にゃんズの母(しがらみと生きる)

「老猫、桐ちゃん19歳、青(せい)くん16歳」「あたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、89歳。方言と訛り×認知症要介護3で、田んぼの観える特別養護老人ホームに入居」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして・・・なのですが、母が特養に入所しケンカ相手が居なくなり少々寂しくも感じています。 人生一度きり。前向きに生きるためのブログです。

2019年10月

秋の装い。お洒落は足元から・・・?


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あたしは59歳。
世間的にはアラ還ど真ん中。

子供の頃、60歳はおじい・おばあと感じてました。
今、自分がその年となり、大変失礼に思っていたと反省です。

平均寿命も延び、待ちゆく人々もパッと見での年齢は判りません。
そう、見た目年齢と実年齢のギャップが大きい人たちが増えているように思います。

TVを観ていると、コメンテーターのかたの年齢が記されることがありますが、・・・へぇ~、見えないね~・・・と、思うこともしばしば。
顔立ちなのか化粧法なのか、はたまた着ている服・ファッションなのか。
何れにしても若々しく見えるのです。

ヒューマンウオッチングが趣味のあたし。
勝手に年齢当てクイズをしています。
前からくる方の見た目年齢は、着ている服から想像します。
最近は年齢だけでの服選びをしているかたは少ないようで、なかなかピンとはきませんが、皆さんとてもオシャレに感じます。

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ファッションの世界では、CMではニットが注目されているようですね。
ユニクロでは、大きめニットを推しているようです。
流行を取り入れることって、大事なことだと思います・・・が、そうなると全ての人が同じファッションとなる。
それは寂しいですよ。
自分流の取り入れ方も必要ですね。

ファッションて、繰り返されるようにも思うのです。
実は、30年近く前に購入した黒のハイネックセーターがあるのですが、そのセーターが程よく大きめ。
ず~と、タンスの肥やし状態でしたが、やっと日の目を見ることができそうです。

あたしは、物持ちが良いようです。
なるべくなら着回しできそうなものを選ぶようにしています。

目的のもの買う際は、持っている服の色・柄・スタイルなどを思い浮かべるようにしています。
単にかわいいから。とか、好きな色だから。とかでは決めません。
そして、迷った際は買いません。
一度帰って頭を整理します。
・・・ホントにほしいもの?必要なもの?あれがほしいの?・・・

間違いない!そう思っていざ購入・・・と、思ったらなかった。
誰かに先を越された。
なんてこともありますが、そのときは最初からご縁が無かったと諦めます。
だって、迷っている時点で本当にほしいのか悩んでいる訳ですから、それは仕方のないことで、別のものを探せば善い。
案外「これ」と、思ったものよりも、好いものに当たったりして(笑)

今、ほしいと思っているパンプスがあります。
以前にご紹介したパンプスの色違いです。

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このパンプスはとても履き心地が良く、疲れないのです。
でも、歩き方が下手なのか、どこかに擦ってしまったようで、汚れが目立ってきました。
色は無難なのですが、少しは冒険がしてみたい・・・と、思っていたら、
「ダークオレンジ」がありました。
でも、待てよ。
この色で、持っている服に合うの?
これからの時期、黒タイツになるよね?合うの?

一旦帰り、ラインで長女に相談。
「黒のタイツなら何色でも合うんじゃない?ちなみに。今年の秋はベージュだってよ」

「じゃ、持ってる靴の色になるよね?」

「ん~、でも、差し色として使えるんじゃない?」

あれから2週間が過ぎています。
未だに迷っているあたしですが、熱が冷めている訳ではないので、もう一度見てこようと思っています。

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母親の手を握りたくない・・・なぜ?それは・・・。

運転中、たぶん親子であろ老母と娘を観た。
歩道の無い道路。
娘は車道側を歩き、母親の手を握り、車に注意していることが窺われた。

あたしは美代さんの手を握ることができない。
でも、どうしてもという時もある。
そんな時は、嫌々・・・本当に嫌々ながらに手を差し出す。

幼い頃から母親と手を握って歩いた記憶が無い。
親子で出かけるときは、父親がサッと手を出してくれた。
その手は大きく温かかった。
そう、どんなシーンでも我が家は父親の色が濃い。

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先月の帰省時に、この悩み?についてを次女に相談した。
次女サキが言うには、
「同性同士ではそんなものだって。本来手を握るという行為は男女間のことで、友達に、男の子と女の子のこどもがいるんだけど、お兄ちゃんの手は握れるけど、妹の手はあまり握りたくないって言ってたよ。おかぁが、ばあちゃんの手を握りたくないのは、特別おかしなことじゃないと思うよ」

