にゃんズの母

「老猫、桐ちゃん18歳、青(せい)くん15歳」「あたし、お洒落大好き還暦」「母、87歳。方言と訛り×認知症要介護3」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

2020年10月

飽くなき入歯戦争・・・終わりは来るの?

毎日、新発見。

家に居るときは、食後は入歯を外させ口濯ぎをさせます。
「入歯を外して」と、言っても上下を外してはくれないので「上も下も両方だよ」と、ここまで言わないと理解できません。
外した入歯を洗い、ケースに入れ渡しました。

「今は何も食べねがら、入れねくてもいい」

そうですか、ならばお好きなようにと、放っておきました。
これは、昨日の朝食後の出来事。

お昼時。
お腹が空いているのかを確認し、昼食の支度。
テーブルに用意し「どうぞ」で、あたしはパソコンの前へ。
入歯を入れていないことは解っていましたが、流石に食べるときには入れるだろうと、何も言わずにいました。

黙々と食べ始めた美代さんですが、トイレに立った際に顔を観てみると、何だか違う。
半クシャ顔でモグモグしているだけ。

「美代さん、ちゃんと入歯してるの?」

口を開けさせると、案の定上の入歯なしでした。
下の入歯だけでは当然かみ砕くことはできず、うがい受けの中に咀嚼もどきをした食べカスが、ごっそり。

「どうして上を入れて入ないの?それじゃぁ噛めないでしょ」

「なんだがわがらねども、噛めねがった」(解らない)

・・・あぁぁ~~・・・

上を入れるように促すと、口の中にご飯が入った状態で、入れようとする。

「違うでしょ。ちゃんと下の歯を外して口濯ぎしてから入れるのよ!」


ご飯まみれの下入歯を洗い手渡し、今度こそ上下入れるのを確認。
それにしても、なぜ上を入れなかったの?

訊くと、
① 入れなければならないことは解っていた。
② ケースの中に入っているのも解っていた。
⓷ それでも入れなかった。

これは、入れ忘れたことへのいい繕い・言い訳なのか。
それとも別の何か理由があるのか。
おおよそは、入れ忘れでしょ。
で、何故噛めないのかと疑問に思うことなく、口の中で咀嚼もどき。

昼食後の入歯は、洗ったあとでちゃんと口に言えてもらいましたが、暫くすると上の奥歯に違和感があると言い出し、舌で触ると形がズレてきたと言うのです。

「美代さん、あなた総入れ歯なのよ。形がズレたりはしないよ」

「は?オレ、いづ入歯になったってよ?」

「・・・もうね、何十年も前からよ」

そだてが、知らながった」(そうなのか)

食べる前に上の歯を入れないのは、自分の歯があるから入れる必要がないということ?
食べ終わった後に上を外さないのは、自分の歯だとの思い込み?

今朝、入歯を入れる前に軽く口濯ぎをさせ、その後に「上も下もちゃんと入れてね」と。
食べ終わった美代さんは、歯磨きコップに何故水が入っているのか、それを何に使うのかを訊いてきました。
食べる前にその水で口濯ぎをしたことが、すっかりと飛んでいたということです。

因みに歯磨きコップは、目の中に入れても痛くないというほど可愛い、孫娘のユカから貰ったもので、もう・・・2年くらい使っています。
ユカから貰ったことは当然忘れていますが、2年間使い続けているコップが歯磨きコップ(口濯ぎ用)であることも忘れてしまう。

洗面所では何も不思議に思わずに使えていたものが、場所が変わるとそれが何なのか・何に使うものかも忘れてしまう。これが現実です。

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今日はデイサの日。
デイサでは、到着後に検温・血圧測定をし、そのあとは入浴です。
美代さんはデイサを温泉だと思い始めています。
仲間たちと車で温泉に行き、お昼ご飯を食べワイワイ楽しく過ごして居るところ。

「今日は温泉だよ」

「そが、久しぶりの温泉だな」

一昨日、その温泉に行き、帰って来ると「今日は温泉さ行って来た」と、言っていました。
暫くは、デイサは「温泉」で通すことにします。

デイケアでも、デイサービスでも、温泉でも。
美代さんが楽しければそれで善いのです。

ですが、入歯戦争は暫くは続くでしょうね。


優しくなれない自分に、腹立たしさを感じる

どこまでも、優しくなれないにゃんズの母です。

にゃんズに対して?
いいへ~!!!

