグレーの3色から、選んだ色はグレー。

茶箪笥が茶系なので同系色がほしかったけれど、無い物ねだりはできないものね。ダークグレーだと暗すぎるかな…?と思いグレーにしたけれど、にゃんズには色など関係なし。
心地良く使ってもらえたなら、それが一番よね(笑)

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誰が一番先に気付くかな~・登ってくれるかな~と、ヤキモキしていたけれど、こちらの思い通りにはいかない。
でも、「あれっ?登ってる~」で、一番先に気付いたのは末っ子連くん。

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     気付かないうちに、ちゃっかりと一番上に


茶箪笥の横に置いたのは、これを梯子代わりにして茶箪笥の上に載ってほしかったから。
ねこは上下運動を得意とするいきものだけれど、古いキャットタワーの高さは110cmで、茶箪笥に飛び移るには少々低かった。
新しいキャットタワーは140cmで十分な高さがあり、にゃんズの運動にも最適ヾ(=^▽^=)ノ

青くん以外の3にゃんズは、昨夜のうちに登り心地を確認していた。
満足してくれたなら嬉しいのだけれどね(笑)


青くんは、若い頃からジャンプは苦手。
太っていることもだったけれど、0脚という体質的なこともあったのかもしれない。

このキャットタワーは若い3にゃんズ用だけれど、青くんも、たぶん了解してくれているはず。

ポールには爪とぎ用の麻が巻かれているので、青くんも一番下のポールで爪とぎはできる。
古い方は以前の場所へ戻した。そう、そこでもできるからね。


ノラだった頃の運動量に比べたらかなり落ちるかもしれないけれど、日に何度も階段昇降もしている3にゃんズは、元気そのもの。

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長老ねこ青くんはひたすら寝てばかりで、たま~に「オレには構うな…」てな感じの対応をしているけれど、常くんはそれでも傍に居てくれる(桐ちゃんみたいに)


にゃんズは今日も、思いのままに過ごしています。


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面会中に突然痛みを訴えた老母 その時の娘の心境は…

2024.3.29(金)

母美代さんの面会に行って来た。

髪が、とても伸びていた。
散髪が入っていないことがわかった。

耳が隠れ襟足も長く、このまま伸ばしたらショートボブになるんじゃない?と長女と話したけれど、案外似合っていた。

長女の顔を観て「わがらね」
マスクをしているからわからないのかもしれないと、マスクを外したけれどわからない。

「わたしのこと、わかる?」

「わがらね」

「娘のまやだよ」

「まやだばわがる」

顔は知らない人だけれど、名前は憶えていると。
会わない時間が長くなると、顔も忘れるよね。


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ガラス戸越し面会で、美代さんのか細い声は聞き取りづらく、長女とふたりでダンボ状態。
「ご飯は食べてる?」「食べでる」「ちゃんと寝ている?」「寝でる」と、いつもと同じオウム返しだけれど、それでも意思がないわけではないから上等。

意思と言えば、面会中に突然お腹が痛いと言い出した。
とても辛そうな表情になり、急いでインターホンを押し職員を呼んだ。

3人の職員がやって来て、どこが痛いのかと次から次へと質問攻めになり、美代さんは「こご」と痛い所を抑えていた。
結局のところ、ズボンのゴムが当たっていたところが痛かったということで、少しずらして一件落着。

意思表示ができている美代さんだけれど、周りに職員さんがいなかったとしたら、ひたすら痛みに耐えなければならない。

以前にもまして声はかすれ・か細くなっている美代さんに、一瞬「在宅に戻そうか…」という心の声があった。

今更在宅になど戻せるはずもないのに、何であんなことを思ってしまったのか…施設を信用していない訳ではなく、自分でもわからない感情だった(苦笑)

今回はとても短く、15分ほどの面会。
帰り際に花を渡し、さよならをした。
部屋に戻る際、小さく手を振ってくれた美代さん。

「手を振ってくれてるよ」

「ホントだ、かわいい~」

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食事の飲み込みが弱くなり、時間をかけ美代さんのペースで食べてもらっているとケアマネからの報告。
前回の面会時にも言われたけれど、こればかりは美代さんの生命力を信じるしかない。

面会には美代さんのひ孫のマナくんも誘ってみたけれど、断られた。
自分が知っているおばあちゃんではないことと、自分を憶えてくれていなことへの、拒絶反応なのかもしれない。


それにしても、いつになったら居室へ入れるのか。
「死ぬまでないんじゃない…」と長女に言われたけれど、返す言葉もなく、もっと優しくしておけばよかったと、今更後悔している。

美代さ~ん、ゴメンね。


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親子仲の良さ…どこまでが介護なの?

