にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん17歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

2020年06月

赤ん坊なら許せるけれど・・・そっか!赤ん坊か・・・

昨日、デイケアから帰って来た美代さん。
ズボンを脱いで、リハパン姿のままでボ~ッとし、ベッドに座っていました。
いつものあたしなら「なんでズボン履かないの!」て、言ってたはず。
でも、我慢我慢。
夏だし風邪をひくこともないだろうからと、ほっときました。

いつの間にか、そのままの姿でベッドに横たわっていまいたが、それこそ
観て見ぬふり。
寒かったら布団を掛けるくらいはできると思い、ウォーキングへ。
小一時間ほどで戻り、部屋を覗くとしっかりと丹前を掛けていました。
無意識で掛けたとしても、まだ大丈夫なようです。

昨夜はあたしも少し体調が悪く、晩ご飯のあとにこたつテーブル脇で転寝。
2時間くらい横になっていたのかな・・・
携帯をチェックしたあとに、洗面所へ。
灯りが煌々と点いてました。
それも、洗面所・お風呂場・お風呂の換気扇と3拍子。
消すつもりが、全てのスイッチを押してしまったのでしょうね。

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今日は火曜日なので、デイケア・デイサービスはお休み。
それでも早起きした美代さん。
観ると、下は普段着ズボンでしたが、上はパジャマのまま。
思わず「パジャマのままだよ、いくら休みでも着替えたら?」

とうとう、チャックが開いてしまいました(苦笑)
本人が気付くまでは言わない方が善いのか。
こういうところが、今のあたしの判断に苦しむところです。
本人は、たぶんパジャマのままであることも気付いていなかったはず。
それなのに「まだ着替えていない」こう言います。

言われて着替えたは善いが、今度はまたまたそのままコテン。
寝てしまいました。
何だか、赤ん坊と一緒です。
声もかけずにあたしは買い物へ。

帰ってくると朝食の支度中でしたが、昨夜食べ残しの二口くらいのご飯を、
いつもの要領でチン。
取る出してみると、カッチカチ。
この量だとこれくらいの時間が必要・・・。
こういう判断はできなくなりました。
ここのところ、電子レンジの使い方も忘れていることが増えていたので、使えただけでも善ですね。

で、食べ終わるまでの時間が何と1時間。
まぁ、ほっときました。
そう、見ないふり・見ないふり。
それでも、薬を飲むようには言いましたよ。
ご飯は忘れなくても、薬のことは完全に忘れていますからね。

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    昨日のウォーキング時に撮った写真ですが、
    花の名前が判りません(苦笑)

自分が何をしている・何をしていたかも判らなくなっているのだから、
一言声掛けは必要かな・・・と、思いながらも、
それが認知症であるならば、その声掛けも要らないのか。
好きなように・やりたいようにさせておけば善い?

今も、玄関ホールであっちに行ったり来たりで、何をしたいのかも判らない様子だけれど、訊かれたわけではないので、ほっときます。

口にチャック。
今日の所は、及第点と見てくださいませね。
でも、言わないこともストレスになりそう・・・。


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突き放すことも、親心・・・?

少し、美代さんを突き放すことにしてみようかと。

あたしの、過干渉かもしれない。
ちょっとしたこと・どうでも良いことが、気になる。
いや、やることなすこと全てが気にかかる。

こうすれば楽なのに・・・
これをやってから、こうすればいいのに・・・
毎回、美代さんの行動に口を挟むあたし。
これが、いけないのでしょうね。

『這えば立て立てば歩めの親心』
これは、幼児(おさなご)への親心よね。

遊んでいた我が子が転んだら、どうするか。
① すぐに手を差し伸べるか。
② 様子を観て、起き上がるように促すか。
あたしは、ずっと②の子育てをしてきた。
でも、介護にはどちらも向かないのでしょうね。
転ばないようにただただ見守る。
万が一転んだら、あたしの責任ね。

