にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

2019年11月

学歴小学校2年生。認知症の母、掛け算九九で褒められる

美代さんは86歳、要介護1。
最近の記憶は、短い時で1分前のことも忘れます。

昨日、デイケアから帰ってきた美代さんは、
「今日は褒められできた」

デイケアでは、足腰のリハビリとは別に、頭のリハビリもします。
プリント2枚を持ってきた美代さんは、プチ自慢でした。

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計算問題はお得意のようで、これについては、
「へぇ~、よくできてるね」

あたしも、お褒めの一言を。

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「デイの先生も、オレのごど褒めでくれだ」

理学療法士のことを、先生とか、おどごと呼ぶ美代さん。(男)
昨日は、先生と呼んでました。

満点の答えに、理学療法士は九九について訊いてきたそうです。
4×4はいくらですか?と、「四四、十六です」と、答えた美代さんに「凄いですね」と、これまた褒められたと。
そして、この後は自慢話です。
「な~ぬ、九九なんか簡単だべな。オレはこどもの頃、学校さいげねがったども、九九だげはちゃんとおべでる」

そして、
「皆様は九九言えねでだ、オレだげ言えでだ」

貧乏農家の子沢山の長女に生まれた美代さんは、次から次へと生まれてくる弟妹の子守りで、小学校にもろくに通わせてもらえなかったそうです。
学歴の無い母にとっては、九九を言えることが誇りとなっているようです。

そんな美代さんですが、もう1枚のプリントを観たあたしは・・・。

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絵心・・・ではなくて、色彩感覚ですね。
枝葉は緑、落ち葉は茶色・・・まぁ、いいです。
枯れたから、落ちたのでしょう。

女の子のコートの色。
袖と見頃の色が違うのです。
本人は同じ色を塗ったつもりでいたようですが、空間認識の衰えなのか、テキトーに塗ったのか、定かではありません。

リスの色が紫になっていることを、自分でもおかしい?と感じたようで、お隣の方に訊いてみたそうですが、そのお隣の方のご意見がなんともはや、
「木にいるから、いいんじゃないですか?」(敢えて標準語)

お隣の方は、どの程度進行されていらっしゃる方なのか。
その他にも、ツッコミどころは沢山あるのですが、省きます。

ぬり絵はこどもの頃から不得手だったそうです。
周りのみんなはとても綺麗に塗っているのに、自分だけがおかしな色になっていることを、判っていたそうなのです。

色使いがまるでなっていないのは、こどもの頃から変わりなし。
こういうことが、大人となってファッション感覚ゼロに繋がってしまったようです。

美代さんの記憶力についてを不思議に思うことが多々あります。
ついさっき・・・1分前の記憶がないこともある中で、昨日のデイでのやり取りを、キレイに憶えている。
分かれ目がどこなのか、本人に訊いてもたぶん判らないでしょう。

今日は、午後からインフルエンザ予防接種です。
あたしのかかりつけ耳鼻科で受けます。

痛みに弱い超ビビリの美代さんですが、大騒ぎしないことを祈っています。


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令和天皇・皇后両陛下への、一国民の想い

昨日の、
祝賀御列の儀。
天気にも恵まれ、本当に良かったと思っています。
皇后雅子様の、お美しいお姿がとても印象深かったです。

そして、一昨日の、
天皇・皇后両陛下の、即位をお祝いする国民祭典。
凛としてお立ちになられる雅子様の、嵐がステージに現れた瞬間の華やかな笑顔が忘れられません。そして奉祝曲の歌詞に涙されたシーン、あたしを始めジーンとされた方も多かったのでは・・・と、思いました。

TVに映し出された、お二人を観た美代さん。
「あ、まさこんどででる・・・うんと~天皇だぢだ。きれんたな~」
(雅子たち、綺麗だな)

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今朝の情報番組で、皇室担当の記者である方が、国民祭典の際、両陛下がコートをお召しになっていたのが印象深かったと、自分たちがコート無しで居ると、国民にもコートを脱ぐことを強いることになるので、寒さの中でそれはさせてはいけないという、配慮のお気持ちからではないかと、コメントしていました。

