にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2021年02月

認知症(アルツハイマー)は、自覚することが大事?

2021.2.28(日)

2月は今日で最後。
1ヶ月間、何をして過ごして来たっけ・・・。

代わり映えのしない毎日で、これと言って何かをした記憶もなく、同じことの繰り返し。
こんな事じゃ、あたしも間違いなく認知症一直線ね。

あたしの尊敬する介護の先輩のあんず様のブログ【鬼娘の介護日記】に、軽度認知症に効果があるという薬が承認されたという記事が、載せられています。

認知症患者は、自分を認知症とは認めず、周りの人間・家族も、まさか!という想いで受診が遅れ、気付けばそこそこ進行している状態に。ということが多いようです。

認知症の患者と暮らしていると、その様子から自分ももしかして・・・と思う事柄に沢山出くわします。
最近のあたしは、トイレや階段の電気の消し忘れが増えています。
ただ、消し忘れたことを人(美代さん)のせいにはしませんし、「あぁ~、忘れちゃったんだ・・・次は気をつけよう」くらいで済ませています。

点けた記憶は何となくある。
そう、その何となくが悪いのでしょうね。
「点けた!出るときには消さなきゃ」この気持ちを持ち続けてトイレに居れば良いのでしょうけれども、入って用を足す辺りには違うことを考えて、電気のことはすっかり忘れている。

食事に関しては、9割方自炊でメニューは自分で決めているので、そうそう忘れたりはしないけれど、でもたまに「あれっ、昨夜は何を食べたっけ?」てなことはありますよ。
【食事の内容は忘れても、食べたことを忘れて居なければ認知症に非ず】のようなので、まだ大丈夫かな・・・と、自己判断。

母が認知症の診断を受けた脳神経外科クリニックで、あたしも脳ドックを受けていますが、あれから3年くらい経ちますか。
当時は、取り敢えず今の所は異常なしの診断でしたが、60歳を過ぎた辺りにもう一度・・・と、言うよりも、定期的に受ける方が善いと言われていました。
とは言え、脳ドックの受診料はお安くないので、今年はMRI診断のみにしようかと。それだって安くはないのですから。

結果がどう出るかは判りませんが、仮に今認知症になっていたとしても、たぶん軽度でしょう。そして、そのことを受け入れ薬の処方をしてもらう。

薬の名前は検索。又はあんず様のブログへ。
http://www.anzu220.info/archives/85220037.html

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薬の名前をしっかりと書き記し、冷蔵庫へ貼っています。
いつなんどきの為にと、保険証ケースの中にも入れています。

認知症にならないように、できることは何でもすることが好ましいのでしょうけれど、なった時には素直に受け入れることも、大事なことのように思います。

先ずは、早めの受診が肝要かと。


亡くなった人の記憶が・・・心配の種は尽きない

2021.2.27(土)Ⅱ

美代さんワールド。

亡き父が生きていると思い込んでいる美代さん。
甥のアキさんの農場で働いているので安心だと言い、その後は父のことを心配する言葉は出ていません。
が!今度は違う人へ矛先が。

最近の美代さんは、頭に浮かんだ言葉がすんなりとは出てこなくなっています。それは、人物に対しても同じで、顔は頭に浮かぶが、その人の名前が出ない・・・。
これって、あたしにもあることで、脳は、古い記憶から押し出すと言われていますが、認知症の場合は直近の記憶よりも古い記憶が蘇ると言われています。
美代さんの場合は、混在しているのかな・・・。

あ、話がズレてしまいました、失礼。
父のことは安心した美代さんは、昨夜は従兄弟の心配をしていました。
父の時と同じ様に、帰って来ない・・・どこで何をしているんだか、と。
で、誰の事を言って居るのかが判らないあたしは、名前を言うようにと。
でも、頭には浮かぶがどうしても名前が出ずに、あたしなら知っているだろうと言ってきた。

・・・ちょっと待って!あなたの従兄弟って?あなたの伯父・伯母(叔父・叔母)のこともろくに知らないのに、その子供なんて解るはずがないでしょ・・・

丁度、晩ご飯時のことだったので、食べることに集中するようにと言い、一旦お預け。
で、今朝はひ孫のハヤブサくんが昨夜泊まったはずなのに居ない。もう、出かけたのか?と。
これに対して、忙しかったあたしは女優をすることができず、にあっさりと、

「昨日は来ていないよ。いつかの思い違いでしょ」

「そが・・・来ていねのが・・・」

次から次へと心配の種が増えている美代さんですが、その都度、何かしらの対応をしなければならないあたしも疲れます。

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美代さんは、美代さんの頭の中は、いつの時代に設定されているのか。
父が亡くなる前の・・・12年前の頃なのか。
それとも遥か昔・・・父と結婚する前まで遡っているのか。

あの、白と黒の縞模様のヘビは、美代さんの記憶だったのか。

さて、今夜は誰の話が出ることやら。
そして、あたしはちゃんと女優ができるのか・・・(苦笑)

ガンバリましょ。


ヘビの夢を観た 何かのお告げ・・・?

