にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2023年03月

超古古米 ご飯を美味しく食べるには?

2023.3.31(金)

超古古米。
わたしが古河で食べていた米だが、一人では食べきれず、先一昨年の米がまだ残っている。
見ないふりをして、他の精米していた米を食べていたが、捨てることはできずにそのままにしていた。

昨日、新米と半々のブレンドで炊いてみた。
洗米の時点から黒いカスのようなものが浮き上がり、いかにも「古米です」と主張されている感じが(笑)
新米の影・・・薄いなぁ(苦笑)

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    左が古古米 新米と比べ色と粒のバラつきが目立つ

水の量を少し多めにし、スイッチオン。
しばらくすると蒸気があがり、その臭いが、これまたいかにも古米。
食欲をそそるような匂いではなく、極端に言えば「ウッ」と嘔吐を引き起こしかねないような臭い。

炊上り、よーく混ぜたものの、粘り気はなくバラバラ。
お箸で持ち上げても、粘り気がないので口に運ぶまでに落ちる(苦笑)

いざ実食。
臭いは・・・まぁ、あるヮよね。
味は・・・そりゃぁ新米には劣るヮよね。
まんまでは食べにくいので、海苔で包んで手巻き寿司風にし、なんとか食べられた。

○●○●○●○●○○●○●○●○●○○●○●○●○●○○●○●○●○

わが家では、朝食に米は食べない。
夜ご飯も米は食べずにお味噌汁(スープも含め)とおかずのみ。
となると、米を食べるのは昼食で。
そう、炊上ったご飯のほとんどはわたしのお腹へ。

5.5合炊きの炊飯器で一度に5合炊き、一膳ずつ冷凍。
普段から、米を食べる際はキムチ納豆に卵を加え、混ぜ混ぜに。
栄養価もあるし、ボケ防止にもなるキムチ納豆。
それに食材として優れている卵を加えるのだから、最強の食べ物?
こういう食べ方をすると米の臭いよりもキムチ納豆の方が強くなる(笑笑)


「初めから炊き込みご飯にしてみれば?」

長女から提案された。
炊き込みご飯の時は、夜でも米OKの長女。

でも、粘り気がないので具材を入れたら更にバラバラになるような気も。
やはり、新米を加えないと食べられないかもね。
いっそのこと、チャーハンにするか。
そう、バラバラを利用してパラパラチャーハンに(なるかな?)

あらゆる食材の値上がりで、家計のやりくりは大変。
生活費の中で、電気代だガス代だとは言っても、一番かかるのは食費。

「食べないわけにはいかないからね」

次女がぼやいていたけど、その通りよね。
米の消費量が少ないわが家だけど、それでもなければ困る。

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母美代さんは米が大好きで、三食必ずと言ってよいほど米。

「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」

フランスの、王妃マリーアントワネットの名言と言われていますが、美代さんの場合、米がなかったらパンで我慢できたのかは疑問。
パンはおやつみたいなもので、お腹の足しにならないと言い、滅多に食べることはなかった。
(因みに、この名言はマリーアントワネットの残したものではないそうです)

超が付く古古米。
残っている分も、しっかりと頂きましょう。


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長女として、跡取り娘としての使命

2023.3.30(木)

腰が痛~い。腕が痛~い。
と言うわたしに「じゃ、やらなきゃいい」と軽くあしらう長女。
そうよね。やらなくて済むのならね。

実家に戻ったのは昨年の6月。
その時点でジャングル?と想われても致し方なしの庭の草取り。

今年は少しでも早くと思い、先週から始めた。
雨や風が強い日は避けたく、比較的晴れて風のない日を選びながら。

除草剤を撒けば?と言われる。
それもアリだと思うけど、取り敢えずは手作業で頑張ることに。

昨日の作業中に、シルバーカーを押した老婦人に声を掛けられた。
見覚えのあるお顔だったが、名前はすぐには思い出せなかった。

「草取りすかぁ、今からやればキレイになりますもんね。お父さんもお母さんもよくやってましたよ」

「わたし、何にもできなくて。せめて草取りくらいはと思って・・・」

「お姉ちゃんの方ですよね?」

「わたしですか?そうです」

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40歳からの22年間の関東暮らしで、この街でのわたしは忘れ去られた存在だと思っていたが、わたしを憶えていなくても、年齢からするとこの家の娘だということは理解してもらえるようだ。