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美代さんは転びたくないという。
あらゆる物にしがみついて歩く。
そのくせ、何もない所ではゆっくりではあるが、確実に歩いている。
これも認知症の不思議なのかな・・・。

やりたいようにやらせておけばいいのかもね。
いちいち後を追っていたら、あたしの身が持たない。
それで転んでも、それも運命なのかも。

「転んで怪我をしたら、自分が痛いだけだ。
だから、転ばないようにしがみついているんだ」

美代さんは正しい。

今日から、口にチャックです。
いつまで辛抱できるか判らないけれど(苦笑)

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梅雨の中休みでしょうか・・・
蒸し暑さがハンパなしですが、
窓から吹く風に、心地よさそうに寝ているにゃんズ。
寝顔は天使です(親バカ)

夕方、ジョギングに行きます。
勿論、マスク着用で。

苦しまずに逝ける方法を願う、老母

ついさっきの話を忘れる母美代ですが、
今朝は、昨日のデイサービスでのことを話してくれました。
と、言うか勝手に話し始めたのですが。

昨日の昼食の主食はパンだったそうです。
例の如くパンではお腹を満たすことが出来ないという美代さん、

「パンなんかで、腹ちぇぐせねみなんども同じごど言ってらった」
(腹一杯にできない、みんなも)

「あ~そう」

「誰だが、朝もパン食べだのに、昼もパンだば食べる気しねって言ってらった」

美代さんは週に4日のデイを利用しています。
月・水はデイケア。
木・土はデイサービス。
デイケアでは、2週間分の献立表を配布してくれます。
それを観て、食事が重ならないように工夫もできますが、
デイサービスからの、献立表の配布はありません。
以前、デイサービスへ献立表を欲しいと頼んだことがあるのですが、

「毎日、その日に決めますから」

との返事で、その日に決めるのであればどうしようもないな・・・でした。
デイサービスには畑があり、季節の野菜が収穫できます。
周りを畑や田んぼに囲まれているので、近隣の農家さんからの差し入れもあるようなのです。
そう言うこともあっての、献立表無しなのかな?と、自分なりに解釈しましたが。

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「前にさ、あなたにお昼に何を食べたか訊いたことがあったけど、何を食べたか憶えていなかったよね?」


そう、何をしてきたの?とか、何を食べてきたの?とかを訊いても、
ちゃんとした返事はもらえません。忘れるのですから仕方なしです。

あたしは思いました。
どうせ忘れるのなら、朝・昼・晩と、同じ内容の食事になったところで、
何の問題もないではないか・・・
栄養面を考え作っていても、好き嫌いの多い美代さんは、嫌いな物が出ると必ず残します。
好きな物が出た時には足りないと言い、お替りの催促をするくせに、嫌いな物はゴミ箱に捨てることも平気なのです。
勿体ない精神は嫌いな物には通用しません(苦笑)

「いぎでいだぐねどいうのもいだ。死ぬんだば苦しまねでいきてって言ってらった。オレもそのごど考えでら」

「そう。じゃぁ、ジイちゃんみたいにお風呂の中で眠るように逝ければいいね」

美代さんは本気で「死」ぬことを考えていたようで、朝食を摂らずにいましたが、まぁ、一食抜いたところで即座に死ぬことないのです。
ほっときました。

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金曜日に、歯医者の帰りに大学芋を買っていましたが、その日に食べることがなかった美代さんは、自分で冷蔵庫へ入れていました。

「ねぇ、冷蔵庫に大学芋があるよ。食べないといくら冷蔵庫でも腐っちゃうよ」

自分が冷蔵庫に入れたことも忘れていた美代さんは、ドアを開けてもどこに置いたのかも憶えていません。
あたしに教えられやっと手にするのですが、それが大学芋であるかの判断もできなくなっています。
食べないで衰弱することを一時的に考えたようですが、結局は食べるのです。
その後も、あたしが食べているアイスを観て、冷凍庫から取り出し食べていました。

そう言えば、昨日の昼食がパンということで、お腹を満たすことが出来なかったのか、いつもは残す晩ごはんのおかずを、きれいに平らげていましたっけ。

死を考え、行動に移そうとしたようですが、人間はそう易々とは死にません。増してや、食べ物に執着心があるのですから、尚更です。
この後も、頂いたサクランボとビワを普通に食べていました。

今夜には、謎の行動を起こしたことも忘れるでしょう。
忘れてあってほしいと、ズルい娘は思います。


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拷問を受けたら、逆らいますか・・・?