開かれた皇室を目指された平成天皇の時代、皇室と国民との距離がグッと近くなったように感じていましたが、令和天皇となられたお二人は、もっと近い存在となられるのではないでしょうか。

とは言え、天皇はあくまでも日本の象徴であらせられるわけで、そこは国民のあたしたちも、距離感を持たなくてはならないのでしょうね。

両陛下と同年代のあたし。
思うこと、それは、雅子様のキャリアを活かした皇室の発展を希望することです。

そして、願わくば女性天皇が容認される国となってほしいものです。
まぁ、この件は現総理の時代が続く限りは無理なようですが。

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長く続く歴史の、新時代の一証人として、お二人のお姿を目に焼き付けられたことは、とても幸いなことでしょう。

両陛下の、ご健康を心よりお祈りいたします。

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杖歩行。信じられるのは自分の足だけ・・・?

金曜日、美代さんとふたりでラーメンを食べに行ってきた、あたし。

ラーメン・餃子共に美味しく頂きました。
美代さんの、満足な様子にホットしました。

が!
このあと・・・そう、色々あったのです。
食べ終わったあとに、トイレに行くと言い出した美代さん。
こちらのトイレを使用したことはなかったあたしですが、通路の先にトイレマークがありましたので、美代さんに教えました。

変形性膝関節症と腰痛持ち。
椅子から立ち上がってすぐには歩き出せません。
その場でイッチニ・イッチニと、数回足踏みをさせてから、歩かせます。

トイレまでの距離は、4メートルほどでしたでしょうか。
ペンギン歩きでなかなかトイレにたどり着けず、やっとのことでトイレの中へ。
その間、あたしはテーブルに座ったままで見守っていました。

周りの客は、なぜ手を貸さない?というような目であたしをチラ見。
普段から「美代さん」と、名前で呼ぶあたしは、娘に観られたのかそれとも嫁に観られたか。
いずれにしても、冷たい・・・もしくは気が利かないと思われたことは間違いないでしょう。

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他人の目を気にしたあたしは、仕方なく美代さんを追ってトイレの中へ。
男性用には暖簾が、そして奥には女性用。
便座に座り、ドアを大きく開けたままで用を足していた美代さん。

なぜドアを閉めないのかを訊いても、帰ってくる答えはトンチンカン。
「ちゃんと、ズボン下げですわってる」

開けっ放しで恥ずかしくはないのか、ドアを閉めることが面倒だったのか、取り敢えずあたしが居るからいっか。
そんな気持ちで終わるのを待ち、その後は、歩き方がぎこちないので、嫌々ながら手を貸しました。

杖歩行の美代さんは、ゆっくりであればしっかり歩けるのです。
それなのに、カニ歩きのような、とにかくおかしな歩き方。
あたしが手を貸しているにもかかわらずです。

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       足つき杖です

車に乗り込み、なぜあのような歩き方になるのか訊いてみました。
「おっかね。とにかくおっかね。もしオレが転べば皆様にめいわぐかがる。みんなして、オレの周りさ来るべ?そったなごど、させられね」

「でも、家でならもっとサクサク歩くでしょ?」

「家だば、ほがの人さめいわぐかげねべ!」

解説
家でなら、あたしにだけ面倒を掛けるだけだが、外や店で、もしも転んだら周りの皆様に迷惑が掛かる。だから、余計に慎重になる。

もしも転んだら・・・
そんなことを考えて歩いていたのか・・・。
母なりの気遣いをしていた。

確かに大騒ぎになるかもしれません。
でも、そんなことを考えながら歩くから、尚更おかしな動きになる。
「そんなことを考えずに、いつも通りに大股でゆっくりと歩いてよ」

「そだよな・・・」

足腰が弱ると、まともな動きもできなくなる。
たま~に、何もない所で躓くことがある、あたし。

年を重ねるって、そんなことなのでしょうね。


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猫の水虫。高齢になると完治は難しい・・・?

