にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

2019年08月

体調不良は、年齢(とし)のせい?受け入れられますか。

水曜日のことです。

美代さんはデイケア日で、夕方4時前に帰宅。
5時頃にウォーキング&ジョギングに行こうと考えていました。

4時半を回った頃に、ライン電話の音。
ピポパポピポピポポン♬(耳にする音は人それぞれですね)
この時間帯に誰?と、思いつつ画面を観ると大阪の妹のソノコです。
珍しい(妹は滅多に電話してきません)と思いながら出ると、いきなり怒られました。
「あの~!ばあちゃん、治ったの?!(゚皿゚メ)」

ヤバッ。
そうです、あたし・・・妹には退院の報告をしていませんでした。
「えっ?連絡していなかった?ごめんね~」

「良くなったの?」

肺炎は完治しての退院だと伝え、連絡しなかったことも併せて謝りました。
と、話はいきなり変わり、電話してきたのは母のことではなく、自分の体調のことで訊きたいことがあってのことだと。

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妹は、あたしと3歳違いの今年56歳。
元々、副鼻腔炎の症状があり、鼻汁は黄色っぽい物がでるが、6月からこの8月にかけて、花粉症の様な症状が出始めたと。
あたしが通年性のアレルギー性鼻炎で、毎日薬を飲んでいるということを思い出したようで、毎日の服用で身体に害はないのかを訊きたいということでした。

あたしは以前からLDL(悪玉)コレステロール値も高く、暫くの期間鼻炎薬と併用していましたが、その際に2ヶ月毎に採血をし、数値の確認と長期間薬を服用することで、肝機能に異常をきたしていないかの確認もしていました。
お陰様で、何の異常もなく過ごさせて頂いております。(この1年はLDLコレステロールの数値は正常範囲内なので、薬は止めています)

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このことを伝えると、自分も耳鼻科受診をしているが、今かかっている耳鼻科が信用できないと言い出したので、セカンドオピニオンを勧めたところ、大阪に越してきて友達もいなくどこの病院がいいのかも判らないと言うのです。

まぁ、気持ちは解るので、あたしの経験を話しました。
パソコン教室に通うようになり、ドライアイの症状が強くなったので、ある眼科を受診したのですが、その時の印象として、受付及び医師の対応も悪く、患者も少なく病院自体が暗い。スリッパも重ね置きで清潔感も悪く感じたので、別の眼科に替えた。
替えた眼科はとても明るく、医師及びスタッフの説明も丁寧で、患者数は前の病院の数倍。
それだけ、待ち時間も長いが、それはしょうがないこと。
セカンドオピニオンは必要だと思うので、取り敢えずネット検索を勧めました。

※ LDLコレステロールで受診した内科も、とても混んでいましたが、待ち時間が長いことから、現在は予約制になっています。

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その後に次から次へとあっちが痛い・こっちが不都合だと、体調不良を訴えてくる妹。
「うんうん、そうか~、そだね、解るよ」

まぁ、相槌を打ちながら聞いていましたが、あたしも妹の年齢の辺りは色いろなところにガタが来ていたので、
「年齢(とし)のせいだよ」

と、一口で済ませてしまいましたが、
あちこちのガタも、物忘れも年齢のせいと言い訳してしまう。
良くないことですが、妹はあたしの言葉を信じ、妙に納得していました。

大宮から神戸へ、そして今は大阪住まい。
夫婦二人暮らしを謳歌している妹ですが、自分の年齢を受け入れることも、大事なことのようです。

PS
思いの外の長電話で、ウォーキングはなし。
そういえば、妹がラインに加入した際、母美代さんに対して、
「ばあちゃんもラインにしなよ。電話代かからないんだから・・・」

母はガラケーらくらくホン。
F-01G
ライン機能はないようです。
仮にあったとしても、今更覚えられないでしょう。


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電話魔。会話の中身は夢の中での出来事・・・?

