にゃんズの母(しがらみと生きる)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、90歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2019年06月

ポジティブとネガティブの狭間で、揺れる心はどこへ。

レッツ・ポジティブシンキング
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

工場勤めをしていた頃、悩みごと(仕事・対人関係等)があっても、
常に、ポジティブを心掛けていた。

それでも、人間だからネガティブにもなる。
そんなときは、中途半端に悩まず、落ちるところまで落ち、
底にたどり着いたらその後は這い上がるだけ。

底にたどり着く頃までには悩みの答えも出ているけど、
その期間は悩み事に寄りけり。
2~3日のときもあれば、
2~3週間のときもある。

その間、相談できる内容であれば気楽に相談し、アドバイスも頂くけど、
そうでないときは、ひたすら悩む。
悩んで悩んで結論が出たときには、悩みぬいた時間が勿体ないと感じたこともあった。

まぁ、悩み方は人それぞれで、一概には言えない。
だから、これはあくまでもあたしのスタイル。

他人から観たら爪の先ほどの悩みでも、
当の本人にすれば、深海の如く暗くて深い悩み。
結局は自分で解決しなければ、消化不良を起こし再度暗闇の中。
(私見です)

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前回記した、あたしの中の闇。
もう、かれこれ1年以上も悩んでいる。
いいへ、たぶんもっと前から悩んでいたけど、
悩まないようにしていたのかも。

そう、ポジティブに良い方善い方へと考えようとしていた。
でも、ここにきて頭の中はネガティブ思考でいっぱいになってきている。
こうなっタラ・・・こうなレバ・・・。
駆け引きで、頭の中がぐちゃぐちゃ。

一つの結論は出ているけど、
タラレバの駆け引きで、踏み出す勇気もない。
困ったものね・・・。

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映画シンデレラのセリフの中に、
「勇気と優しさ」があれば、どんな困難でも乗り越えることができる・・・
と、あったけど。
ネガティブからの脱却には「勇気」が必要のようね。

勇気・・・ほしいです。


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心の中に在る「闇」もしかしたら誰にでもある・・・?

闇を持たない人・・・どんな人だろう?

闇の無い人・・・・・どんな人だろう?

騙され続けると、疑うということもしなくなる。
いいへ、疑うことが虚しくなる。
疑ったところで、答えは出ない。
出ない答えを模索する。
そしてまた、疑う。

信じたい・・・信じよう。
でも、
毎回違う返答の繰り返し。

「大丈夫だよ。お任せあれ」

何が大丈夫なの。
何を任せられるの。
どこに真実があるの。

こんなことの繰り返しで、闇ができないはずがない。

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相手を思っての嘘。
相手を傷つけないための嘘。

違う。
自分を正当化するための言い訳にしか過ぎない。
そう、結局は自分自身の為。

あたしの中の闇。
この闇とサヨナラできる日が来るのだろうか。
闇のない世界・・・
笑って過ごせる日々・・・

全てはあたし次第・・・解っている。
解っていても、信じようとする心が邪魔をする。
そして、結論を出せないままで過ぎていく。

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あたし、にゃんズの母は、ある闇ことで悩んでおります。
「闇」という言葉が合っているのかは判りませし、
「闇」の中身をお伝えすることも今はできません。

ただ、一つの結論は出ています。
でも、それに立ち向かう勇気、一歩を踏み出す勇気がないのです。
そして、それが合っているのかも判らないのです。

相談すれば良い。
そうですね・・・でも、最終的に決めるのは自分自身。
これまでも、そうやって生きてきました。

今は、一刻も早くこの闇から抜け出したい。
その、勇気がほしい。

※ 母美代さんとは無関係です。


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内蔵は健康そのもの。悪いのは頭だけ・・・?

母美代さん。
一昨年の10月に脳梗塞発症。
ダメージは右脳だったので、言語には支障なし。

退院から今年の3月までは2ヶ月毎の受診をし、薬・先生からのアドバイスを受けてきました。
昨日、3ヶ月めでの受診。
(3ヶ月になった理由はこちらに記しています)

3月に血液検査を受けていたのですが、昨日結果報告書を渡されました。
先生曰く、
「落ち着いていますね、標準値です。肝臓の数値も良いですよ」

血圧手帳を観て、
「うん、いいですねぇ。薬にばかり頼るのではなく、運動が一番ですよ」

「先生・・・その運動をなかなかしてくれません」

美代さんの肩をポンポンと叩き、
「運動、してくださいね」

美代さん、ニコニコ笑顔で、
「はい」

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今回長谷川式認知症スケールもお願いしました。
結果としては30点満点中の21点。
あたしの中では少し進んだように感じていたのですが、
それほどでもないという結果。
(初めての受診時は、18点)

14点の父は、当時軽度認知症と診断されていましたが、
比べると美代さんは更に軽度?ということでしょうか。
その割には訳の分からない行動が目立ちます。
まぁ、元々が訳の分からない人なので、どこまで・・・どこから・・・
の線引きも難しいのですが(´;ω;`)

100から7を引くといくつになる?
診察室では93までしか答えられませんでした。
「計算は苦手だ・・・」

帰りの車の中でもう一度やってみました。
そう、93まではすんなりと出ますが、その後が中々出ない。
それでも時間を掛けて出た答えは86。
正解です。
美代さんの計算方法はユニークです。
90から7を引いて83、それに残りの3を足し86となる。

「オレの身体、どごも悪ぐねよんたな(ようだな)

「だね」

「悪いのはあだまだげが・・・?」(あたま)