それにしても想う。
父にしろ美代さんにしろ、この街に馴染んでいたんだなぁ。
まぁ、80年も住んでいたら、当然と言えば当然か。

父が亡くなったことは知られているが、美代さんの姿が見えないと「どうしていますか?」と訊かれる。
うざったいと思うこともあるけれど、それだけ根付いているということなのだろうね。


親が残してくれた土地屋敷。
屋敷と呼ぶには程遠いが、雨風は十分に凌げる。

死ぬまでこの土地にいるかはわからない。
もしかしたら、また違う土地で生きるかもしれない。
それでも、この家を守っていくのが、わたしの使命なのだろうね。


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見ず知らずの人から声を掛けられた その時の反応は?

2023.3.29(水)

昨日、墓参りを済ませた後、火曜日恒例の次女とのウォーキングへ。
場所は八幡平市立運動公園。

歩き始めはわたしたち母娘だけだったが、2週するくらいから徐々に増えた。
一組のご夫婦と思しきカップル(古い?笑)が、わたし達の100mくらい先をご自分たちのペースで歩いておられた。
70代後半くらいに見えたけど、実年齢は判らない。

追い越す際に「こんにちは」とお声掛け。
妻様の方はすぐに「こんにちは」と返してくれたけど、夫様は無視。
聞こえていないのかな?と思い、再度「こんにちは」(しつこい?笑)
低い声で「こんにちは」と返してもらえた(苦笑)

平日の午後のウォーキング。
働いているのであれば、休みの人でなければできない。
歩いていたのは、ほぼ70代以降と見えた。

歩を進めていくと、前には男性がひとり。
やはり追い越す際に「こんにちは」
と、この男性はキョトンとした感じでわたしたちを観、かなり低い声で「こんにちは」

古河でウォーキングをしていた際も、男性は無視や渋々の返事だった。
まぁねぇ、見ず知らずの人から声を掛けられたら「はぁ?」となるわよね。でも、お互いに目的はウォーキングなのだから、そんなに警戒しなくてもいいんじゃない?
それに、自分より年下の異性に声を掛けられたら、わたしなら嬉しいと思うけどね(笑)

先週、草取りをしていた時は、下校中の中学生と通りすがりのサラリーマン風の方から「こんにちは」
ずっとしゃがみっぱなしで、疲れた~と思いながらの作業。
たとえ見ず知らずの人からであってもとても嬉しく、作業用の帽子を目深に被っていたので、顔が見えないのは失礼と思い、ワントーン高い声で「こんにちは」(笑笑)

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声掛けは、時に不快に想うことも。
27日、ねこ娘の桐ちゃんの補液で受診。
帰り道、買い物をするために、とあるスーパーへ。

ペット用品のコーナーで猫砂を物色中「かわいいな」と。
声を掛けてきたのは、60~70代の男性。
いきなりかわいいと言われ、それこそ「はぁ?」

「その着ている服、猫みたいでかわいいな」

「はぁ・・・」

・・・服?服のことかい!(笑)
まぁね、いくらマスクをしていたとは言え、20代30代には見えないわよね。かわいいと言うのはわたしのことではなくてセーターのこと(苦笑)


知らない人に声を掛けるって、ある意味では勇気が必要。
同じ様に掛けられた方も「なんだ!?」と、なるのかもしれない。

ウォーキングの際の「こんにちは」や「お疲れ様」は、まだ許せると思うけど、全く関係のないシチュエーションでの声掛けは、できるだけ慎重にする方が宜しいのかも。


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亡くなる日を選べるのなら、寒い時期は避けたい・・・

2023.3.28(火)

東京の桜は、今週末までが見頃だとか。
八幡平市の桜は、まだつぼみ。
でも、遠目ではありますが、薄く色づいているようにも見えるので、確実に開花の準備をしているのでしょうね。

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夫がガンで亡くなったのは、14年前の今日。
街路樹が花を咲かせていました。

その当時、入院先で同室だった方のご家族・高校生くらいのお嬢さんの服装を観て、少々違和感が。
半袖ブラウスにレースのカーディガン。薄いひらひらとしたミニスカートを穿き、足元を見れば素足にサンダル。