母の携帯は、らくらくホン(通話のみ)
かけたいと思っても、その日その時間帯で掛け方が違ってきます。

① 「携帯のかけ方を忘れた、教えてくれ」と、訊いて来る。
② 何気に触っていて偶然に掛けられる。
⓷ そしてちゃんとかけ方が解っている。
と、まぁこんな具合です。

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昨日の美代さんは、午前中から電話魔。
朝9時半過ぎに、大阪に居るあたしの妹へ。
「あ、いだがちょすてらったらかげささった。そっちも暑いのが?~~~」(いたか、触っていたら繋がった)

二言三言の会話で終わったようでした。何故って、前日の水曜日も話していたので、特に話す内容もなかったようですが、それでも掛けたいのは、誰かと話がしたいから。

その後小一時間ほどで、次の相手は甥のYさん。
Yさんへは自力で掛けたようでした。
「あるげなぐなったがら、帰らながった・・・」

お盆帰省のことを訊かれたようですが、帰省しなかった理由は歩けなくなったから・・・。
まぁ、大差ないですが、本来の理由は肺炎で体力が衰え、ドクターストップがかかった。なのですが、肺炎の「はの字」も出ませんでした。

この甥のYさんは3~4年ほど前に、肺がんに侵され入退院を繰り返しています。最初の入院の際、母と連れ立ってお見舞いに行っています。
病院で、彼の顔を観た母は、思わず泣いてしまい、
「可哀想に・・・Yよぉ。代われるものだら代わりて・・・」
と、こんなことがありましたが。

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YさんからYさんの母に替わり、話は延々と1時間強。
Yさんの母は、美代さんの1歳上で長兄の嫁。
現在存命中の唯一の兄嫁です。

お互いの近況や、昔話に花が咲いているような会話が続き、
「は?Yが肺がんだってが?初めで聞いだ・・・がんだってが?・・・なしてがんなんどになったってよぉ・・・」(どうしてがんなどになってしまったのよ)

電話の向こうからこれまでの経緯などを話していたようでしたが、美代さんは、何度も初めて聞いを繰り返すだけ。

その後も何やら話していたようですが、美代さんの口から、
「オレ・・・忘れるごど多ぐなってよ・・・すぐに忘れるんだぁ・・・」

これを聴いた伯母はナイスなことを言ってきたようで、
「うんうん、そだなぁ・・・その通りだ。おめはん、いいごど言う」

そして「お互い元気で長生きするんだ」で、電話が終わり。

「アレはいいごど言ってだ。おだがいに90だ。90にもなれば、ものも忘れるんだがら、全部年のせいなんだってよ」

86歳と87歳の老婆の会話。
一人は認知症、もう一人は年齢的な物忘れのあるクリア。
会話が成り立っていたのは、伯母が合わせてくれていたからのでしょうか。

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午後、3時過ぎ。
今度はいつものヨッコさん。
やはり触っていたら繋がったと。
最近のヨッコさんは、美代さんの認知症を受け入れつつあるようで、何度も同じ会話に付き合ってくれているようですが、昨日は何やら言ってきたようで、
「は?おめ、オレのごど試すてらのが?」

美代さん、ちょいとお冠でしたが、すぐに機嫌が直り、アハハ・オホホの大笑い。
「ヨッコど話すてるどぎが、いぢばんおもしれ」

ヨッコ叔母さん、いつもありがと様です。
因みに、
甥のYさんの「がん」のことは、結構な頻度でヨッコさんとの会話にあがっています。

1日の半分を電話で過ごした美代さん。
夕方、あたしに言ってきました。
「オレ、誰がど電話したっけが?それとも夢が?なんだが夢のながのよったぁ
(夢の中のようだ)

