にゃんズの母

「老猫、桐ちゃん18歳、青(せい)くん16歳」「あたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、88歳。方言と訛り×認知症要介護3で、田んぼの観える特別養護老人ホームに入居」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして・・・なのですが、母が特養に入所しケンカ相手が居なくなり少々寂しくも感じています。 人生一度きり。前向きに生きるためのブログです。

2019年12月

デイケアは卒業・・・?そしてひざ掛けの行方。

昨日は今年最後のデイケア。
そして今日は今年最後のデイサービス。

昨日の時点で、今日が最後のデイサービスであることは伝えていましたが、
今朝起こしに行くと、
「昨日でそづぎょうだど思ってらった」(卒業)

・・・卒業か・・・
「昨日はデイケアでしょ。今日は今年最後のデイサービスだよ、起きて着替えて」


昨日のリハパンの件があるので、今朝はあたしが脱がせました。
着替えが終わり部屋から出てきた美代さん、ちぐはぐな着方。

美代さんの冬服の枚数は3枚です。
肌シャツ(ユニクロのヒートテック厚め)・カットソーそしてカーディガン。
それで寒く感じた時は、ボア付きベストを羽織ります。

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カーディガンを着ずに、
冬物カットソーの上に春・秋物(少し薄い)カットソーを着ていました。
「ねぇ、なにを着てるの?それは秋物でしょ、脱いでカーディガン着て」

美代さんの服はハンガーに掛け、
カットソー・ズボン・カーディガンと分けて壁に吊るしてあります。
洗濯した順番に手前から着るようにと教えています。
「そが?何着ていいのがわがらねくてよ」

秋物を、それこそわざわざタンスから出して着ていました。
着替え終わったと言い出てきた美代さん。
又もや同じことの繰り返し。
今度は、秋物を脱ぎ冬物の上に更に冬物を着て、その上からカーディガンを羽織っていました。
正直、愕然・・・泣きたくなってしまいました。

認知症は、ある日突然進行することもあると聞いていますが、
昨日までは普通にできたいたことができなくなるのですね。
まぁ、着る服を間違えたとしても、自分で着られるのだからマシなのでしょうね。

そう言えば、
昨日の朝もおかしな行動がありました。
デイケアからは迎えの時間の連絡があり、玄関まで迎えに来てくれます。
美代さんにもちゃんと伝えます(時間は忘れますが)
迎え時間の10分も前に、コートも着ずに「行ってきます」
「え?迎えにはまだ早いよ」

「わがってら」

「それにコートも着ていないじゃない」

時間は解っていたそうですが、コートを着ていないことを指摘されると
「あ、まだおぢどだ・・・」(落ち度)

美代さんは、自分ができなくなってきていることを「落ち度」と言います。
決して落ち度ではないのですが、美代さんがそう思っているのならそれでいいのです。
落ち度だからと言って改めるわけでもなく、すぐに忘れてしまうのですから。

昨日デイケアから頂いたひざ掛け。
色がいろだけに、マジックで名前をかいても目立たないので、
白地の布端に、大きく名前を書き縫いつけて置きました。

今朝、嬉しそうにマイバッグに入れ、玄関へ。

DSC_0124

          100均で購入

お迎えが来たので玄関へ行くと、バスタオルを入れているバックのみで、
マイバッグが見当たらない。
何処にやったのかと訊くと、
「こごさ入れだ」

歩行車の荷物入れの中に入れたのだそうです。
目新しいひざ掛けは、美代さんには大事な物のようでした。


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デイケアからの、クリスマスプレゼント な~に~?

昨日の美代さん、今年最後のデイケア。

朝、リハパンを取り換えるように言いました
美代さんも「わがってる」と言い、枕元のリハパンをポンポンと軽く
叩くそぶりをしていました。
その言葉をしっかりと信じ切ったあたしです。

夕方16時少し前に帰宅。
送り届けてくれたスタッフさん。
「今日、お風呂上りにリハパンとパッドが汚れていましたので、取り替えました」

「はい、解りました」

その後は
年末のご挨拶をし、失礼しますとお別れ。

あたし、ふと思いました。
これまでにもパッド交換は何度かありましたが、朝取り替えたはずのリハパンまで汚れることは、そうそうありませんでした。

もしや・・・美代さんの部屋の汚物袋を確認。
今朝脱いだはずのリハパンが入っていませんでした。
・・・やっぱり・・・

できることはなるべくなら自分でと思っている、ズルい娘のあたしですが、
ちゃんと取り替えると言っていた美代さんの脳には、もったいない精神が
発令されたようです。

少々の汚れは黙認・・・というか、見えないようなのです。
触ればわかるとは言いますが、とにかくもったいない。

汚れたリハパンは、デイでは強制交換です。
着替えを手伝うスタッフとて、汚れ物は嫌でしょう。
今朝、交換すればよかったものを・・・。

リハパンについては、美代さんに限ったことではないようですが、
もったいない精神は、時として厄介です。

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12月25日はクリスマス。
「キリストのミサ」という意味で、一部の教派が行うイエス・ キリストの降誕祭。あくまで誕生を祝う日であって、イエス・キリストの誕生日ではない・・・。
Wikipedia より

なのだそうです。来年還暦のあたしですが、知りませんでした。

デイケアからプレゼントを頂いてきた美代さん。
なにかな~?