むすめ達が幼い頃は、普通に手を握り買い物などに出かけていた。
まぁ、大人になってからは流石に手を握ることはなかったような・・・。

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どうしても手を差し伸べてほしいと懇願され、仕方なくのときがある。
でも、その後に一言。
「あのね、あたしが手を貸さないのは、美代さんがちゃんと一人で歩くことができるようにだよ。いちいち手を貸していたら、それに頼ってしまうでしょ?そしたら美代さん一人で歩けなくなるよ」

「そだなぁ・・・おめの言う通りだなぁ」
もっともらしい文句に、美代さんは頷く。
本当の理由を知ったら何と言うだろ・・・まぁ、言うことはありませんが。

なぜこんなにも嫌なのか・・・自分でもわからないのです。
嫌悪感・・・とまでは言いませんが、手以外でしたら普通に触れるのです。
いつぞやは、手を貸してくれと言われ、あたしの手首を握るようにさせました。
体勢的にもその方が楽でしたから。

つくづく冷たい娘と実感しています。
この先、何かが起こったら、真っ先に非難されるのはあたし。
でも、何をどの様に言われても、母の介護をしているのは誰でもないあたしなのです。

今日は週一のデイサービス。
迎えの時間は9時半~9時50分の間と決まっているので、デイケア日よりもゆっくりとしていました。

ピンポ~ンと、鳴ったのは9時10分。
薬を飲み終わり、口濯ぎの前。
急いで洗面所へ、そしてトイレへ。
「困った・・・ウンチ出そうだ」

・・・こんな時に限って。でも、時間通りならまだ20分もあるものね・・・

迎えのスタッフさんは、オジサン。
たぶん、パートなのでしょう。見た目年齢70歳前後。
今日が初めてと仰っい、道路が空いて信号待ちもなく来られたと。
そして、母のあとにお二人の元へ向かうと。

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乗車時間が長いことを愚痴っていた美代さん。
上着に袖を通させ・メガネをかけてあげ、
「よろしくお願いします」

そう言えば、前回の迎えも男性でした。
その時も美代さんはニコニコ顔。
幾つになっても異性を感じることは善いことです。

同性の・・・らしくない母親の手を握る。
いつかは、この気持ちから解放される日が来るのでしょうか。

母親に似ている・・・一番言われたくない、ことば。

先日のデイサービス・担当者会議でのひとこま。

「娘さんは、お母様に似てらっしゃいますね」

「えっ!?」

一番言われたくない、ことばです。

何が似ているの?
顔?
仕草?
言葉?

たぶん・・・顔だろう。
美代さんとあたしの顔。
と~っても、嫌なのですが、骨格・・・作りが似ています。

あたしは母親が嫌いです。
何が嫌いか・・・。
そうね・・・一番は、らしくないところ。
そして、考え方。

率直に言えば、母親らしくない。
幼い頃から、女親としてのことを、何一つしてもらわなかった。
何一つ・・・は、語弊があるか・・・。

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この人は本当に女なんだろうか?
と、思うこともあった。
確かに得手不得手はあるだろう。
男でも女でも、得意分野はある。
夫婦がお互いの得意とすることをすれば良い。

わが家は、それで成り立っていたのだろう。
でも、幼心に「あたしが母親になったら、髪を結ったり・お弁当を作ったり・服選びなども一緒にでかける。そんな母親になる」そう、思い込んでいた。

初めて母親と服選びをしたのは、高校卒業時。
勤め先に着ていく服を買いに、盛岡市内の当時のダイエーへ。

ファッションに疎い母は、何のアドバイスもくれず、あたしが選んだ服の代金を支払ってくれただけ。
今思うと、随分とオバサンくさい服を選んだものだと、笑ってしまう。

いつだったか・・・訊いたことがある。
「ねぇ、美代さんは間違って女に生まれたんじゃない?」

「・・・そうがもしれね」

「次に生まれるときは、男に生まれるのよ」

「そだ。オレは女が嫌がるごどは絶対にしね」

女が嫌がることとは・・・。
ドラマで、女性が襲われているシーンや、抱擁シーンが映ると、美代さんはTVに向かって声を張り上げる。
「ほれ、早ぐにげろ」「そったなごど、するな。気もぢ悪」

美代さんは、男女の営みを毛嫌いします。
(娘二人を産んでおきながら・・・)
そして、父のように酒・タバコはせず、家事全般や家の中の細かい修理・修繕ができるのは当たり前の考えで、ずっと父に守られて生きてきたのです(日曜大工も得意でした)

それでも、母なりの言い分があります。
父は華奢でした(あたしから、観ても)
体力もなく、力仕事は得意ではなかったそうです。
(母の見解、あたしはそうは思っていませんが)
必然的に、夫婦の担当分野が決まったと、言います。

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母の様にはなりたくない。
ずっと、頭の中にありました。

顔が似るのは、親子だから仕方がない。
でも、生き方まで似たくはない。
20歳で出産、48歳で夫を看取り、他人(ひと)より少し早めの人生経験で、これからは自由だ~。と、思っていたら親の介護。

長生きの太鼓判を押された美代さん。
この先の時間を上手に使わなければ、あたしが参ってしまう。

あたしは、美代さんに似たくは・・・ない。




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新天皇・皇后両陛下。このおどごどおなご、誰だ?