話好き・電話大好きな美代さん。
会話の内容は飛んでしまい、夢の中の出来事となってしまうようです。

そして、電話代がかかっていること、理解しているのかしら?
まぁ、していませんね。


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セミの一生、人間の一生

昨日は涼しく、とても過ごしやすかったです。
一転して今日は、予報では30度超えの暑さとな。

セミの鳴き声が、ミーンミーンから、ツクツクボーシに替わってきました。
友人の花ちゃんは、ツクツクボウシの鳴き声を聴くと、夏休みの終わりを感じたものだと言っていました。
ツクツクボウシはセミですか?
セミの世界のこと、イマイチ判らずすみません。

30代半ばの頃、八幡平市「焼け走り国際交流村」で子供会行事がありましたが、その際、セミの脱皮?羽化?を初めて目の当たりにしました。

あれは杉か松だったでしょうか?
木の種類は忘れましたが、一匹のセミの脱皮が始まり子供達含め静かに見守っていました。

時間をかけ少しづつ、普段目にする形を現し、最後にはとても綺麗な半透明ともいえる薄グリーンの羽が殻から抜け、全体像が観えた時は大人も子供も「やったー!」の大歓声。

「きれいだね~」「初めて見たわ~」

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   イメージ写真です。
   記憶の中では、羽はもっと透き通っていました。

そのセミは、後ろ脚で羽を何度か撫で、少し間をおいてすぅ~と木から離れ、青い空へと羽ばたいていきました。

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セミは土の中でとても長い時間を過ごし、地上に出てからはたったの1週間の命と教わって来ました。
その短い1週間で恋をし、自分のDNAをこの世に残し死んでいく。

でも、最近のある方の調査では、地上での一生は1週間ではなく、最長で30日以上生きたセミがいた、との結果が出たそうです。
その長く生きたセミは「ラッキー」と思ったか、それとも「大変だ」と思ったのか、人間のあたしには想像もできませんが、1週間を有意義に生きるのか、はたまた1ヶ月をのんべんだらりと生きるのか、それはそのセミ次第でということでしょうか。

人間の一生はどうなのでしょう。
亡き夫は「悔いはない。やりたいことは何でもやった」と、53歳の若さであの世とやらへ召されました。
亡き父は、79歳の誕生日に朝から夜までの1日を有意義に過ごし、あの世へと旅立ちました。

母美代さん、日に日に記憶が減衰しています。
あたしの言うことも聞いてくれません。
聞いてる・解ったと言いながら一瞬で記憶が飛びます。

その時その時が全て。
何度も繰り返し「今わがった」と言いつつ、次の瞬間には別の事をしています。
それでも、クリアな時の行動は「ホントに認知症なの?」と、思えるようなことをします。

決してのんべんだらりと生きている訳ではない。
その通りだとは思いますが、
「うん、でぎる・やる」は口だけ。
たぶん、その時はやろうと思うのでしょうけれど、
その、やろうと思った時にやらなければ忘れてしまう。

人生100年の時代で、86歳の母美代さん。
まだまだ、これからが長いです。


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穏やかな悪魔の、根拠のない自信とささやき・・・

母美代さんは、
来月のお彼岸から先は、孫・ひ孫に囲まれての実家生活に入ります。
デイケアを辞めることも、
せっかく変更した住所も、元に戻すことになることを、確認しました。
意思は硬い。

ですが、
3月に住所変更をした際、今後はもう二度と「あっちで暮らす」なんてことを言わないようにと、約束したじゃない!(完全に忘れていますが)
毎回帰省の度に出る「あっちで暮らす」もう、ほとほと嫌になっています。

美代さんの認知症は穏やか。(たぶん)
でも、穏やかと思っていたのは、物忘れが激しくなり、思っていることや言いたいことも言えないためであって、決して穏やかではないと感じ始めました。

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① 「やる・できる」の自信はどこからきているの?