にゃんズに対しては、どこまでも優しい母で居られます。
人間の言葉を発せないにゃんズですが、やって欲しいことや何が食べたいのかなどは、自然と解ります。

あたしが優しくなれない相手、それは母美代さん。
昨夜もひと悶着でした。

歩けない・歩きたくないと言う美代さんですから、それならも何もしなくてもいいよと、決めました。毎回「片付けなくてもいいよ」と、言っていましたが、やはり忘れるんですね。

歩けないと言いながら食器を片手に、えっちらおっちらと、流し台のボウルの中に食器を入れていました。

「何美代さん!歩きたくないっていってたよね?!だから片付けはしなくてもいいって言ったのに。歩けるんならこれからも自分でやってよね!!!」

カー!!となった、あたしです。
頭にきたので、入歯ケース・入歯洗浄剤、そしてハミガキコップ全てを洗面所へ戻しました。

うがい受けを買い、なるべく歩かなくて済むように工夫しているのに、入歯も「ひとりでできるもん」になっていました。
そのくせ、上下を外さずに、上の入歯は口の中。
もう、やっていいることがしっちゃかめっちゃかで、あたしは振り回されてばかり。

本当に「ひとりでできるもん」なら、それでいいのです。
でも「今日はできたけれど、明日は判らない」では、世話をするあたしが参ってしまう。
ならば、仕事量が増えたとしても、あたしがやった方が断然早く、自分の時間も持てます。

思考力や判断力もなくなり、言いたいことや思っていることも言葉にできない。
それなら、それこそにゃんズにしてあげているようにすれば善い!
と、言われそうですが、そう簡単に切り替えることができません。

「口の中が綺麗になるように、よーくコポコポしてくださいね」

「やった、綺麗になった」

と、言いながら舌先に残っていたご飯粒を手で取り出します。
挙句。

「歯に挟まったのが、のごってらったのだ」(残っていた)

美代さんは総入れ歯ですが、1本だけ残っています。
その残っている歯は、根元から完全に塞いでいるので、挟まるはずがないのです。
ああ言えばこう言うの世界。
たぶん、自分でもなにを言っているのか判っていないのでしょう。

「あなたには、歯はないのよ」

「そが」

食後の口すすぎですが、習慣づけされるまでは、まだまだ時間を要しそうです。
てか、ホントに慣れるのでしょうか。

自分でできることは自分で。
やればできるのでしょうけれど、それをやらなければならないという判断力がなくなっている。
解っているのに「自分で考えてください」と、言ってしまう。
そして、言った自分に腹立たしさを感じてしまう。

こんなことの繰り返し・・・あと、何年続くのかしらね。
あたし・・・やっぱり地獄に落ちるのかしら・・・。
閻魔様は、容赦してくれないのかしら。

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にゃんズは、タッパーからカリカリを出せない。
冷蔵庫から、お刺身を取り出せない。
チュールの口を、切り取れない。
トイレ掃除もできない。

にゃんズと同じだと考えたなら、優しくできるのかしら。
でも、にゃんズは口ごたえや言い訳は、しない。

優しさって、なんだろう。
美代さんにだけ、優しくなれない。
いっその事、ぜ~んぶ何もかも忘れてくれたら、あたしは優しくなれるのでしょうか。


認知症家族の会(個人の方)への参加を決める

市役所に電話をしました。
認知症についての愚痴などを言い合えるような会は、催されいますか?と。
電話応対をしてくれたのは高齢介護課の、男性職員。(声は若い・笑)

「市ではそのような会はやっていませんが、個人でやっている方が居るのかを調べてみますので、時間をください。折り返ししますので」

待つこと5分ほどで、先ほどの職員からの電話。対応が早い(良いことね)
携帯番号とお名前。そして開催日と開催時間・場所を教えてくださった。

教えて頂いた携帯へ掛けると、これまた歯切れの良い若々しいお声の男性。
あたしは、てっきり女性が主催しているのだと思い込んでいたので、何となく違和感だったけれど、ポンポン解りやすく説明してくれたので、いつの間にか自分の愚痴も話していた。

