にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒ちゃん4歳。常くん4歳。連くん2歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2021年09月

人生は、選ぶ運命で大きく変わる・・・?

2021.9.25(土)

自分はどんな使命を持ってこの世に生まれてきたのか。
自分の存在意義は何なのか。

チョット哲学的ですね。

親は子を選べない・・・子も親を選べない・・・。
ん~でも、世の中どんどん進化しているから、この先は優秀な遺伝子や細胞を選ぶことができるようになるのかしら。

もしもわたしが両親を選べたとしたら、亡き父と美代さんを選んでいたのかしら。それとも二人の元に生まれるという運命だったのかしら。

子や親を選べないのは宿命だと。
運命は自分で選択できるが、宿命とは自分で選択できないものだと、昔読んだ本に載っていた。
だとしたら、両親の元に生まれてきたのは宿命ということになるわけね。

わたしが美代さんと暮らすことになったのは、その運命の選択をしたからで選ばない方法もあったはず。でも、わたしはそれを選んだ。
そして、特別養護老人ホームに入所させる際も選択したのはわたし。

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人生は選択の連続でできているように思う。
T字路・三叉路と、選んだ道次第でその先の人生は大きく違ってくると思う。

美代さんの介護をすることになったのも、特養に入所させたのもわたしが選んだ運命で、美代さんが選んだわけではない。

わたしの存在意義は、親の介護と最期を看取ること・・・。


人生は一度限り。

これまでには、間違った選択をしたこともあった。
でも、これからの人生はできれば間違えたくはないが、それでも間違うこともあると思う。
その時は軌道修正ができる範囲であることを願いたい(苦笑)

わたしの人生。
わたしのこれからは、選ぶ運命で決まる。


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88歳。特養で受ける、介護認定調査

2021.9.24(金)

母美代さんが入居している特別養護老人ホームの、ケアマネから電話が入りました。

「本日午後から認定調査があります。ご本人様とご家族様からお話を聞くことになっていますが、急なことですので、こちらで対処してもよろしいでしょうか?」

・・・え?いきなりね・・・

「急なことではありますが、ご家族様が同席頂けるのでしたなら、緊急事態宣言中ではありますが可能です」

母とは暫く会えていない。施設内に入れるのかと訊いてみると「ハイ」という返事だったので、同席をお願いした。

施設のロビーで久し振りに会う美代さんは、散髪した後のようで髪が短くカットされていたが、後頭部の白髪の量が増えていた。
(前回の面会は8月1日)
いつものように「わたしが誰だか解りますか?」「わかります。まやです」
何故か敬語(苦笑)

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調査員とのやり取りが始まった。
名前は言えたが、ニコニコしながらも生年月日と年齢は最後まで言えなかった。
春夏秋冬。季節に関しても答えられず、冷暖房完備で季節感が無いのだから致し方無しよね。
住んでいるここは何というところか判りますか?病院だと思いますか?
この質問には、役場のような所と。
病院ではないし自分の家ではないことは判っていたようだが、介護施設の名前は出てこない。当然よね、名前を教えてはいたけど1回2回聞いたところで忘れてしまうもの。
でも、公共的な場所であると答えたことを、調査員さんもケアマネさんも褒めてくだった。

腕上げやグー・チョキ・パー、膝上げも年齢的にはできているほうで、凄いですねとこれまた褒められた。ただ、完全車椅子になったことで、椅子やベッドへの移乗は独りではできず介助が必要で、車椅子も自分で動かすことはできず、場所を移動したいときは挙手をしているらしい。

トイレもバーにつかまり立つことはできるが、ズボンの上げ下ろしは完全に介助。そして、これは驚いたことだが、用を足した後トイレットペーパーは使わせずに蒸しおしぼりで拭きとるのだそうだ。
独りで用を足せる入所者以外は、ペーパーは使わせないらしい。
入浴は、デイサービス利用時は前側は自分で洗っていたようだが、今は独りで洗うことはないようだ。

目と耳に関しては良く見え良く聞こえるので、職員さんとの会話はスムーズらしい。
調査中に、自分のユニットのスタッフが通ると目で追うシーンがあり、一緒に居る人だとの認識はできていた。

周りにある田んぼの稲刈りが済んでいた。
コンバインが動いている様子を見せてもらったようだが、すぐに飽きてしまったらしい。
土と共に生きてきた美代さん。
生まれ育った土地の風景に似ていたことで選んだ特養だったが、田んぼや野菜作りに関しても興味がなくなってしまったようだ。

