にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒ちゃん4歳。常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2022年11月

特別養護老人ホーム ユニット型派?多少室派?

2022.11.30(水)Ⅱ

昨日の長女は友人と外食をするということで、帰宅は20時頃だった。
美代さんの下痢騒動を話すと、道理で部屋が臭うと思った・・・と。


外食は、介護施設で働くSちゃんとだったと教えてくれた。
そのSちゃんと、介護のことで色いろと話をしてきたらしい。

認定調査後は、介護度が4あるいは5になるのではないかという話をしたそうだ。
八幡平市では、特養入所は3では難しく、やっとチケットが手に入る状況になるねと。

「ユニットだと一人部屋なので、施設によってはポツンと部屋に置き去り状態にしている所もあるらしいよ」

Sちゃんはサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に勤務しているそうで、サ高住の善さを話し始めたそうだ。

自分の所のサ高住では広間で過ごさせているため、ポツンと一人になることはなく、皆でワイワイしているので、刺激にもなり楽しく暮らせているようだと。
そういう面では、多少高くてもサ高住を選ぶ人が増えている。特養を選ぶのなら、人の出入りの多い多床室も考えてみてはどうかと言われたらしい。

この話を聞き、長女は多床室の方が賑やかで刺激にもなるのではないかと。

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「おかぁは、チケットが届いても、ギリギリまで在宅に拘るって言ってるよね」


ギリギリ・・・。

「あのね、自分のギリギリがどの状態なのか、判らないのよ」

「わたしから観たら、既にギリギリになっているけれどね」

「・・そう見えるんだ・・・」


加須市の特養入所では、余力が残っての入所だった。
その罪悪感があるから在宅に拘ってきた。

「離れて暮らしてさ、罪悪感を面会に行くことの優しさに換えてみたら?」

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口下手で、人と話すことが苦手な美代さんにはユニット型の方合っていると思ってきたが、Sちゃんの話で、傾眠が続き自分が何処に住んでいるのかも判らなくなっている状態では、ユニット型・多床室と拘らなくてもよいのではないかと思い始めてきた。

ギリギリの状態にあると想われている介護。
ユニット型に拘らず、多床室も含めて、そろそろ特養探をしをしてみようか。


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フン闘・・・出物腫物ところ選ばず

2022.11.30(水)

昨夕、デイ送迎スタッフからの報告。

「帰り際にパッドの確認をしたところ、下痢をしていてズボンを汚してしまいました。早めに気付かずにすみませんでした」


家での美代さんは、起きているときは「ウンチ出る」と教えてくれるが、デイでは一切言わないのだそう。
デイスタッフに気遣っているのだろうか・・・。
何故、デイでは言えないのかと、首をかしげてしまった。


下痢ということで、夕食はお粥に梅干しのペーストを混ぜた食事にした。
半分食べた辺りにもじもじし始めた。
いつもなら「ウンチだ」と教えてくれるのに、昨日は何も言わない。

「ウンチ出るの?トイレの支度するからちょっと待って」

でも、時はすでに遅しで、部屋は下痢特有の臭いが漂い、挙句はオシッコで床に水たまりができていた。

座ったままでの便はお股の陰部を塞いでしまう。
それに伴い、オシッコと下痢が混じった状態で肌着やズボンまで汚れ、車椅子の座席は汚水で変色してしまった。

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昔を思いだした。
次女を出産後のオムツ交換の際に、大量の便が出ていた。
オムツを開いた解放感からか、次女は元気に脚を踏ん張り、わたしの手共々ウンチまみれに(泣)
誰かに手伝ってもらいたいと思い、大声で家人を呼んだが、来てくれたのは妹のソノコ。

「お姉ちゃん、母親でしょ。いちいち誰かを呼ばないで」

手伝ってくれることもなく部屋から出て行ったが、その後一緒に居るはずの美代さんが来てくれることはなかった。

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誰かに手伝ってもらいたいと想いながらも、何とかオムツ交換と着替えを終えたときに、美代さんから出た言葉が、

「こんなどぎ、アッパがいでくれだらな。アッパどごさいるのよ?」

美代さんは母親が亡くなっていることを理解しておらず、このときは完全に子ども帰りをしていたのだろう。


デイではウンチが出ると言わない。
昨日は家でも言わなかった。
こうやって、段々とできることが少なくなっていくのだろうね。

帰宅した長女に、事の顛末を話した。
次回に載せます。

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自分の名前が出てこなくなる・・・それも致し方なし

2022.11.29(火)Ⅱ

起き掛けの美代さんは調子が善くない。

「美代さん、自分の名前、名字から言える?」


普段から母のことを名前で呼ぶので、これまでのデイケやデイサでも同じ様に名前で呼ばれていた。
八幡平市に戻ってからもそれは変わらない。
自分の名前はすんなりと出てくるものと思っていた。