DSC_0380

        ぱっと見、小さなバッグ

ガサゴソガサゴソ、自分で開けさせました。
黄色いモールの留め金。
廻して留めてあるのですが、上手く外せない。
「廻すのよ」と一言。

DSC_0381

      中に入っていたのはひざ掛けでした

「ショールが?」

「ひざ掛けだよ、良かったね」

触ってみると結構薄い。
「100均・・・みたいだね」

「道理で。みなんども、薄い100円が90円だどが言ってだ」(皆様)

デイケアで使うひざ掛けは、昨年買ってあります。
今年秋から利用しているデイサービスで使うひざ掛けはまだ買っていなかったので、丁度良かったねと。

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美代さんにはサンタさんが訪れたようですが、
あたしには何もなし・・・寂し~。

来年の話をすると鬼が笑うそうですが、来年は大きなプレゼントが欲しいものですね。
プレゼントの中身?・・・判りません(笑)


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イヴの夜、大好きな白米・・・食べたの?

昨日はクリスマスイヴ。
曹洞宗のわが家でも、ささやかなイヴを過ごしました。

昨日の美代さんはフリーデー。
岩手の家が思い出せないとてんやわんやでしたが、夜、長女のユカが
家の外観・美代さんの部屋の写真を各数枚ほどラインで送ってくれました。

その写真を観た美代さん。
「あ・・・家だな。そだそだ家だ。これは・・・オレの部屋でねが?」
(ではないか?)

何としても思い出せないと言っていましたが、写真を観て思い出しました。
良かったです。
でも、果たして何日間保たれるかは・・・う~ん、ですが。

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デイのお休みの日の美代さんの起床は遅い。
昨日の朝食は11時頃。
15時を回った辺りに「そろそろ腹減った。ご飯たべるじゃ」と。
用意をし、食べ終わったのは16時過ぎでした。
この時間での食事は避けたかったのですが、もう、つべこべ言うのも疲れたので見ないふりをしていました。

17時過ぎ、寒いから電気毛布で温まると言い、自室に入った美代さんに、
「晩ごはんどうするの?」

「食べだの遅いがら腹ちぇ。オレの分は要らね」(お腹いっぱい)

・・・やっぱり・・・
「でも、まるっきり何も食べないとまた夜中にお腹が空くよ。おかずだけでもいいから食べて」


以前、お腹が空いて目が覚め、居間で横になっているあたしに
起こすのが可哀想だからと声を掛けられなかった。
お陰でその晩は寝られなかったと、言っていた美代さんです。

少し楽をさせてもらい、三点盛りのサラダとローストチキン・
ショートケーキをスーパーで購入。
それに、大根・ワカメ・油揚げの味噌汁を添えました。

本当にご飯(白米)が要らないのかと念押し。
美代さんは、白米以外ではお腹いっぱいにすることはできないと言います。
そのくせ、そうめんやお蕎麦なら腹ちぇぐなったとも言うのです。
(お腹いっぱいになった)
面倒な胃袋です(T_T)

チキンは思いの外軟らかく、入歯でも楽に食べられました。
サラダもお味噌汁も残さず完食。

で、肝心のご飯。
さて、どうしたと思います?

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      手前の穴は、桐ちゃんにおすそ分け

はい。
食べませんでした。

ケーキが残っていたので、
「ねぇ、ケーキあるよ。食べる?」

「腹ちぇ。おめ食べれ」

明日食べるように言い、冷蔵庫へ。
ご飯を食べなくても、十分満腹になった美代さん。

昨日食べなかったショートケーキ、今夜は食べるのかしら?

メリークリスマス


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動物にも突然死は・・・ある?

午前中、かかりつけ動物病院へ、行ってきました。

2ヶ月に一度のレボリューションと、
年に一度のワクチン接種。
それと、爪切りと健康状態チェックです。

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体重は変わりなし。
ワクチンは、「フェリバック L-3」
猫ウイルス性鼻気管炎
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症


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桐ちゃんが、わが家にやって来たのは生後40日くらいの頃。
そして、青くんは生後4ヶ月くらい。
いずれも、乳歯の状態での動物病院での判断。
17回目と14回目の接種になります。