88歳の美代さんは、二人の医者から長生きの太鼓判を貰っている。
ケアマネさんが手相を見ると、生命線が2本並んでいた。
これは長生きする手相らしく、よく食べる美代さんは本当に100歳まで長生きしそうで、わたしの方が先に逝くかもしれないと言うと、涙目に。

美代さんは20代半ばで両親を亡くしている。
「親の分まで長生きしなければね」ケアマネさんの言葉で完全に涙が溢れ「ウッウッ」と嗚咽。
何歳になっても、若くして亡くなった親のことを不憫に思い「親の事を言われると泣けてくる」と。


最後にユカ・サキ・ハヤブサくんが写っている写真を見せたが、誰なのか判らなくなっていた。
これはユカでこっちがサキ、そしてこれがひ孫のハヤブサくんだよと教えたが、ハヤブサくん関しては完全に忘れていた。
ユカには4月に会っているが、サキ・ハヤブサくんは昨年のお盆が最後だから仕方がないか。

「11月か12月にはサキが面会に来てくれるから、それを楽しみに待っていてね」

駐車場近くまで見送りに出てくれた美代さんへ、又来るからね元気で居てねと。ケアマネさんへも丁寧にお礼を述べて施設を後にした。

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ケアマネさんがおっしゃっていた。
入居して暫くは笑うことがなかったが、最近は良く笑うようになったと。
そしてたまに、家のことが気になるので帰りたいと言うらしいが、駄々をこねる訳ではなく話を変えると忘れてしまうらしい。

現在要介護3。
一般的には入所すると介護度は上がると言われたが、果たして結果はどうなるのか。

終の棲家となるかは、わたし次第。
わたし自身のこれからを、しっかりと考えなければ。


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ワクチン接種の有難みと、面会を心待ちにする孫娘

2021.9.23(木)

今月いっぱいで、緊急事態宣言が解除になる・・・らしい?ですね。

美容室に行ってきました。
7月まで担当だったTさんが家庭の事情で退社され、その後を引き継いでくださったのは店長さん。
でも、お名前を存じ上げないまま施術が始まり、

・・・ま、いっか。後でTさんに訊いてみましょ・・・

店長さんは見た目30代後半で、ワクチン接種の2回目が来月の中頃とのこと。11月に2年ぶりに実家へ帰省する予定だとおっしゃっていた。
ワクチン接種を受けることで、取り敢えずは安心して会えることになるわけで、ご家族も楽しみにしているのではないだろうか。

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     顔を隠して寝るのが可愛いヾ(=^▽^=)ノ

お盆帰省の際に、わたしの管理が不十分でブログが閲覧できなくなった日があった。
この時、わたし自身も何が起きているのかが判らず、地元のパソコン店に電話をした。内容を話し帰省中で急いでいることを告げると、

「そのような内容は取り扱っていませんが、それよりも県外の方はお断りします」

簡単に断られた。
田舎町では、感染する怖さよりも感染後の噂や評判の方を気にする方が多いのかもしれない。
この話をこちらでお世話になっているパソコン店の社長に話すと、

「そっちですか、大変でしたね」

因みに、閲覧できなくなった内容の回復は素人のわたしでは難しいらしいが、社長はちゃちゃっと治してくださった(苦笑)


次女サキが、美代さんの面会に行きたいけれどいつになるのだろうと。
仕事の関係上日帰り面会にすると言っていたが、ホントいつになるんだろうね。

「ばあちゃん、どうなっているんだろう?」

ハウルの動く城の、荒れ地の魔女に似ている写真は見せているが、昨年のお盆以降会っていないので心配していた。

今のうちにサキの予定を聞いておくことにしましょ。
宣言が解除になったら、即面会日の予約を入れることにします。

※ 次女は2回のワクチン接種は済んでいます。


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汗をかいて新陳代謝を善くする?

2021.9.22(水)

仕事があるということは、ほんに有難いことです。
たとえそれが時給100円程度でも、日がな一日ボーっとしているよりはマシかと想い、せっせと内職に励んでいます。

午後になり蒸し暑さを感じ、久し振りにエアコンをオンにしたのですが、
流石に冷房ではと思い除湿モードに、快適です。
暑いのなら思いっきり暑く、汗が滴り落ちるくらいだと気持ちが良いのですが、電気代を節約しなければと思っても、中途半端な蒸し暑さには勝てませんでした。

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昔の職場の、先輩事務員が言っていたことを思い出しましたヮ。
そう、20代後半から30代前半まで勤めていた会社に、丁度10歳年上の事務員が居りました。
彼女は埼玉県の生まれで、短大時代に知り合ったご主人の地元・盛岡に嫁いできたとおっしゃっていました。

夏の関東の暑さに比べたら、東北・盛岡の暑さは比ではないのかもしれませんが、わたしとしてはそれでも暑く、エアコンを入れたくてパタパタしていました。
もうそろそろオンにしても良い時間帯よね・・・と想っているわたしのことなど一向に気にせずに、

「暑いけど、中途半端に蒸し暑いより汗が流れるくらいの方が気持ちがいいわね。新陳代謝の為にも冷房は入れないようにしましょう」

(゚ロ゚;)エェッ!?

