人間には喜怒哀楽の感情が備わっている。
(るろうに剣心に出てくる、志々雄の弟子・宗次郎には「楽」の感情しか備わっていない設定でしたが、最後には人としての感情が出て終わっていましたね)
動物にはどうなのだろう。
わが家のにゃんズを観ていると、喜・怒・楽は、感じているように観えるが、哀に関してはこれと言った感情を示している姿を観たことがない。
動物が哀しいと感じるのは、どんなときなのだろう。
さて、わが家の美代さんのこと。当然感情はある。
でも、最近はあまり表に出ない・・・出さない・・・出そうとしない・・・
どれが当てはまるのか、それこそ「これ」になる物が見当たらないことが多く、それでも地味~にあらわにしてくる。
一番表立っていることは、喜怒哀楽の怒。
何に怒っているのかと言うと、歩けなくなったこと、それと、すぐに忘れてしまい自分が何をするのかも憶えていないことに。
そう、自分に怒っているのです。
(るろうに剣心に出てくる、志々雄の弟子・宗次郎には「楽」の感情しか備わっていない設定でしたが、最後には人としての感情が出て終わっていましたね)
動物にはどうなのだろう。
わが家のにゃんズを観ていると、喜・怒・楽は、感じているように観えるが、哀に関してはこれと言った感情を示している姿を観たことがない。
動物が哀しいと感じるのは、どんなときなのだろう。
さて、わが家の美代さんのこと。当然感情はある。
でも、最近はあまり表に出ない・・・出さない・・・出そうとしない・・・
どれが当てはまるのか、それこそ「これ」になる物が見当たらないことが多く、それでも地味~にあらわにしてくる。
一番表立っていることは、喜怒哀楽の怒。
何に怒っているのかと言うと、歩けなくなったこと、それと、すぐに忘れてしまい自分が何をするのかも憶えていないことに。
そう、自分に怒っているのです。
美代さんは、足首に砂袋のような重しを着けているのではないかと想われるほど、足取りが重い。
一歩を前に出すのに何十秒かかるの?と、思うほどの超スローで、膝の曲げ伸ばしも辛いために、摺り足のほふく前進のような歩き方。
右手には杖を握っているが、目的の場所へ着き作業が終わると、杖のことは頭からストンとなくなり、帰りは手ぶらになるので、余計に危うい歩き方になってしまう。
「何で杖を使わないの?どこへ置いたの?」
本人には全く記憶に無く、解からない・憶えていない。結局、探して欲しいとなる。
まぁ、大概がトイレか洗面所へ置きっパのことが多く「行きはよいよい帰りは恐い」の状態で、毎回同じことの繰り返し。
何故足代わり(時には手にもなる)の杖を忘れるの?
あたしはそう思うけれど、それは美代さんも同じ様に思うらしい。
それなのに置き忘れてしまうのだから、自分を怒るしかない。
「ねぇ、必要ないから置き忘れるんじゃない?要らないんだったら、捨てれば?」
「そったなごど言うな・・・オレだって忘れたくて忘れるのでねぇ。なして忘れるんだがなぁ・・・」
意地悪なあたしの問いかけに、悲しそうな顔をしてポツンと言ってくる。
杖の置き忘れがないように「杖、ちゃんと使ってね!」何度も言っているあたしの方が虚しくなるが、もうその次元ではないのだろうね。
美代さんが動く度に、行動を起こす度について歩かなければ・・・
そこまできているのかもね。
あたしの喜怒哀楽は・・・あたしも怒ってばかりだね。
喜びと楽しみは、にゃんズの寝顔を観ながら、夜中の一人酒・ワインを飲んでいるときかな。
一歩を前に出すのに何十秒かかるの?と、思うほどの超スローで、膝の曲げ伸ばしも辛いために、摺り足のほふく前進のような歩き方。
右手には杖を握っているが、目的の場所へ着き作業が終わると、杖のことは頭からストンとなくなり、帰りは手ぶらになるので、余計に危うい歩き方になってしまう。
「何で杖を使わないの?どこへ置いたの?」
本人には全く記憶に無く、解からない・憶えていない。結局、探して欲しいとなる。
まぁ、大概がトイレか洗面所へ置きっパのことが多く「行きはよいよい帰りは恐い」の状態で、毎回同じことの繰り返し。
何故足代わり(時には手にもなる)の杖を忘れるの?
あたしはそう思うけれど、それは美代さんも同じ様に思うらしい。
それなのに置き忘れてしまうのだから、自分を怒るしかない。
「ねぇ、必要ないから置き忘れるんじゃない?要らないんだったら、捨てれば?」
「そったなごど言うな・・・オレだって忘れたくて忘れるのでねぇ。なして忘れるんだがなぁ・・・」
意地悪なあたしの問いかけに、悲しそうな顔をしてポツンと言ってくる。
杖の置き忘れがないように「杖、ちゃんと使ってね!」何度も言っているあたしの方が虚しくなるが、もうその次元ではないのだろうね。
美代さんが動く度に、行動を起こす度について歩かなければ・・・
そこまできているのかもね。
あたしの喜怒哀楽は・・・あたしも怒ってばかりだね。
喜びと楽しみは、にゃんズの寝顔を観ながら、夜中の一人酒・ワインを飲んでいるときかな。