「みたいね」

「運動するじゃ、明日のあさま、早ぐおぎであるぐ」

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今朝の起床は8時半過ぎ。
早く起きて歩く・・・。
言ってみただけ~のようです。

PS
過活動膀胱・切迫性尿失禁の薬、「ベタニス」を止めて3ヶ月。
尿とりパッドの使用枚数やトイレの回数も増えていました。
今回の受診で、再度ベタニスの処方もお願いしました。

全ての数値が落ち着いているので、今後の受診は3ヶ月毎にしました。


時間は気にするけど、時間配分ができない。

「急いで・早くして」

思ってはいても、なるべく口には出さないようにしています。
だって、言ったところでできないことは判っているから。

母美代さん。
この2~3日、右太ももの辺りに痛みが来ると言っている。
入浴中も、膝が痛い・ゴリゴリ音がする。と言っている。

美代さんの痛み、あたしには解からない。
お陰様で、普段の生活の中でのひざ痛・腰痛には無縁。
(ギックリ腰は常習者)

美代さんは、室内ではペンギン歩き。
そう、よちよち歩き。
ここは賃貸ゆえ、手すりをつけることができないので、
柱や壁伝いに歩く。


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思えば、2年前の体重が42~43キロ。
畑作業の際はゆっくりではあっても、普通に歩けていた。
あたしと同居したときは、外階段16段くらいの昇り降りも、時間が掛かるもできていたし、今ほどよちよち歩きでもなかった。

この2年で体重は48キロに。
増えた原因は、食べた分に見合った運動をしなくなったから。
動かないのであれば、食事内容を変えようとダイエットに挑戦。
でも、結局は何をしても減ることがなく断念。

あっちが痛い・こっちが痛いの原因は、体重増加もあると思うが、そのことを何度言っても理解してくれないので、最近は訴えてきても聞き流す。

昨日の食事。
朝食、11時。
昼食、 3時。
晩食、19時。お腹がいっぱいとご飯を半分残す。

今朝は普通に完食し、
「なんだがフラフラする。昨日の夜あんまり食べねがったがら・・・」

こんなことを言っていた。
だいたい、食間が4時間で、その合間にも何かしらを口にしているのだから、お腹が空くわけがない。
それでいて、フラフラの原因はご飯を残したから・・・。

食べるな。と言っても食べないわけがない。
言うだけ虚しくなるので極力言わないようにしている。

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今朝のデイケアの迎えの時間は8時45分頃との連絡。
いつもより20~30分も早い。
ちゃんと伝えたけど、一度では理解できず再度伝えた。
40分過ぎた辺り、
まだ何かをしていた美代さんにとうとう言ってしまった。
「ねぇ、時間になるよ。急いだほうが善くない?」

「わがってらども、△◇〇×~~◎■▲×」

・・・解っていたのに、言い訳?・・・

元々、時間配分など気にしたことのない生活だった美代さん。
今更、できるわけ・・・ないですよね。


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見舞い金と入院給付金を充てにする・・・?

昨夜。
ねぷて、おやすみなさい」(眠い)

(わが家は、朝晩の挨拶はたとえ親子でも、
おはようございます・おやすみなさい)

9時前にベッドインした母美代さん。
それから少しして部屋から話し声。
・・・寝たんじゃなかったんだ・・・

小一時間ほど話していたんじゃないかな。
話が弾むと眠気も覚めるし喉も渇くようで、その後2~3回ほど冷蔵庫参り。
そのお陰でトイレの回数も増え、今朝までに3~4回の立てこもり。

美代さんのトイレ時間は長い。
ま、動作も緩慢になり仕方ないよね。
トイレがかち合った際は、ひたすら待つのみ。
・・・うぅ~・・・早く出て~・・・

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午前中、パソコンに向かっているあたしに声を掛けてきた。
「今は、入院すればおがねもらえるって?」

生命保険のことのよう。
入院保障の付いている保険は昔からあり、そういう保険に医加入しているのであれば下りるということを教えた。美代さんは、若い頃から生命保険に加入したことがなく、補償内容についてはそれこそチンプンカンプンなので、「そが・・・」のひとこと。

「その入院代ほしくて、いづまでも病院さいるみだいてよ(みたいだよ)

先日ブログに記した、義妹のタッコさんのことらしい。
・・・ハハ~ン、昨夜の電話で仕入れた情報ね・・・

一昨年の夏、腰の骨折で入院しているタッコさん。
今回の入院も、その腰の痛みが悪化してのことらしく、お見舞いに行った
兄嫁からの情報がヨッコさんに入り~の美代さんに入った。という具合。

入院が長引けば費用もかさむが、入院保障が付いているのであれば、そこは病院側との折衝で入院日数を延ばすことも可能?と聞いたことがある。
ニコニコ顔で歩いている姿を観た兄嫁が「お金欲しさ」の入院ではないかと、勝手に言ってきたようで、それを真に受けたヨッコさんも同じように美代さんに伝えてきた。

「お金がない・お金がない」
口癖のように言うタッコさんを、周りの人間(兄弟姉妹)は疎ましく感じているようで、認知症のあるトスさんの面倒を看なければならなくなった兄嫁の、鬱憤もあるように思う。

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美代さんの妹たち、ミッコさん・ヨッコさんは、今回のお見舞いは品物だけにすると決めたようです。
「なぁヨッコ・・・年取ればどごもかしこもいだぐなるんだ・・・見舞いもそごそごでいいんでねが」
(どこもかしこも痛く、そこそこ)

まだらボケの美代さんですが、ヨッコさんからの情報はしっかりと頭の中に入っているようです。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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