にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒ちゃん4歳。常くん4歳。連くん2歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2020年03月

デイサービス送迎担当者との、距離感

一昨日の晩に、飲みながら二日酔いの症状に襲われたあたしです。
昨夜は、控えました。やはり怖かったですもの。

一晩あけて、今夜は飲んでいます。
コメントを頂いている、だーすけさんのご意見を取り入れ、お水も用意しました。
そして、もしもまた同じ症状が出たら、同じくコメントを頂いているフジタ様の仰るように、病院行きを考えねばとも、思っています。

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話は母美代さんのことに変わります。
今日は木曜日。週一のデイサービスの日です。
今朝の美代さん、

「なぁ、今日行ぐどごむがえのあのおどご、こごの場所おべでるのが?」
(行くところ、迎え、男)

ここに越してきてから、既に4回目。
そのことを言うと、

「ほ、そったになるのが、初めでだど思ってら」

デイサービスの送迎は、60代後半かと思われる二人の男性です。
お一人は大柄な方で、もう一方は小柄な方。
最近は、大柄な方のお迎えが多く、美代さんが言う「おどご」とは、大柄な方のこと。

そう言えば、お名前をお伺いしていなかった。
昨年の10月からのお付き合いなのに、名前も知らずに失礼なことをしていたものです。

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迎えに来てくれたのは、大柄な方のほう。
早速お伺いしてみたところ、Sさんとおっしゃり、もう一方はNさんとおっしゃると。
個人的には、Sさんのほうが年寄りに対しての接し方が慣れている・・・
そんな印象があります。

「ゆっくりでもいいよ。そうそう、ここに足を置いてそうそう・・・」

身体が大きいということでの、安心感のようなものもあるかな。

「よろめいて転びそうになったら、俺の方に倒れて。しっかり受け止めるからね」

こんな、冗談なのか本気なのかのようなことも、ためらいもなく言うのです。
最初の頃は男性の迎えということで、あたしの中ではためらいのようなものがあったのですが、慣れてくるものですね。
できればずっとSさんの迎えにしてもらえたら・・・なんて思うのですが、コースは1週間毎の交代なのだそうです。

アルツハイマー型認知症の美代さん。
短期の記憶が保たれなくなっていますが、ここにいつ越してきたかということも、解らなくなっているので、迎えのSさんがここを知らないのだという発言に繋がっているようなのです。

4月からは木曜日に加えて、土曜日もお願いすることになっているので、
SさんはもとよりNさんとの距離も縮んでくれたらな・・・
そんな風に考えているのですが、美代さんにはとっては「別に~」なのかもしれません。


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飲みながらの眩暈・ムカつき、二日酔いの症状・・・?

毎晩、晩酌をするあたし。

夕食時には、米はほとんど食べません。
その代わりに、35缶のビールを1本。
酒の肴は、美代さんと同じおかずと味噌汁です。

片付けを済ませ入浴後には、完全にあたしの時間。
録画したドラマやバラエティー番組をのんびり観たり、
パソコンを開きブログの閲覧をしたりと、想いのままに過ごしています。

必ず飲むのは赤ワイン。

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飲み始めてから7~8年にはなるかしら。
元々は完全ビール派だったけれど、
何かのきっかけでこのワインと出会い、イチコロ。

昨夜も、このワインとサラダとチキンナゲットをつまみにし、
録画済みの科捜研の女を観ていました。

と、いきなりの眩暈と呼吸が苦しくなり、座っていられなくなり青い向けに。深呼吸をしながら、数分間はそのままでいたのですが、今度は吐き気に襲われ・・・折角楽しんだワインとおつまみが、全てゴミ箱の中へ。(汚い話でスミマセン)
這うように階段を上り自室へ。一応パジャマに着替えバタンキュー。
時計はシンデレラ時刻を回ってました。

今朝目覚めた際の時刻は、4時半。
起きるには早すぎるので、二度寝しようと思いながらも寝られずに、布団の中でうつらうつら。

いつも通りの時間に起きたのはいいのですが、ふらつきとムカムカで何もしたくない。冷蔵庫の中に美代さん用の吐き気止め(ソル〇ック)があることを思い出しゴクゴク。
それでも、美代さんをデイに行かせるための準備とゴミ出し。
洗濯物を干した後に、布団の電気毛布にスイッチを入れ、デイに送り出した後にひと眠りすることに。

