にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳・常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2023年12月

「もう少しいてほしい」認知症の母が発したワード

2023.12.26(火)

施設にいる、母美代さんの面会に行って来た。

車椅子を押されてやってきた美代さんは、涙目になっていた。

「美代さん、悲しいの?」

「…嬉しくてもなげるものなんだ…」(泣ける)

わたしが面会に来ていることを知り、嬉しくて涙が出たのだと。

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いつものようにわたしの名前は出なかったけれど、上の娘だと言ってくれた。
じゃぁ下は?と訊くと、妹の名前はすんなりと出た(なんか悔しい…笑)

孫が居ることはわかっていたけれど、やはり名前が出てこない。
4人居るんだよと教えると「4人もが?」

ユカ・サキ・ミホ、そしてユウキと名前を連ねると、最後の名前が男の子だったので「ボンズも居るのが?」(ぼうず)

ミホとユウキに関しては、父の葬儀以来会っていない。
この間に認知症が進んだことで、名前はおろか存在さえもわからなくなっているのだと思う。

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美代さんは肌がキレイだ。
これは昔から言われてきたことで、90歳の今もシワが少なくツヤツヤだ。

「美代さん、肌がスベスベでキレイだね。皆様方からも言われるでしょ?」

キレイだと言われたことに少しはにかみ、ニコッと笑みを浮かべて「うん」

女性は、何歳になっても綺麗と言われると嬉しいもので、認知症ではあっても、褒められていることは認識できていた。


今日の美代さんはいつもよりもハッキリとしていた。
思ったことをなかなか言葉にはできなかったけれど、それでも一所懸命話そうとしてくれた。

面会時間は15分と決められているので、そろそろ帰ることを告げた。
と、悲しそうな顔になり「…もう少しいでくれ」(居てくれ)

もう少し居てくれ。
これまでの面会では聞いたことのなかったワード。
昼食の時間も迫ってきているようだったので「バイバイ、また来るからね」


これまでは、何を訊いてもオウム返しだった美代さんが、今日は自ら言葉を発してくれた。
いつもと違うことで、何かの前触れ?…とは思いたくない。

美代さんの部屋で、ボーっとしながら過ごす。
そんな日は、いつになったら来るのかしらね。


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車のバッテリーが上がったら、さてどうする…?

2023.12.25(月)

今朝7時半過ぎ、出勤前の次女がやってきた。
車が動かないのでブースターケーブルを借りたいと、慌てて持って行った。

(長女が20代の頃に車のバッテリーが上がったことがあり、その際にブースターケーブルを購入していた)


自動車はガソリンさえ入っていれば動く…などとは想っていないけれど、バッテリーが上がると車は動かなくなるということを、運転している人たちはどれほどの割合で知っているだろう。


古河時代、エンジンをかけようとしても、うんともすんとも言わない車に右往左往したことがあった。
夫が出勤した後で、わたし一人で何としよう…もう、今日は仕事を休むしかいかぁと、思いあぐねた。

と、住んでいる借家のはす向かいにあったのは、なんと自動車修理工場。
ラッキー!と言わんばかりに、お店の方からブースターケーブルを繋いでもらい、なんとか動いた。

でも、これはあくまでも応急処置。
バッテリーは充電すれば使えるけれど、年数的には交換の時期に入っているとのアドバイスで、結局はバッテリをー買い替えることに。

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「お義母さん、この車4WDじゃないですよね?よく乗っていられますね」

婿殿からタイヤ交換をしてもらった際に言われたけれど、今乗っている車は古河時代に買った中古の軽で、4WDでも寒冷地仕様でもない。

実家に戻ることを想定していなかったので、年末年始を実家で過ごすくらいなら平気…との意識で買った車。

「おかぁも、バッテリーが上がらないように、たまにはエンジンをかけた方がいいよ」

長女からも心配されるけれど、取り敢えず週に2回は動かしているので、たぶん大丈夫かと(う~ん)。

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夫の遺言は「オイル交換をこまめにやるように」だったけれど、男手のないわが家では、わたし乗るだけの人…では済まされないのかもね。


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光熱費を心配して体調を崩す…それって本末転倒?

2023.12.24(日)

光熱費を抑えるために、日中は石油反射ストーブだけで我慢していた。

昨夕、長女が帰宅し「寒いね、なんでエアコン点けないの?」と。

「だって、一人だし電気代が勿体ないでしょ」

「いやいや、それで具合悪くされても看病できないよ」

「え~?看病して頂戴よ~」

「無理!自分のことで精一杯」

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            半目開き?


無理!と言っていた長女だったけれど、彼女は案外優しい。
昔から、どちらかと言えば大黒柱タイプで、細々としたことに一々気を廻すことはないけれど、、ここぞと言う時にはしっかりとやってくれる。

仮にわたしが寝込んだとしたら「だから言ったでしょ!」などと言いながらも、ちゃんと面倒を見てくれるはず(多分…)

でも、だからと言って簡単に甘えるわけにはいかない。
ということで、今日は石油反射ストーブとエアコン使いで、設定温度を下げて使っている(意味のない抵抗?)