わが家のにゃんズ、桐と青。
桐ちゃんは12月の誕生日で、17歳になります。

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その桐ちゃんの水虫ですが、抗生物質と経口薬のイトラベットを20日分処方して頂き、木曜日に飲み終わりました。
その時点ではかなり綺麗に治っていたように観えていたのですが、昨日金曜日の夕方になり右前足に再発。

かかりつけ動物病院は金曜日は休診なので、今日午前中に受診。
4本の足の爪・爪の間を全て確認し、消毒して頂きました。

抗生物質は、注射から始め錠剤に移り2ヶ月半になります。
長く続けるものではないので、今後は消毒のみを続けるようにと。

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ねこはとても清潔な生き物です。
気付くと体をなめています(性格にもよりますが)

桐ちゃんもそれは同じで、いつもきれいにしているのですが、高齢になり爪や指の股までの細心が及ばなくなっているようなのです。

ねこの爪は、御存じの方も多いと思いますが、出したり引っ込めたりできます。
どんな感じかと言うと、先生が見せてくださったのですが、
人間がグー・パーするのと同じようなことで、その、グー・パーが年齢と共に素早くできなくなる感じです。
そろそろ、介助が必要な年齢になったとも言われました。

消毒液は初診の日に処方して頂いておりますので、今後はコットンに浸しての拭き取りだけではなく、綿棒に染み込ませ、爪の汚れや指の股までも、丁寧な消毒が必要になってきます。

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     なめても大丈夫な消毒液

爪切りは猫にとっては拷問に値すると、教えて頂いています。
その爪を触られるのは、桐ちゃんにとってはやはり拷問に近いのでしょう。
それでも、放って置くわけにはいきません。

帰宅後、ベッドの奥に入り込み出てきません。
またどこかに(病院)連れて行かれるのではと、暫くは警戒されるのでしょうね。

麺の硬さ、スープの濃さを択べるラーメン店。母娘で外食

昨日は、デイケア・デイサービス共にお休み。

ず~っと、考えていたことがありました。
美代さんと暮らすようになり、ふたりで外食をしたことがない。
以前に、友人と3人でとんかつ店で食事をした際、何が気に入らなかったのか、「二度と誘うな」と言われたことがあり、それ以来美代さんと外での食事をすることはありませんでした。

気になっていたラーメン店があります。
友人とは何度か食べに行っているお店なのですが、麺の硬さやスープの濃さを選べるのです。
入歯で硬い物には難色を示す美代さんには、打ってつけのお店です。
加えて塩分控えめ・スープを薄めて頂けるのです。

昨日、行ってきました。

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ワンタン麺と、餃子を注文。
こちらの餃子はとても大きく、ジャンボ餃子。
1個で、通常の3個ほどの量なのです。
一皿2個入り・3個入り・5個入りとあるのですが、2個入りを注文しふたりで半分こ。

かなり薄めで出して頂いたスープを、一口すすり、
「おいしい」

・・・ヨシッ、掴んだ・・・
「麺はどお?」

「どおって、味が?」

麺の味?いいへ、麺の硬さが気に入ったのかを聞きたかったのですが、訊き方が悪かったようです。
「じゃなくて、硬い?軟らかい?」

「うん。軟らけ」

黙々とラーメンを食べ続ける美代さんに、餃子も食べるように促すと、
「あ、餃子、あったのが」

テーブルに運ばれてきた際に、一口では無理なので、半分に切りました。
美代さんの目の前で、熱いから少し置いてから食べるようにとも言っていたのですが、そこにあることさえ、忘れていたようです。
と、メンマを掴み、この硬い物は何かと訊いてきたので「しなちく」と答えたのですが、目がキョトン。
暫くラーメンを食べていなかったので、すっかりと頭から抜けていたようです。

スープは残したものの、完食。
美代さんの胃袋は達者そのもの。
長生きの太鼓判を押された美代さんですが、もの食いの善さは一目瞭然です。

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食が細く、苦労をしているご家族も多いようですが、体重増加が気になる美代さんの食べっぷりを、いくらか分けて差し上げたいくらいです。

12時半過ぎにお店を後にし、晩ご飯までの7時間近く、お腹が空いたとは言いませんでした。
ワンタンも入っていたことで、胃袋は満タン状態だったのでしょう。

でも、飴玉はなめていました。
タバコと同じ位置にあると言う飴玉。
止められないようです。

母娘での外食。
次回はどこに挑戦しましょうか。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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