2021.2.27(土)

一昨日だったかな、ヘビの夢を観ました。
内容は朧気なのですが、ヘビの色はハッキリと憶えています。

2匹出てきました。
始めに現れたのは白と黒の太い縞模様のヘビで、その後に白いヘビが。
印象に残っているのは、白と黒のヘビで、襲われている訳ではないのですが追いかけてくるのです。そして、そのヘビの後に申し訳程度に白いヘビがついて来る。
そんな夢でした。

俗に、白いヘビの夢を観ると金運アップとか、良いことが起きると言われていますが、白黒模様のヘビの夢は何?で、検索してみました。

夢占いにおいて、白蛇は「吉夢の象徴」です。では、基本的に悪いイメージの黒色と混在した時にはどのような解釈になるのでしょうか。黒と白が混ざった蛇が出てきた夢占いは、悪いイメージがなければ「最強の強運」の象徴になると考えられます。

霊的なものや霊気の存在を信じているのであれば、そのような目に見えない力が自身の中で高まっていると考えましょう。

もし、悪い印象があったのであれば「幸運を得ても失う可能性」が考えられます。白蛇は「運気の高さ」を示しますが、黒蛇は「絶望」や「不安」といった精神的な要因で動きを鈍くさせるようなイメージが多くあります。

そのため、運がよく幸を得たとしても失う可能性がある、または可能性を心配しているのでしょう。私欲で他者を害した結果に失う暗示のこともあります。
https://uranaru.b-engineer.co.jp/topic/1008506

あたしの観た夢は、たぶん悪い印象の方。
でも、後からついて来る白ヘビには、どんな理由があったのか。
悪いことが起きてもその後には良いことが起きる・・・そんな暗示だったのでしょうか。

ヘビが出てくる夢を観ることは滅多になく、金運が訪れて欲しい時などは白いヘビが出てこないかな・・・などと思ったこともありましたが、そんなことを想っているときには観るはずもなく、何も考えていない時に観たヘビの夢。

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この夢が今後、吉となるか凶となるかですが、まぁ、あくまでも夢の中の話ですし、占いはあまり信じない方なので、成り行きに任せましょう。

そう言えば、美代さんはヘビを怖がりません。
ヘビは噛まないし、毒も無いから「おっかなくない」と言います。
これ、間違っていますから!

美代さんが怖いのはヘビではなくて、毛虫。
這われると、その毛で毒が付く・腫れると言い、とても怖がります。
まぁ、あたしも毛虫は苦手ですが・・・と、言うよりも、あたしは足のない物が苦手。
特にミミズが苦手。
だって、目が無くてどっちが前で後ろかが判らないし、あの色とツヤも苦手。
肥よくな土を作るというミミズだけれど、ごめんね。

【長い物には巻かれろ】
とうてい勝ち目のない強い相手には、反抗しても無駄なので、諦めて従った方がよいということ。保身のためには妥協も必要であるということ。
自分の利益や自分の意見だけが通るものなら、世の中に苦労はないというわけ。
日東書院発刊「ことわざ辞典」より。

ヘビの話とはちょいと違いますが、世の中は世渡り上手な人の方が生きやすのかもしれません。

※ にゃんこはヘビが苦手です。
桐ちゃんも、細長いものがあると、きょどります(苦笑)



介護区分の認定調査は、主治医意見書が大事・・・?

2021.2.26(金)

今日は金曜日。
昔・・・「花金」花の金曜日と言われていた時代がありましたが、今でもそう呼ぶ人が居るのかしら。
ともあれ、コロナ禍では花金など関係なし!
あたしにとっては、コロナ禍でなくても関係なし!です(苦笑)

昨日の特養での面談で、担当の相談員さんからの情報です。
介護保険の認定調査の際に、主治医意見書が必要になります。
認定調査員との面談時もですが、医師との面談の際は、とにかく手がかかることを大袈裟にでもアピールした方が善いようです。
何故なら、施設側は、介護者がいくら「大変だ」アピールをしても、一番の決め手は主治医意見書なのだそうです。
それだけ、医師の力は大きいということなのかしら。

※ 男性は女性の認定員さんの前では、いきなり元気になり、なんでもできますアピールをすることが多いようです。ええかっこしいかな(苦笑)