せっかく炬燵を出しているのだから炬燵に入ればいいのかもしれないけれど、腰痛持ちの座椅子は姿勢に善くないということで、整体の先生に禁止されている。

それに、炬燵は電気を入れずに電気毛布の微かな熱でにゃんズの巣と化しているため、人間は遠慮気味(苦笑)。
どうしても温まりたいときには「ゴメンね~、電気入れるよ~」と声掛けをしてから入ることにしている(にゃんズファースト?)

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節約をすることは悪いことではないはず。
でも、それで体調を崩して病院通いになってしまったら、本末転倒。

いざとなったら娘たちがいると思いつつも、まだまだ面倒を見てもらうような年齢ではない…そう思いながら老体に鞭を打つ?(笑)

寒さはこれからが本番。
でも、年末年始は暖かいらしいので、光熱費の心配は一旦回避できそうね。

※ 温風ヒーター1台使いの方が、暖かくて節約になるのかしら…?


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人間の常識と、ゴミあさりをした猫の内視鏡検査

2023.12.23(土)

1年が経つのは本当に早い。

昨年の今頃は、桐ちゃんの腎機能低下で通院が始まった。
その少し前には、母美代さんの発熱と下痢で入院があった。
12月は、わが家には何かしらの事件?が起きる。


ノラの常くんを捕獲し、わが家の家族として迎え入れたのが3日。
翌4日には、去勢手術・ウイルス検査・ワクチン接種・駆虫薬塗布を済ませている。

常くんは外が恋しくて、毎朝大声で鳴き窓から外を窺うのがルーティーンになっていた。それでも日が経つにつれて、家の中が一番良いのだと思ってくれれば、そんな風に想っていた。


事件が起きたのは20日。
夕方6時頃のこと、ゲェーゲェーの音。
嘔吐していたのは常くんで、吐しゃ物の中にチ〇ールの噛み切れが混じっていた。

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   嘔吐は計5回で、吐き出した袋の残がいは4回出た


21日、朝一で動物病院を受診。
全身麻酔で内視鏡検査を受け、十二指腸まで調べてもらい、中に残っていた残がいを全て取り除いてもらった。

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胃の中をキレイにしてもらい帰宅し、翌日には点滴を受けた。      


普段は蓋のついているゴミ箱に捨てているけれど、たまたま何気なく捨てたのは蓋のついていないゴミ箱だった。

仔猫の頃から室内猫として暮らしてきた桐ちゃん・青くんは、ゴミ箱をあさることはなかったけれど、常くんはついこの間まではノラで、食べることに必死の世界で生きてきたはず。
そして、そんなことは百も承知だったはずなのに、ゴミ捨てのことまでは神経が行き届いていなかった。


昨夕には元気な常くんに戻り、いつも通りにゴハンを食べてくれ、便も出た。

ゴミ箱のことは、琴ちゃんを譲り受ける際にも、保護ねこ施設から言われていた。

ノラは生きるためにはどうしてもゴミ箱をあさってしまうことがあり、過去にはシンクの生ごみをあさり、排水口ネットを飲み込んでしまったコもいたと。


人間の常識は、動物には通用しない。
最期までみる覚悟で迎え入れたのだから、親(継母だけれど)としてしっかりしなければ。

常くん、苦しい思いをさせちゃったね。
本当に、ゴメンね。


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母親の生き方に影響を受ける?

2023.12.21(木)

整体院へ通い始めて、昨日で6回目。

「5回を終わらせる頃には何かしらの変化が起こるのですが、まやさんの身体は厄介ですね。かなりこじらせたようですね」

「はぁ…。でも、薬を飲む時間がかなり空くようになりましたから、それが変化だと思うのですが…」

「そうですねぇ…」


わたしの身体は厄介で、こじらせているらしい(苦笑)。
なかなか改善しないことで、整形外科医もヤキモキしていたくらいだから、整体の先生が言うことも納得。

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現在特養にお世話になっている、母美代さん。
まだ認知症の症状が出ていなかった頃に、膝が痛いと整形外科を受診。
変形性膝関節症と診断され、膝に溜まっている水を抜くと良くなると言われたそう。
でも、注射が苦手な美代さんは、その処置を断り痛み止めと湿布の処置にしてもらったそうだ。

古河でわたしと暮らすようになってから受診した整形外科では、手術という選択もあると言われた。
80歳半ばを過ぎ、認知症を発症した状態で手術という選択肢はないと、わたしの判断。その時も痛み止めと湿布のみにしてもらった。

認知症になる前に手術をしていたなら、もっと歩けていたかもしれない。
そして、もしかしたら認知症にならずに済んだかもしれない。
と、今更こんなことを思ったところで後の祭り。

わたしも、もっと腰を大事にすればよかった。
騙しだましで使ってきたけれど、まさかね、こういう結果になるとは思いもしなかったもの(苦笑)。

この冬を超したら、1年前のように颯爽とウォーキングができるようになっているのかしら。
でも、そういう希望を持たなければ、いつまで経ってもズルズルとしそうな気がするし(笑)

美代さんがやってきたこと・やらなかったことを参考にしながらも、自分のペースをは守っていきたいヮね。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と4にゃんズとの6人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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