一瞬のうちに終わる注射ですが、性格が出ます。
桐ちゃんは無言なのですが、臆病な青くんは「ウギャ」と、一言。

それは診察台でも同じで、桐ちゃんはなすがまま。
対して青くんは、隙あらば逃げようとします。
そして、施術が終わるまで「ニャッ、ニャッ」と、鳴いています。

行くときは、青くんはバスケット。(車内は自由)
そのバスケットを観ただけで、外出先が判るようでぜ~ったい、入ろうとは
しません。
可哀想なのですが、無理やり押し込みます。
そう、大嫌いなバスケットなのですが、終わった途端に自ら入ります。
賢いな~って思いますよ(親バカ)

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        疲れたようで、爆睡です

桐ちゃんは12月5日で17歳になりました。
人間年齢に換算すると、84際 だいぶ長生き。
ねこちゃんホンポ
https://nekochan.jp/cat/article/1158


人間界には突然死というものがありますが、猫にもあるのかを
訊いてみました。

先生が仰るには、
「あります。生きるもの全てにあります。比率で言えば人間よりも多いのではないでしょうか。それはなぜかと言うと、動物は話せません。自分の症状を訴えることができないのです。今日元気でも明日には・・・ということがあります」

食欲もあり、とても元気な桐ちゃんですが、如何せん高齢です。
母美代さんは86歳ですが、どっこいどっこいな年齢。

足腰は丈夫で、キャットタワーにもヒョイと上りますが、
やはり心配にはなります。

最近は、心細いのか常にあたしの後を追います。
姿が観えなくなると、か細い声で「ニャ~、ニャ~」と探し回ります。
(トイレくらい自由に行かせて・・・)

桐ちゃんは仔猫の頃からあまり鳴く子ではなかったので、
鳴かれると、とても心配になってきます。
そうそう、これと反対に青くんは常に鳴く子だったので、
逆に鳴かないと心配になる・・・親(あたし)は大変です(苦笑)

物言わぬ動物。
ニャンコもワンコも大切な家族。

ず~っと一緒だよ。


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郷愁 長年住み慣れた家を、思い出せない。

今日はデイケアもデイサービスも無い日。
母美代さんのフリーデー。

今週末に帰省が迫り、毎度のことながら出る言葉。
「オレ、しばらぐあっちで暮らしてみよど思ってら」(みようと)

・・・ハイハイ、お好きにどうぞ・・・

「でもよ・・・これがら寒ぐなるしどしたらいがんべな・・・」

ここまではいつも通りなのですが、よ~く聞いていると何かが変。
何が?って、美代さんは生まれ育った実家に帰省するつもりでいるのです。

「ねぇ、あなたが帰るのは実家じゃないでしょ。ユカ・サキのいる家でしょ」

「?そが、なんだがあだまのなが、モヤモヤする」

認知症は、昔の記憶が鮮明になると言われていますが、
叔母ヨッコさんとの会話でも、これまでに聞いたこともない事柄が、
次から次へと出てくるのです。

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「いいよ、あっちで暮らしても。でも、あっちでもデイに通うんだったら、それなりに手続きが必要になるのよ。それをやるのは誰でもないあたしなのよ。あたしがやらないと、あなたはどこにもお世話になれないのよ」


「そだよな・・・おめにばりめんどかげるな・・・」(お前にばかり)

「まぁ、あっちにいるうちに考えてみて」

「・・・とごろでよ、オレ・・・どごさ帰るのだ?」

「エッ?」

美代さんは、父と二人で建てた家を忘れていました。
可愛いかわいい孫娘のユカ・サキと暮らした家を思い出せないのです。
頭に浮かぶのは、実家や姑が居た嫁ぎ先の家。
助け舟を出し、まわりの風景やお向かいの家のことを教えましたが、自分が長年暮らした家だけが思い出せない。

お昼時だったので、長女のユカにライン電話。
「美代さんね、自分の家が思い出せないんだって、教えてあげて」

ユカは住所を言ってきたようでした。
岩手県〇〇市◇◇第~地割~番地。
これを聴いていた美代さんは一緒に復唱し「あぁ、思い出した」と。
ならば、どこに帰るのかと再度訊いてみると、
「は?わがらね。自分の家・・・思い出せね」

家の写メを送ってもらうことにしました。
たぶん・・・いや、確実に一番長く住んでいた家です。
これがアルツハイマー型認知症なのですね。

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そう言えば、9月の帰省の際には、家の中をウロチョロしてましたっけ。
7月の肺炎入院により、認知機能の低下は一目瞭然でした。
退院時担当医からは、この先3ヶ月で元の状態に戻れば、
その先はゆっくりの進行になると言われていました。

送り盆の8月16日に、仏壇の父の写真を観て「このおどご、誰だ?」と
言っていましたが、あらから4ケ月が過ぎ、今度は家が思い出せないと。

郷愁。
帰る、ふるさとがある。
帰りたい・・・でも、帰る家が思出せない。

この先も、色いろと忘れることが多くなるのでしょう。
でも、明日には思い出しているかも、それが今の美代さんです。

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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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