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デイサービスを週に4日の利用でショートステイを受けるとなると、要介護1の負担割合額では賄いきれない。
昨年の2月に、限りなく2に近い要介護1だった美代さんですが、夏辺りからどう見ても進行していると感じたので、11月に区分変更手続きをしています。

病院から日程を告げられた日は、美代さんはデイサービス日で、病院側との日程調整が取れずに、あたしだけの面談となりましたが、コロナ禍で直の面談はできずに、あたしは車の中で医療秘書との電話でのやり取り。

① 杖歩行がおぼつかなくなっていること。
② 室内迷子が続いていること。
⓷ 短期記憶がなくなり、何度も同じことの繰り返し。
④ トイレでの粗相もあるので、全介助。
⑤ 今の区分ではショートステイを受けることが難しい。

とにかくショートステイを増やし、あたしの時間を得たい想いで、力説していた記憶です。
このことを医療秘書が担当医師に伝え、意見書の作成になる訳ですが、担当医師からは

「ショートステイを受けられるように記入しましたよ」

取り敢えず2以上にはなるんだな・・・と、想っていましたが、市役所から届いた区分は「要介護3」でした。
この頃には、父が亡くなっていることは理解していましたが、年末辺りからかな・・・じっちゃは生きているのに、自分の元に来てくれない。どこで何をしているのか、ちゃんとご飯は食べているのか」
こんなことを言い出すようになってしまいました。(じいちゃん=美代さんの亡き夫)

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特養は基本的には要介護3からの入所になるようですが、入所時に4や5だった方が奇跡的?に2まで改善されることがあるようです。
この場合、退所しなければならないのかとの疑問に、その必要はないと。
入所時の区分が基本になり、終の棲家になるということです。

看取りのことも重要です。
こちらの施設では家族に連絡をし、施設内で看取って頂けるそうですが、家族の意向で家に連れ帰ることも可。
施設内で亡くなった時には常駐医師が居ないために、提携の病院へ運び死亡診断を受けることになっているそうです。

施設によっては、死亡時期が近くなると退所させることもあるようです。
家族の想いや考えは、整理しておくべきですね。

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今朝の美代さんの起床は9時過ぎ。
朝食を終え、炬燵に入るように促すと、居間と自分の部屋との境の引き戸を開け、

「こごはオレの部屋が?ベッドがある・・・」

「炬燵はここだよ。炬燵が何処にあるか判らなくなったの?」

「・・・そが、こだつ、こごが」

食卓テーブルの、斜め後ろにある炬燵が判らなくなった。
室内迷子は加速していますが、弄便の症状は今の所なし。
当分は、要介護3で居ることでしょう。


特養の優先順位は本人の度合いと、介護者次第・・・?

2021.2.25(木)

午前中に、古河市内にある特養に行って来ました。
今回で3件目。
話を伺うと大きな違いはなく、月々の利用料が多少違うくらい。
そうなると、やはり実際の入所者さんや働いているスタッフさんの様子を観て決めるのが、一番なのかもと感じました。

施設内に入ることも許されないところがあり、そこからは昨日、郵送でパンフレットと料金表が届いています。

優先順位はどれだけ手がかかるか・・・要介護度が重い方・独居老人・デイサービス等の利用日が多い方が優先されるようですが、あたしの様に在宅での介護可能な家族がいる者は、後回しにされるようです。
それでも、仕事を持っているとか老々介護や介護者の疾患等が在れば順位は上がるようですが、あたしには重篤な疾患はないので下位になるようです。

現在待機人数が80名。
仮に80番目になっていたとしても、その後に申し込んだ人の方が重ければその方が優先され、延々と先延ばし。
美代さんは要介護3ですが、これが4になれば順位は上がります。
加えて、入所になるまでのデイサービス・ショートステイの利用料金も上がります。

それでも、申し込まなければいつになっても入所はできない訳で、順番待ちになるとしても申込だけはして置く方が善。
来月初めには、お隣の加須市にある特養2件にも面談に行きます。

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昨日デイサから帰ってきた美代さんは、父が何処で仕事をしているのかが解ったと言ってきました。
送迎車の中でなんちゃら農場の話をしたそうなのです。
父は、そのなんちゃら農場で働いているのだと。

ここは茨城県古河市ですが、面白いことになんちゃら農場は、岩手に居る美代さんの甥が経営している農場で、それが古河市にあると思い込んでいる・・・と言うか、既にどこに住んでいるのかも理解できていないので、あたしは「そう、そうなの」と聞き流していましたが、それでも美代さんは自分の中の想い・自論をぶっちゃけていました。

何処に居るのかを心配していたので、甥の農場で働いていると解ったことで安心していましたが、この記憶・想いはいつまで続くのやら。

あたしの下手な役者人生は、まだまだ終わらないようです。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と4にゃんズとの6人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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