2024.3.28(木)

親子仲の良さ。

わたしは母美代さんのことが好きではなかった。
美代さんの押しつけのような考えが、嫌で嫌でたまらなかった。

わたしでなければ、例えば他人様だったら「そんなことが?」と想われるようなことでも、わたしにとっては耐えられなことだった。

そんな美代さんと離れて暮らせることになったときは、内心とても嬉しかった。が…年月と共に認知症の症状が現れ、致し方なく古河に引き取り同居。

穏かな認知症と言われている美代さんでも、認知症初期から中期までの頃は「え?!何?」と想えるような言動はそれなりにあった('A`|||)

美代さんを好きではなかったわたしが、美代さんを案じられるようになったのは、現在の特養にお世話になってからのこと。

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  青くんと常くん。おやつを持っている娘の手に注目(笑)


お向かいのオジサンは、同居されている息子さんの話では要介護2。デイサービスを利用されていると。

オジサンには子どもが3人。
娘さん達はちょくちょく様子を観に来ている。(週に4~5回)

今朝も早々に娘さん達が見えた。
デイサービスの車に乗り込んだオジサンに、「バイバイ」をしていた。

わたしはデイサービスに行く美代さんに、バイバイをしたことは無かった…ような気がする。とにかく一緒の空間に居てほしくない…そんな感じで見送った後はせいせいしていた。


娘さん達は、直接的な介護はしていないのだろうね。
杖歩行でもちゃんと歩けて、食事もトイレも自分でできているようだし、デイへ行くのは入浴が目的ではないのかな…なんて勝手に想ったりして。

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           おいしいね~

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   え?もっと食べたい?わたしは持っていないよ(笑)


わたしの介護は間違っていた。
もっと、自分でやらせていたら、症状の進行も抑えられていたのかもしれない。でも、それによりわたしのイライラは増え、美代さんへの当たりも強くなっていたはずだから、今はあれで良かったのだと思うしかない。

お向かいの娘さん達にように、笑顔で送り出すこともできなかった。
優しい介護って、どのようなことなのだろうね。


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我が道を行くも、臨機応変に

2024.3.27(水)

午前中に、いつものスーパーへ1週間分の食材の買い出しへ。
とは言え、日曜日にジャンボ市でお肉を3日分ほどを調達しているので、今日は残り4日分ほど。

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       常くんは青くんの傍が好き


買い物を終え、帰宅に入った。
信号待ちで前にいた車は、わたしと同じ右ウインカー。

信号が青になりゆっくりと右折。
ここまでは特に何の問題もない。

100mほど走行し、メーターを観た。速度は40キロ。
道路標識には50のマーク。
ン~、ちょっと遅いなぁ…と独り言文句(苦笑)
でもまぁ、徐々にスピードを上げてくれるよね。

ところが、一向に上がらない。いつまで経っても40キロのまま。
サイドミラーを覗くと、わたしの後ろには4~5台が連なっていた。

こういうときって、どうにもならないよね。
前の車が右左折してくれるまで、ず~っと一緒。
どこかで、何かのタイミングで追い越しをすればいいのかもしれないけれど、走行していた道は追い越し禁止で、対向車も多い。

途中ドラッグストアへ寄るために、わたしは40キロ走行から離脱?(w)したけれど、後に連なる車の数はもっと増えていた。

結局、あの車はどの辺りまであの走り方だったんだろう。
制限速度を守ることは大事だけれど、あの走りでは後続車の運転手がイライラするだけじゃない?それこそ、短気な人なら煽り運転にもなりかねないと想うのよね。

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        常くんの寝姿
        警戒心、全く無しヾ(=^▽^=)ノ


我が道を行くタイプの人って、悪いことをしている訳ではないけれど、他の人のお邪魔様になっていることを、気付かない?何とも思っていない?


「おかぁもさ、制限速度を守る派だけど、それって時と場合があるからね」

暗黙の了解でスピードを出せる道があったりする。
その道でチンタラ走っていたら、追い越しする車が増えて事故になりかねないと、注意されたことがあった。


スピードの出し過ぎは事故の元だけれど、イライラ走行も危ないよね。
臨機応変ではないけれど、わたしも気を付けなきゃ。

人の振り見て我が振り直せとは、善く言ったものよね。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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