涼しかったり寒かったりで、エアコンのお世話にならずに済んでいたけれど、今日はムシムシがハンパなし。
「貧~し~さに~負けた~。いいへ、暑さに~負けた~」
少し違いますね(笑)
でも、50代以上の方であれば、何とな~く聞いたことがあるかもしれませんね。
蒸し暑さに負け、エアコンをオンにしてしまいました。

午前中。
母美代さんをデイサービスへ送り出し、2ヶ月毎のレボリューションと
爪切りをしてもらいに、かかりつけ動物病院へ。

先ににゃんズを車に乗せ、戸締りをしてあたしも車の中へ。
いつもなら、助手席に寝そべる桐ちゃんが、足元にいるのです。
おかしいな?と、思いつつもまぁ気にせず出発。

走り出すと、何だか臭う。

・・・あぁ、ウンチしたんだな・・・

ネコ用トイレは、毎回後部座席に置きます。
青くんが後部座席にいたので、青くんがしたんだ・・・くらいに思い、
着いたら処理しようと、そのまま進行。

病院に着き、桐ちゃんを車から出そうと思い、助手席側に回ると「?」
よ~く観ると、コロン・コロンと物体が3つ4つ。
それも、椅子と背もたれの間に挟まるように・・・

・・・あぁ~、ここにしたんだ~・・・

臭いは完全に青くんのウンチ。
してしまったものは、しょうがない。ティッシュに包みゴミ袋へ。
硬いウンチだったので、椅子に付くこともなかったけれど、軟便だったら
べっとり・・・(´;ω;`)

当の本ニャンは知らんふりでしたが、怒れませんよね。
怒ったところで、どうして怒られているのかなんて判りませんもの。

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院内で、待つこと10分で診察室の中へ。
桐ちゃんから先で、レボリューションを首根っこの辺りへ塗布してもらい
爪切り。
いつも通りのおとなしい桐ちゃんは、何の苦にもなりません。
で、次は青くん。
毎回、青くんの爪切りにはてこずりますが、今日は一段と、

「ニャァlllllllッァ!フ~ッ!」

身体を抑えている看護師さんも大変です。
と、先生が、

「あ、噛みましたね!」

「え?」

看護師さんがティッシュで指を抑え慌てて奥へ。
一瞬のことで、噛んだことも気付かなかったのですが、
先生は、青くんの興奮状態で爪切りを途中で断念。

「今日はここまでにしましょう」

「申し訳ありません」

と、謝りはしたのですが、その返事をくださることもなく、
先生はくるりと踵を返し奥へ。

待合室に出てくると、奥のほうからジャーッと水を流す音が。
止血するまで流していたのかもしれません。

「看護師さんに直接謝れませんでしたので、詫びをしていたと後でお伝えください」

申し訳ない想いで受付さんにお願をし、帰宅。

以前、「ネコにとって爪切りは拷問に値する」と、先生は仰っていた。
その拷問に耐え切れなくなり、押さえつけられていた手を噛んだ青くん。

桐と青

帰りの車の中で考えた。
・・・切ったのは後ろ脚。爪とぎは前脚だから、鋭くなってるよね。仕方ない、家着いたらあたしが切るしかないね・・・

トイレ以外で粗相をしたことは、これまでに一度もない青くん。
今日は、虫の居所が悪かった・・・かもしれません。

17歳の桐ちゃん。
14歳の青くん。

にゃんズは今日も元気です。

動物病院での一コマ。
プードルを連れ院内に入って来たお母さん。
受付前に立ち、慌ててバッグの中をゴソゴソ。
マスクをしていなかったことに気付いたようでした。


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向こう三軒両隣・・・情けは人の為ならず?