わたしのエアコンへの想いはあえなく却下。

https://www.collagenstudio-lucina.jp/media/2018/05/24/213

こめかみの辺りから、ツツツーと流れる汗。
さほど大きくもない胸の谷間からも汗(笑)
隣に座っている彼女の顔にも汗が・・・どれだけ我慢強いのか。こう思うしかありませんでした(苦笑)
でも、この先輩は男性社員には優しくて、外回りから帰ってきた営業マンの一言で、豹変。

「Sさーん、暑いですよ。冷房入れましょうよ」

「戻る前に連絡を入れてくれたら、早めに冷房にしておいたのに」

わたしは又もや(゚ロ゚;)エェッ!?
女はいくつになっても、若い男には優しのかしら。
因みに、この営業マンはわたしと同い年でしたヮ(笑)

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夏の暑さには強い先輩でしたが、冬はしっかりとひざ掛けを使い、電気スリッパも使っていました。
電気スリッパは、会社から支給されていたんだっけ?わたしも使っていましたから。
そして、暖房は当然のようにフル活動。
わたしも寒いのは苦手でしたから、ありがたやー(笑)
※ 北国生まれがみな寒さに強いとは限りません。


ママさんバレーボールの仲間に、滅多に汗をかかない人がいました。
わたしは汗っかきなので彼女が羨ましかったですが、代謝はわたしの方が善かったということですね。


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肩こりには、孫の手よりも娘の手?

2021.9.21(火)

内職の追加を頂けました。
有難いことです。
そして、肩・首こりも起きています(苦笑)

次女のサキは中学生辺りの頃からマッサージが上手で、わたしが辛そうにしていると、

「おかぁ、ちょっと動かないで」

こう言って、肩のマッサージをしてくれました。

程よい力加減で、わたしのツボにドンピシャとハマり、あまりの気持ちよさにウトウトしてしまうくらいでした。
マッサージ器を一家に1台とは言いませんが、サキのように上手なコがいてくれたら、仕事の疲れはその日のうちに飛んでくれるでしょう。

一緒に暮らしていた二十歳までは、辛い時にはよくお願いしていたものですが、実家に戻ってからは湿布薬等に頼るしかなく、気休めでした。
やはり、直接揉んでもらうのが一番効果があり、スッキリとしていましたね。

「古河に帰るまでに、肩もみしてあげるからね」

GWや盆正月に帰省した時などは、このように嬉しいことを言ってくれました(⌒∇⌒)
孫の手ならぬ、サキの手が欲しいです(笑)


ところで母美代さんですが、滅多に肩が凝ったとは言わなかったような。
マッサージの上手なサキでも、美代さんの肩もみをしている姿を観たことがなかったです。
いや・・・肩を揉まれるのが嫌だった・・・。
そうだ。古河で一緒に暮らすようになり、肩が痛いと言われた際、揉んであげようとしたのですが、要らないと断られた記憶が。
そう、美代さんは自分の身体を誰彼に触られるのが得意ではなく、恐怖を感じるタイプでした。たとえそれが、子や孫でも。

17年の6月に、当時神戸に住んでいた妹夫婦の所へ遊びに行きました。
美代さんがまだ杖歩行でもしっかり歩けていた頃で、「もしかしたら最後の旅行になるかもしれないからね」こんなことを話していましたが、実際、最後の旅行になっていました。

場所が何処だったかは忘れたのですが、階段のある所でひと悶着。
昇り降りに時間がかかるので、義弟がおんぶをすると言ってくれたのですが、美代さんは頑なに首を縦には振らず、膝が痛いと言いながらも一人で降りていました。
妹は「せっかく気を利かせておんぶすると言ってくれたのに」と、義弟に頼らなかった美代さんにチクリ。

20171010-24

認知症が進行し歩行も大変になると、手を差し伸べてもらえることをとても有難いと言うようになっていましたが、あの時におんぶしてもらっていたら、良い思い出となっていたように想うのですがね。
でもまぁ・・・忘れるかぁ。

それにしても辛い。家庭用マッサージ器を探してみようかしら。
でも、内職代より高くついては本末転倒。

具合が悪くらない程度にしなければね。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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