「あっちで暮らす」というときは、頭の中がクリアなときなのか、
それともダウンしているときなのか。判断が付きかねています。

退院してから、大好きな野菜(現在は大葉とむかご)への水やりは、一度もしていません。
段差のあるベランダへ出ようという気持ちが、失せているようです。

ここはペット可物件なので、各部屋ごとの段差は一切ないのですが、ベランダへは、11.5センチの段差。
にゃんズがいる為だけでこの物件にしたわけではなく、各部屋への段差がないことが、膝の痛みや足が上がらない美代さんの為との想いもあり、決めたのです。
2年前より膝の痛みも悪化している美代さん。
10センチの段差を超えることができない状態で、
段差だらけの、増改築51年の実家で暮らすことの意味が解っていません。

② むすめ達への負担
母親の面倒さえ看ない宣言をしているむすめ達が、認知症の祖母さまの面倒を看る?
3歳児の働く母親である次女のサキは猛反対。
独身で、気ままに暮らしている長女でさえ「無理」の返答。

そもそも、一緒に暮らしていた時に、
「おかぁ何とかして、あんたの親でしょ!」のSOSを挙げたのだから、
あれから2年も経ち症状が進行している状態で、それこそ今更何?でしょう。

長年住み慣れたわが家で、孫・ひ孫に囲まれての暮らし。
母の想いは解らなくもありませんが、それは元気な状態でのことで、
今の美代さんでは言葉は悪いのですが、敢えて「お荷物」

⓷ 穏やかな悪魔のささやき
自分の事は自分でする・できる・・・
孫たちには迷惑はかけない・・・
お喋り相手をしてくれるだけでいい・・・

穏やかであるかもしれない親の介護でさえ、嫌になっているあたし。
あたしのような想いは、むすめ達にはさせたくない。
でも、自分を悪者にもしたくない。
だから、「あなたはお荷物よ」などとは到底言えない。
なら、何て言う?
自分のことは自分でする発言をしている美代さんへ、何て言う?

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昨夜、帰省の話を出すと、
「ん?どごさ行ぐのよ。あ?家さ行ぐってが・・・」

あたしの、話の持っていきようで、何とかなる!のではないか。
そう、直前まで帰省の話を出さなければ、忘れてくれる!

ズルい娘の発想ですが、何とかしてみましょ。


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オシャレ無頓着・・・ダメダメオバサンの言い訳

そう言えば、今年の夏は1着も服を買っていない。

冷夏で、長袖・七分袖ばかりを着ていたけど、やっとのこと暑く(猛暑)
なったはいいが、母の肺炎で病院通い。
思いの外涼しい病室で半袖では寒く、七分袖やカーディガンが丁度良い。
加えて自分の肺炎。
完治するまでは、夏風邪の怖さもあり、なるべく薄着は避けていた。

オシャレ大好きなあたしではあるけれど、今夏のファッションについては
0点。
着られればいいじゃん!
なんというオバサン的考え(事実オバサンですが(T_T))

夏物一斉セール・・・いつ、あったっけ?
この夏に買ったのは、美代さんのパジャマと食事用エプロンだけだよ。
いつの間にかファッションの世界は秋物へ移行し、セール品さえ買えなかった。

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正直言って、美代さんと暮らすようになり、自分の時間が少なくなったのは確か。
むすめ達が幼い頃、自分の買い物をするために出かけたのに、目に映るもの手に取るものは子供服。
それと同じように、この2年間は美代さんに似あいそうな服にばかり目がいっていた。

あたしは、いつの間にか母に対して、親目線になっていたのだと思う。
食事中も、箸の持ち方・食べ方など、親が子を諭すようにクドクドと説いていた。

あぁ~、ダメだわ。
もっと自分らしく、本来のあたしにならなきゃ。
孫のハヤブサくんに「派手な祖母ちゃん」の印象を植え付けるのがあたしの希望なのだから、美代さんだけに構ってはいられない。

とは言え、認知症老人を抱えての暮らしを2年経験して感じたことは、介護の先輩や正に今現在真っ只中の方がたの仰る通りで、自分のオシャレなどに構ってはいられない。そんな余裕もない。
現実を思い知らされました。

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今秋のトレンドは、なに?
オシャレの秋を満喫できるの?

自問自答・・・答えは、でない。

取り敢えず、大好きなパンプスだけは履き続けましょ。

プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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