若々しいお声と感じていたが、ご本人(今後はIさんと、します)の妻様が要介護5で寝たきりになり、施設入所させたと。(と、言うことは、結構なお歳?)
その後Iさんは、認知症の本を買い漁り都合60冊ほどになったそうで、「認知症は治る」とする本と出会われたそうな。

あたしは「え?認知症って治りますか?」と。

「いやいや、実際は治るのではなく改善されるのですよ。でもね、著者の医師である方が静岡にいらっしゃるということで、頭部画像を持って診察を受けに行きましたよ」

その医師は、画像を観ることなくIさんの話を聞いただけで、妻様の状態を悟り的確なアドバイスをされたそうです。
寝たきりだった奥様は、その後立ち上がることができるようになり、支えは必要ですがゆっくりと歩けるほどに改善されたと言うのです。
とても話好きな方なようで、こちらが訊かないことも次から次へと教えてくださり、気付くと10分ほどが過ぎていました。

その会は、個人でやっているらしいのですが、何やらパトロン的な方が数名いらっしゃるそうで、その方たちからの寄付で賄われているとのこと。
会の中には、介護施設の元相談員や病院勤務をされていた看護師さんも、相談相手として連なっていらっしゃるのだそうで、何とも心強い。


毎月第一水曜日の、午後1:30~3:30分
〇〇町コミュニティセンターで開催・会費は無料。
筆記用具と、コロナ禍なので、自分の飲み物は持参すること。

早速、11月のカレンダーに記しをつけました。
余程の急用ができない限り、参加することにしています。

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と、ここまで書いていたことをすっかり忘れていたあたしです。
記事一覧を開いてみて、下書きになっているものがあることに気付き、
・・・あ~、忘れていた~・・・

何故、下書きのままにしていたんだろ・・・。
これ、いつ書いたっけ・・・かなりマズイわね。

ダメだ、しっかりしなきゃ!
美代さんを看取るまでは、冗談でも認知症にはなれない。

当日は、母のことだけではなく、自分の状態についても相談してみようか。
不安だらけよね・・・。


動物の体重減少は、命取り(わが家のねこの場合)

2ヶ月に一度の爪切りとレボリューションを受けに、かかりつけ動物病院へ行って来ました。
毎度毎度のことなのですが、青くんはず~っと鳴き通し。

「ニャァ」なら、可愛いのですが、
ニャァから次第に太い声になり「ニヤアア!!」「ナーオン・ナーオン」
エスカレートしていきます。

片道40~50分をず~っと鳴いているのですよ。
疲れないのかしら?何て思いますけれどね。

で、診察室でもこれまた「いやだーー、帰るーーー、放せーーー」です。
以前、押さえてくれていた動物看護師の指を噛んだことをがあったので、今日もドキドキでした。
何時もは淡々と切ってくださるのですが、今日の先生は「よしよし、もうすぐだからね」と、宥めなだめでの爪切り。
その後はレボリューションを首の根元に塗布なのですが、この時も「ナーオン」「シャー」とにかく、病院が大嫌いな青くん。

打って変わって桐ちゃんは、もーうおとなしい。
車の中でもお利巧さんで、あたしの膝の上です。
陽射しが強くなり暑くなると、場所の移動で助手席へ。
青くんがうるさいとなると「ニャッ」と、おねえさんパワーが発揮され、小声でたしなめます。

桐ちゃんも青くんも性格なのでしょうから叱ることはしませんが、あまりにもうるさい時には「青くん!」と、少し大きな声が出てしまいます(苦笑)

桐ちゃんは10歳の辺りから、猫特有の慢性腎不全を患い、これまで何度も命の危機が訪れていました。
人間もですが、動物は食べなくなったら終わりです。
桐ちゃんは嘔吐と食欲不振が続き、過去には入院もしています。