寒い一日です。

即位礼正殿の儀。

TVは、朝から令和天皇一色。
陛下は、1歳上。
皇后雅子様は、3歳下。

上皇様は美代さんと同い年。
上皇后様は1歳下。
おこがましいですが、同年代。

思えば、母とあたし二代揃って、昭和・平成・令和と生き抜くことになる。
昭和は戦争の。
平成は災害の。
令和は・・・。

令和という時代を担う天皇・皇后両陛下。
一国民として、心をお寄せさせていただきます。

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と、話は変わります。
流れている陛下の顔を観た美代さん。
「このおどご、誰だ?」

そして、皇后さまを観ても同じように、
「このおなごは?」

令和の天皇・皇后様であると言うと、
「観ただごどある」

そして、
「天皇の名前、何て言うっけ?」

「浩宮徳仁さま・・・じゃなかった?」

「聞いだごどある」

朝の時点では、新しい天皇・皇后である事は解っていたようでしたが、お昼寝をすると、リセットされるようです。

皇太子様・雅子様と、お呼びしていた期間が長ったことと、母にとっての天皇は上皇陛下であり、皇后様は美智子様。すぐには馴染めないようです。
そして、TVを観ていても、どこまで内容を理解しているのか定かではありませんが、母なりに想いはあるようです。

昭和に生まれたあたし。
こどもの頃、昭和に終わりが来ることなど、思ってもいませんでした。
平成に終わりが訪れ、新たに令和の時代。

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長生きをするのであれば、足腰を鍛え手先指先を使い、文章に携わっていくことも、一つの手段。
あたしはオシャレが好き。(最近は御無沙汰ですが)
ハイヒールが好き。
走ることも好き。
文章は・・・思うがままに記していますが、好きです。

それでも、ある日突然に認知症はやってくるでしょう。
でも、好きなことを続け、少しでも抗いたいと思っています。

この男と女・・・誰だ?
母と同じように長生きできるかは分かりませんが、願わくばその時代の象徴を答えることができる自分でいてほしい。
そう、思っています。

その腰パン、いづく(違和感)ないの?

今日、月曜日はデイケア日。

迎えの時間が、いつもより早めの9時前と連絡が入ったのが、8時過ぎ。
美代さんは朝食真っ最中。
「いつもより迎えが早いから、のんびりしていられないよ」

食事についてはマイペースの美代さん。
時計を確認して、
「まだ、8時過ぎだばりだ、大丈夫だ」(過ぎたばかり)

そう言いながらも、いきなり急ピッチでかき込んでました。
入歯のせいもあるかもしれませんが、食事には時間を掛けます。
普段から、何事にも急いでとは言いませんので、いつも通りと思っていましたら、
・・・あら?急がなければって、解ったんだ・・・

動きが緩慢になってきているので、何をするにも時間がかかる美代さんです。
トイレもその通り。
時間がない中で、大をもよおした美代さん。
「トイレさ行ぐがらな」

・・・一々断らなくてもいいんだけど・・・

数分で出てきた美代さんでしたが、時間が気になり出る物も引っ込んでしまったと(これは辛い)
それでも、水は流し電気も消した。
そして、ドアもちゃんと閉めた。
偉いね!

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出かける準備OKの状態で、待つこと10分。
疲れるだろうに、座ればいいものを立ちっぱで、TVにくぎ付け。
ふるさと岩手にある山田町の、今回の豪雨災害の様子が映されていました。

と、ピンポ~ン。
お迎えです。

前を歩く美代さんの後ろ姿を観たあたし、ん?ズボンの裾を引きづっている。
・・・あ~、トイレで焦ってちゃんと上げなかったんだ・・・

上着を上げて観ると、下着シャツが出たままで、ズボンは腰パン状態。
自分で上げようとしましたが、時間もないので、あたしの手で。
こういうこと、増えています。

お風呂上り、パジャマ姿で部屋から出てきた際、シャツを入れずボタンも上だけ。(夜間用パッドはしてあげますが、着替えは任せています)
何度かありました。

同時進行が難しくなってきているので、今していることが精一杯で、その際に何か違うことを考えると、そちらへ気持ちが移り今していることを忘れる。

あたしもたまにありますが、思い出します。
でも、美代さんは思い出すこともできなくなっているのです。

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毎回、連絡ノートには自分でチェックを入れさせます。
一応確認はするのですが、日付・曜日を書いていませんでした。
まぢがえで、かがねのだ(間違えて書いていないのだ)

「それを言うのなら、忘れて。でしょ?」

忘れた。とは、言いたくないようです。
焦って腰パン状態、いづく・・・なかったのかしら。
※ いづい=実家の方言で、違和感


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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