枕半分を桐ちゃんに占領されながら、2時間ほどお布団の中。
電気は入れっパの状態でしたが、身体が冷え切っていたようでなかなか温まらなかったのですが、何とか眩暈も落ち着き起きることに。

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二日酔いなら翌日でしょ?
飲みながらの眩暈は何だった?
今朝のムカつきは、それこそ二日酔い?
でも、飲んだワインは全てゴミ箱の中・・・。

特に飲み過ぎた訳でもないのに、あの症状は何だったの?
昼食はいつも通りに食べられ、今は何の症状もなし。

お酒が弱くなったのかしら。
それとも、年齢的な物?
まさか、何かの病気?
なんて、余計なことを考えてしまう。

イタリアのコロナウイルスに感染した男性が、入院中に同じくコロナウイルス感染でお父様を亡くされたそうな。
でも、亡くなった知らせを受けたのは退院してからのことだと。

あたしに何かがあれば、美代さんは生きてはいけない。
自分の健康管理ができない者に、家族の健康管理ができるのか!ですよね。
しっかりしなきゃ。

お酒はほどほどに。
が、善いようですね。


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ガミガミ言いたくはないけれど・・・

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〇と教えたことが、脳みそでは△と認識し、口に出るときは×となる。
これが今の母美代さんです。

たった今やろうとしたことが、椅子から立ち上がった時には別のことが頭に浮かび、その浮かんだことをしようとしても、動いた時には更に別の行動になる。
同時進行が出来なくなっていることは確かだけれど、それとはまた別の行動となっている。

確実に進行している美代さん。
暴れたり、怒鳴ったりすることはないけれど、自分が出来ないことを指摘されると、言い方・教え方が悪いとあたしのせいになってしまう。

順を追って、こうだよ・ああだよと教え、やっと理解してくれたと思った次の瞬間には別のことをしている。
いい加減頭に来るので、ついつい大声になってしまうが、そんなときの美代さんは、

「そったにガミガミ言わなくても聞こえる!」

と、逆切れ。
あたしだって、好き好んで大声を出しているわけではない。

「耳は遠ぐねがら、聞こえる!」

確かに、耳の聞こえは悪くはないが、聞いたことが・聞こえたことが理解できていないのだから、どうしようもない。

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二言目には「おっかね」何をするにも「おっかね」
自分は意気地なしだから、仕方がないとうそぶく。

TVで、蛇を目の前にしたアイドルが怖がっている姿を観て「蛇のどごがこえってよ。オレはちっともこわぐね」(怖いってよ)

農作業中に出てきた蛇を、足で踏んずけたと得意げに話す美代さんだけど、あたしはその美代さんの行為の方が怖く感じる。

蛇をおっかなくない(怖くない)と言いながらも、歩くことを怖がっている。
意気地なしだから、一歩を踏み出すことが怖いと。
そう、ただただ転倒を怖がり、歩くことがままならなくなっている。
気持ちの問題とは言うけれど、正に美代さんはその通りで、しっかり歩けるのに怖さが先行してしまい足より先におっかねが口に出る。

叱咤激励・・・叱咤の方が多いかも。
でも、時と場合により激励もしている。

直球で言っても美代さんには通じない。
ならばカーブで・・・益々通じない(泣き)

ガミガミ言ってくれる人がいるだけでも幸せでしょ。
あなたは一人では生きられないのだから、あたしのようなズルい娘でもいないよりはマシでしょ。

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  写真は、以前に住んでいた集合住宅で写したものです

玄関外にあるニンニクのプランターに水やりが出来た美代さん。
そう、やればできるのです。
そして、
「このジョーロ、どごさしまうっけ?」

「洗面所!」


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デイケア・理学療法士の仕事? 家での動線の確認

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        家の前の遊歩道の桜です


一昨日・土曜日のことです。

引っ越した家でどういう暮らし方をしているのか一度拝見させてほしい
とのことで、デイケア理学療法士・Nさんが、来訪されました。

玄関・トイレの手摺を確認。
母美代さんの部屋、LDK洗面所と、美代さんの動線についてを、
デジカメでカシャ📷

2年前も、当時住んでいた集合住宅での動線についてをカメラに収めていましたが、今回もその通りで次ごう10枚ほどにはなっていたようです。
撮った写真は、ケアマネさんにしかお見せすることはありませんと仰っていましたが、利用者さん全ての家での動線を確認をされているのかと思うと、これもまた大変なお仕事だなと。
お帰りになられた後で、美代さんがボソッと、