今年に入り、お盆明けの頃からまた同じような症状が出、9月には2回の受診でした。
治療内容は、吐き気止めと水分点滴です。
これを受けると、吐き気も止まり食欲も出てきます。

先月の治療日が丁度1ヶ月前だったので、今回はひと月保たれたことになります。
体重の変動が大きくなかったことで、ちゃんと食べられているのだとの診断でしたが、桐ちゃんの場合いつ何時吐き気の症状が起きるか判らないので、今日は点滴もしてもらいました。

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桐ちゃんの体重・・・3.20㎏
青くんの体重 ・・・6.18㎏ (桐ちゃんのほぼ倍)

若い頃の桐ちゃんの体重のMAXは4.6㎏で、色白ポッチャリさんでした。
あの頃に比べると、1.4㎏も減少し、撫でると背中の骨がゴツゴツします。
3㎏を切ったら危ないと言われていますから、とにかく好きな物は何でも食べてほしい。そんな親心です。

桐ちゃん17歳(12月初めには18歳になります)
青くん 15歳

にゃんズは今日も、何とか元気です。


マスクをしていても、クシャミが出るとき、口を覆う?

コロナ禍の中で、マスクは必需品。

皆様はクシャミが出そうになったら、手で口を覆いますか?
あたしは必ず覆うのですが、それって、もう完全に癖というか常識になっていることで、マスクのあるなし関係ないことに気付きました。

普段は外出などほとんどなく家にいるので、マスクは外に出るときとデイケ・デイサの送迎時で、担当者が玄関に入られる時。そして、宅配業者さんがお見えになった時くらい。

迎えの時間が近づき、そろそろマスクをしなきゃ。
そうね、5分前行動が多いかな。

寒い場所から暖かい場所に入った際などに、クシャミが出ませんか?
あたしはアレルギー性鼻炎持ちで、温度差アレルギーもあるのですが、ジョグで身体が温まった辺りに鼻水が出ることがあります。

今朝は我慢できないほどの寒さではなかったので、ストーブも点けずにいたのですが、マスクをつけたことで冷たい空気が直に入って来なくなったからかな・・・「ハックション」立て続けに3回。
このとき、無意識のうちに手が口を覆っていたのです。

・・・あれ?手は要らなかった・・・

飛沫により感染することが多いと言われているコロナ。
あたしは勿論感染はしていませんが、仮に外出時などではおちおちクシャミもできないでしょうね。
そして、喉がいがらっぽくなる「エヘン虫」の際の、咳払いも同じかもしれませんね。

家の中でクシャミをしたところで、一緒に暮らすのは認知症の母。
母美代さんは、コロナを「怖い風邪」と言いますが、当たらずとも遠からじでしょうか。

飛沫が悪さをすることなど、これっぽっちも思ってはいません。
何度説明したところで三歩歩いたニワトリさんです。
最近は歩かずとも、その場で忘れますが。

あたしがクシャミや咳をしても、美代さんは「マスクしろ!」などと怒ったりはしませんが、常識の範囲内でのエチケットとして、口を覆うことは大切なことですね。

美代さんの場合はクシャミが出ると「あぁ、いぐね!」と、言います。
いぐね=良くない。
オジサマたちの中では「コンチクショー」とか、言う方もいますが、それと同じようなこと(苦笑)
クシャミに苛立っても詮無いことですが、コロナの時代ではそれも有りなのかもですね。

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マスクの品切れに関しては、もうなくなっているようですが、あたしは不織布マスクを未だに洗って使っています。
小さな洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗います。
たぶん繊維とかが、弱くなっていると思うのですが、そのマスクはジョグ用としています。
ジョグ中は会話をすることなどありませんし、蜜状態でもありませんしね。

そうそう、美代さんはデイのない日でもマスクをしています。
何故?と、訊くと「マスクをすると鼻が隠れ暖かい」のだそうです。
あたしは息苦しく感じますが、美代さんは保温効果として使っています。

あ~、でも、いつまでマスク生活が続くのでしょう・・・。
ウイズコロナ・ウイズマスク。

PS
バッグの中には常に、替えのマスクと消毒液を入れています。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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