寒くないのかな・・・。
絶対寒いよ・・・。
あんたたち、できる?
無理無理。

ファッションは我慢といいますが、あまりにも強烈な印象で、当時23歳と28歳だった娘たちと、小声で話した記憶があります(苦笑)


関東で桜の季節に亡くなった夫ですが、葬儀はここ八幡平市で。
まだまだストーブが必要な時期。

「じいちゃんもだったけど、おとぅも寒い時期に死んじゃったね。葬儀を出すわたしら家族のことを想ってほしいよね」

自由奔放に生きた人で、想い残すことはない・死ぬことも怖くないと言っていましたが、最期も突然でした。
夫らしいと言えば、らしいのかな?
娘たちの愚痴に、同感しています(苦笑)

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火曜日は次女が勤める歯科医院は休診日。
春休み中のマナくんと3人で、お墓参りをすることに。

本来であれば、午前中に済ますのが善いのでしょうね。
でも、次女の都合もあるので午後から。
形式ばったことに拘らない人でしたから、午前だろうが午後だろうが気にしないはず。

「お、来てくれたのか」

くらいな感じで笑ってくれるでしょう(苦笑)


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老衰の域・89歳の母と、ピンピン・97歳の独居老人 

2023.3.27(月)

母美代さん、24日(金)にショートステイへ短期入所。
その日の夕方に、施設相談員さんから着信。
昼から夕方にかけて、またもや発熱。
今回は37度台の前半と高熱には至らず、食事も全量摂れているので医務の判断で様子観をしますとのこと。

あれから連絡がないので、解熱したのかな?たぶん。
頼りがないのは元気な証拠・・・と、思っていたら電話が。
土・日は37度台までは上がらず、食事も全量摂れていると。
このまま様子を観ながらお預かりします。と、この前と同じ内容。

どこかに痛みや苦しさを訴えていますかと質問。
特に何も言っていないとのことなので、わたしも心配はしないことに。

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母美代さんが受診している市立病院。
担当医師は比較的若い。
美代さんの症状についてを、何かにつけて年齢から来るもの。とか、老衰の域に入っているから。と言う。

美代さんは89歳。
来月の誕生日で90歳になる。
確かに、世間一般で観れば老衰なのだろうね。

2~3日前に、近所に住むKさんを見た。
家の中からだったが、間違いなくKさん。

Kさんのことはこのブログでも何度か記している。
現在97歳で独り暮らし。
お子様には恵まれなかったようで、夫様とは死別。
亡くなられて何年になるだろう・・・わたしがまだ茨城に引っ越す前だったかしら?だとしたら、もう20年以上も前になるヮね。

姪御さんがいるのは知っていた。
わたしも面識はあるが、そう度々は来ていないように見受けられる。

そのKさん。
いつもながらに背筋を伸ばし、杖も使わずにサッサと歩を進めていた。
歩く速さは、わたしとかわりがないのではと想うほどで(驚)この様子を長女に話したところ、

「おかぁ、Kさんを普通だと思ったらダメだよ」

まぁ、確かにねぇ。
97歳で、あんなにスタスタ歩く人って、そんなにはいないと想う。

「妖怪だよねぇ」

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老衰の基準と年齢は?
検索してみると、
厚生労働省は「死亡診断書記入マニュアル」で、老衰の定義を「高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死」としています。

老衰死の年齢的な目安はなく、老衰死か否かの判断は医師によって分かれます。強いて言うならば、死亡時の年齢が90歳以上であれば、老衰死と判断する医師が多いようです。
https://www.bestfirmgroup.jp/zenkoku-sl/kanaeru-note/health/rousuitoha/


年齢で言えば、Kさんも確実に老衰の域。
健康寿命が大事とは言うが、ことKさんに限っては関係のないことなのかも。そして、ある日突然ピンピンコロリ。
本人は死んだことも判らずに天に召される・・・そんな風に想ってしまう(苦笑)


願わくば、美代さんも苦しまずにコロリと。
ピンピンではないけれど、いつかは来るその日は、穏やかに眠るようにと願っている。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と4にゃんズとの6人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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