こったなせまけ部屋観で、あのおどごはどったに思ったんだがなぁ・・・」(こんな狭い、男)

Nさんの名前がすんなりと出てこず、男で片づけた美代さん。
以前の集合住宅なら広くて綺麗でしたので、この家には不満だらけのようです。

「家のことなんか観ていないよ。あなたの動線を見に来たんだから」

と、美代さんには言ったものの、正直申しまして家の中をジロジロ眺められるのはあまり得意ではないのです。
「家ついてっていいですか?」と、テレ東さんに訊かれたら、片付けは得意なので「いいですよ」と、応えられますが、細部に渡って眺められるのは・・・。

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美代さんは現在杖歩行。
少し前までは、歩行車のレンタルを受けていましたが、引越し先の狭さと外歩きがなくなることで返却。
理学療法士・Nさんは、今後の園での歩行についてを訊いてきました。
これまで通り杖歩行にするのか、以前利用していたピックアップウォーカーを使うのか、どちらがいいですか?と。

美代さんにすれば、ピックアップウォーカーの方が楽なのでそれに戻したいと。
あたしは、どちらでも構いません。園の判断にお任せしますと答えました。

狭い室内なので、どこにでも触れるものがあることをいいことに、やたらと伝い歩きをする美代さん。
それでいて「足腰強ぐしねば、歩げなぐなる」と、言いながらもやっていることがちぐはぐ。

「おめみだいに、ちゃんと歩げる者さば、オレの気もぢはわがらねべ?」

昨年1月の散歩中での転倒がきっかけで、歩くことに対してとても臆病になってきているので、何をするにも全てが「おっかね」

足より手より先に「おっかね」が出る美代さんに、理学療法士・Nさんは、今後どのようなメニューを作ってくださるのか。

あたしの希望は、とにかくひとりで歩けること。そして室内歩行は、せめて片手は自由にしておけることなのですが。

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桜の開花と、茶トラのねこちゃん

越してきた家のベランダ(物干し台)から、線路越しに桜の木が見えます。
最近の暖かさで一気に咲き始めました。

桜が身近で観られるのは、引越し回数8回のあたしでも初めてです。
何とな~く気持ちが休まるものですね。

日本人が桜を愛でるようになったのは、いつの頃からなのでしょう。
お花見という文化は、日本特有のものなのでしょうね。

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5月の気候という日曜日の今日。
ただただのんびりと過ごしています。

母美代さんの認知症のことととは別に悩み続けていたことがあり、未だに決着がつかずのままで、越してきてからも毎日頭の中はモヤモヤ。
桜の開花ととともに、モヤモヤはなくなりあたしの気持ちも晴れてほしいものですが。

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そうそう、ご近所に茶トラのねこちゃんが飼われているようで、2階の屋根から車庫伝いにお隣の塀の内へ降りていく姿を、何度か見かけています。

引越しの手伝いに来てくれたユカが最初の目撃者で、朝めが覚めるとなにやら視線を感じ、窓を観るとジッとユカを見つめていた茶トラのねこ。
思わず目が合ったらしいのですが、素早い動きで逃げられたと言っていました。

そのねこちゃんですが、よ~く観ると首輪がブルーの蝶ネクタイ。
たぶん・・・男の子・・だね。
あたしとも目が合い「よし、写真撮ろ」と、思った瞬間に逃げられてしまい、残念!
顔は~、青くんのほうがハンサム・・・かなヾ(=^▽^=)ノ(親バカ)

ねこ好きのあたし、
できればお友達になりたいのですが、室内飼いのにゃんズと対面させるわけにはいかないので、窓越しでのご挨拶が精一杯ね。

道幅の狭い割には、交通量の多い道路に面している我が家(借家ですが)
茶トラちゃんは、どこぞのねこちゃんなのかは分からないけれど、さだまさしさんが歌うCMにもあるように、できれば家の外には出さない方が・・・。

コロナウイルスの影響で、簡単には外出ができないけれど、パステルカラーで身を包み、明るい気持ちで出かけられる日が、いつかは来るのかしら。

PS
美代さんは今日もわが道をまっしぐら。
身体は休めても、気持ちが休まることはなく、イライラは募るだけ。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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