名字を言おとして、旧姓と婚家のどちらなのかを悩んでいた。
ひたすら二つの名字を口にし、名前のことはすっかり飛んでいた。
結婚して夫の籍に入ったら、名字は代わる。でも、二つもアリですものね。

「ねぇ、名字はもういいよ。名前、言える?」


認知症は、一度に複数のことを理解することが難しい病気。
名字で悩んだ美代さんは、名前のことを言われても処理しきれなかったようで、結局名前は出ないまま。

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朝は、娘のわたしのことも分らなくて、妹だの他人の誰それさんだと言う。
これに関しては致し方ないことだけれど、せめて自分の名前はねぇ。

寝起きの調子の悪さが続いたら、いつかは「わたしは誰」になるのかしら。
そんな日が来ないことを願いながら「美代さん」と、呼び続けるのでしょうね。


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ふるさと納税の返礼品・・・え?すき焼きはできないの!

2022.11.29(火)

ひと月ほど前に、長女がふるさと納税をしました。
自治体は、少しお騒がせ?だった泉佐野市。

金額は教えてもらっていないのでわからないけれど、返礼品に選んだのはお肉。
スマホで確認し、あれこれ迷った末に決めたのが、これ。

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一番上にあったものを見て、「あら、意外といい肉じゃない」と、喜んだのは束の間のこと。6パックのうちの半分は、脂身が主体(苦笑)

実はわたし、脂身が苦手なのです。
肉料理の際は、なるべく脂身の少ない赤身肉を選びます。
でも、下の方に隠れていたりする脂身もあるわけで、その部分はみじん切りにするか、量が多い時は申し訳ないけれど捨てます(幼い頃に脂身で嫌なことがあり、トラウマに)

「わたしやサキは脂身は平気だけど、おかぁは食べられないでしょ。この脂身の多い一つは、サキへあげるか」

1パックはサキにあげることにしたようです(優しいお姉ちゃんだね)


すき焼きができるかな!と、想ったのですが、説明書には、
”すき焼き・しゃぶしゃぶでのお召し上がりはお薦めしておりません”

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あ~ら残念(笑)
レシピが付いてきたので、取り敢えず牛丼かチンジャオロースあたりが無難かな。


生活費・食費は長女と折半。
でも、食事の支度は100%母親のわたし。

長女の税金対策のふるさと納税。
支払いは長女だけれど、料理をするのはわたし。

ゴチになります(笑)

※ 我が家には冷凍ストッカーがあるので、賞味期限までは十分に保てるのですが、脂身を取り除いたらけっこう少量になるはず。
期限前になくなりそうですヮ。


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疲れない身体と、年齢からくる痛みとの闘い

2022.11.28(月)

はぁ~、疲れた…(頭痛がする)

清掃の仕事。
たった2時間半なのに、何故こんなにも疲れるのだろう。


今より若い頃。
40~50代前半の頃は、工場勤務をしていた。
出来高制で、もらった作業内容をいかに早く仕上げるかを考え、工夫しながらやっていた。そして、同じ作業内容をもらった人よりも、とにかく早く仕上げ次の仕事をもらうことを考えていた。
そう、自分の頑張り次第でお給料が決まるのだから、とにかく時間との勝負だった。

そんな中で、マイペースを崩さず、ともするとそれでいくらになるの?みたいな感じで仕事をしている先輩がいた。
わたしより10歳上の先輩。その先輩曰く。

「疲れなければいいのよ~」

あのときは疲れを感じている暇などなかった。
食べていくためには人と同じではダメ・人よりも少しでも多くこなさなければ・・・そんな想いでがむしゃらだった。

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今の仕事は時給。
時間内に終わらせることを考え、ペース配分を決めながらやっているが、それでも疲れる。
「疲れなければいいのよ」と言っていた先輩の言葉が、この年になって身に染みて分かる(苦笑)

腰痛・肩首のコリ・へバーデン結節・右足首捻挫の後遺症・・・かもしれない痛み。
年を重ねるということは、身体のあちらこちらにガタがくるということね。

でもね、寝込んでなどいられないから。
鎮痛薬を飲んで、ガンバしなければね。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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