母美代さんの認知症は、1歩進んだ。

この町内会に越してきて、4ヶ月が過ぎようとしている。
住んでいる借家は、コの字型に3軒のお宅に挟まれた形になっている。
引越し時、この3軒のお宅には引越しのご挨拶は済ませていた。

美代さんの進行で、あたしの声は前にも増して大きくなり、
それは、お隣さんに聞こえているのではないかと思えるくらいの大声に。

10日ほど前に、3軒のお宅に菓子折を持ってご挨拶に伺った。
何のため?
大声に因る騒音で、ご迷惑をお掛けしているのではないか・・・
そんな想いで。


すぐお隣は、例のネコのみいちゃんのお宅。
みいちゃんのお母さんは、70歳くらいかな・・・
お菓子を頂く理由が無いと、最初は固辞されたが、大声のお詫びの他に、今後あたし一人ではどうにもならないことが起こるかもしれない。その時には手助けして頂くことになるかもしれない。
このようなことを伝えた。
みいちゃんママは、そう言うことなら分かりましたと、快く受け取ってくれた。
同じ様に2軒のお宅でも固辞されたが、話をすると分かってもらえた。

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お菓子を届けた3日後くらいに、みいちゃんママが玄関に。
ドアを開け先日のご挨拶をすると、手にした買い物袋をあたしの前にし、

「先日はあんな高価なものを頂いて、申し訳なくって。これ、とっても美味しいパンなの、どうぞ食べてみて」

そんなつもりで届けたお菓子ではないので、それこそ固辞したのだが、自分もみいちゃんが迷惑をかけているのだからと、半強引に手渡された。
みいちゃんは、お隣のベランダから我が家の屋根に移り、カーポートの屋根に「ドスン」と、下りてくる。それが日に何度も繰り返されているので、いつかはヒビ割れるのではないかと冷や冷やもしていたが、わざわざ買ってきてくださったのかと思うと、無下にもお断りもできないので結局頂くことに。
因みに、みいちゃんは3歳の男のコと判明。

一昨日、今度はもう1軒のお宅の奥様が玄関に。
モニター画面の顔はマスク姿でちょっと分かりにくく、一瞬「誰?」と、思いながらドアを開けてみた。やはり手には買い物袋。

「先日はご丁寧にありがとうございました。これ、頂いたサクランボだけど我が家では好きではないのよ。良かったら食べてもらえるかしら。あとね、びわ。これも酸っぱいんだけど食べてみて」

あららら、こんなに・・・と、思っていると極めつけにもう一つ買い物袋を。
ジャガイモ・メークインが袋の中に5~6個。
頂いたジャガイモらしいが、奥様は糖尿の気があるらしく、ジャガイモは控えていると。
ご主人は、どうせ食べないのなら勿体ないが捨てればいいだろうと仰ったそうで、捨てるくらいなら誰かに食べてもらおう・・・で、わが家に白羽の矢?

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引越しの挨拶の際に、奥様は御主人のお父様の介護を7年間していたと話されていた。
徘徊があり、とても苦労したと仰り他人ごとではないですよ。
とも言ってもらえた。
介護の経験がある方がお隣にいらっしゃる。
それだけでも心強かったが、こうしてわざわざ気にかけてもらえることは、更に嬉しく感じる。

情けは人の為ならず・・・
このことわざは、今回の場合とは少し違うけれど、あたしの気持ちをきちんと受け止めてもらえたのではないか・・・そんな風に感じた出来事でした。

午前中、美代さんを連れ大型商業施設の中にある、歯科医院へ。
診療が終わったのは、12時過ぎ。
館内飲食コーナーには、結構な数の爺様・婆様。
テーブルを囲み、和気あいあいと談笑の様子。
食べ物を前にして、当然マスクは外していた。

お年寄りは、こんなものなのね・・・。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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