にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん19歳。琴ちゃん4歳。黒ちゃん4歳。常くん3歳。連くん1歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、91歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2019年02月

叔母の親切心に思う。あたしの人生よ。

叔母「ミッコ」さんから、電話が入った。

母美代さん達姉妹の、実家近所のお宅の住人が相次いで亡くなり、残ったのは建てて何年も経っていない家だけだと。

「そが・・・~もなぐなったのが・・・。教えでくれでありがとや。ここにいるど何にも情報入らねへで知らねごどが多いがら」

当然だ。
岩手から500キロ離れているし、ご近所さんは知らない人ばかり、実家の情報など入って来ないのは当たり前のこと。


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ミッコさんは、あたしの事を言ったらしい。
本来なら長女のあたしが実家に居て母美代さんの介護をするのが当然なのに、美代さんがあたしの所で暮らすのはおかしい。と。
要は、あたしが実家に居ないことで、諸々の近所付き合いができないでいることが、おかしいということらしい。


はいはい、言われていることは重々分かっています。すみませんねぇ。
でもねぇ、一度の人生だよ。そして誰の人生でもないあたしの人生だからさぁ、選択権はあたしにあると思うのよ。


美代さんは、あたしが実家に戻ることで実家の家がずっと残ると思っている。
おかしいでしょ。あたしだって何れ人生の終焉を迎える訳で、未婚の長女がどの様な選択をするのかはあたしの心配する範疇ではないことを、どれだけ解っているの。

だいたい、あなたもあたしも男の子を産めなかったし、仮に産めたとしても跡を継ぐとは限らないのが今の時代でしょ。


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亡き夫は53歳で逝ったけど、それまでの人生は誰の目から見ても自由奔放。
「やりたいことをやってきた。思い残すことは何もない」と、癌に侵される前から言ってました。
その、凝縮された短い人生で思い残すことはない。と言いきっていた夫です。

あたしもその生きざまを傍で観てきていますから、人生の短さというか、後悔の無い人生とはどういうものかを実感しています。

母に言ってやりました。
ここに連れてきのは確かにあたしだけど、嫌なら来なければよかった訳で、実家で暮らしたいのなら、これまでの帰省時に残ればよかったでしょ。一人で何もできないと判断したから一緒に戻ってきたんでしょ。ま、どこで暮らすことが自分にとって一番かの判断は、まだできるでしょうから、考えてみて。

実家ではあたしのむすめ達が暮らしていますが、それぞれの生活がある訳で、85歳の認知症の祖母さんを本気で面倒看るのか?看られるのか?
健康なときだったら一緒に暮らせていたでしょうけど、認知症の症状が現れたことでSOS、それによりあたしとの生活になった訳で、
今更祖母さんの面倒など看られないでしょう。

母美代さんがこの先どこでの生活を選ぶのか・・・。
そのとき、あたしはどの様な行動を起こすのか・・・。

根無し草の人生でも構わない。あたしはあたしの人生を生きる。
そこに、美代さんが加わったとしても、あたしの人生に変わりはない。

願わくば、
軽度のまま、父の様に誰の手も煩わすことなく、ピンピン(?)コロリと逝ってもらいたいものだ。
そしてそれが、母の為でもあるように思う。



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「MeltyKiss」冬季限定。芳醇&濃密なとろける美味しさ

「期間限定」
今だけの商品。
これは買う価値が大ありでしょう。

新しいもの・期間限定にとぉ~っても弱いあたし。
昨日、見つけました。

チョコ大好きなあたしは冬季限定品の「ラミー」を欠かしたことは有りません。
冷凍庫に在庫がなくなったので、近所のスーパーへ。

チョココーナーでラミーを手にしたのですが、隣に陳列されているこのチョコを発見。
少し悩みました。いいへ、けっこう悩みました・・・が、結局は買わないわけがない!
手にしたラミーを元の場所へ戻し、味の違う2箱をかごの中へ。


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箱に描かれているお洒落感も、あたし好み。

まずは、それぞれの味見から。

「くちどけブランデー&オレンジ(アルコール分3.1%)
オレンジの味が先にきます。そして、その後にブランデーが口の中に広がる。そんな感じです。
オレンジピールが入っているので、コリコリとした食感がアクセントにもなっており、チョコだけではなく、オレンジも楽しめる一度で二度美味しいと思える芳醇なチョコです。

「くちどけラム&レーズン(アルコール分3.8%)
普段のラミーの味をもっと濃くした感じで、チョコ自体にアルコールが染みわたっている感覚。
噛んだ瞬間にラム酒が広がります。レーズンは、ラミーほど硬くはなく優しい感じで、濃密な味わいです。

保管は、23℃以下となっているので、冷凍庫ではなく、寒い部屋くらいの方が噛んだ瞬間の食感の良さと味わいを実感できると思います。

アルコール分が、3.1・3.8となっていますので、お子様や運転時は避けるべきですね。
そして、チョコ大好きな方でも、お酒が苦手な方にはおススメできませんので、そこはご了承願います。

あたしはワインが好きなので、お供として頂きました。
(1箱に4本入りなので、一度に全部は勿体ない。昨夜は各1本でした)

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食べ終わったら、いつものラミーに戻ります。
でも・・・夏に販売されないのが残念ですね。

あたしにゃんズの母は、お酒もチョコも大好きです(笑)



ヘアーマニキュア「まだらボケの母の彩」きれいだよ。

爪や髪の毛の伸びが早い人は、健康なのでしょうか・・・?

母美代さんの髪、年末にカット・パーマ・ヘアーマニキュアを施術。
その際もブルーのヘアーマニキュアを入れたが、思っていた色とは違い2週間ほどで抜けてしまった。

美代さんは自身の体型を「ずんぐりむっくり」と称します。
特に、首が短いことを主張し、とっくりセーターや、ハイネックシャツは敬遠します。
主張・・・そこまで言う?みたいな感じですが、まぁまぁ言うのです。

首が短いので、伸びた髪が襟元の邪魔になることを嫌がります。


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「なぁ、このパーマいづかげだっけ?髪の毛伸びで襟の邪魔になるがら切りてども」


毛先にはパーマ分は十分に残っていますが、カットするとなくなる訳で、勿体ないと思いながらも昨日、いつもの美容室へ。
スタイリスト(美容師)さんは、あたしも担当頂いているTさん。母の骨折の件は知らせているので、シャンプーの際の移動時は注意をお願いしました。
前回のマニキュアがすぐに取れたので今回は少し濃い目に注文。

3時間ほどで迎えに。
帰り支度をして椅子に腰かけていた美代さんの頭を観て、思わず出た言葉
「ほぉ~、きれいだねぇ~」


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今朝の写真。ビオレの日焼け止めローションは美代さんのお気に入り。


「うん、きれいにしてもらった~。ありがどうございました(イントネーションは訛っている笑)

帰宅後に出た一言。
「なぁ、少し濃いべ?もっとうすぐてもよがったんでねが・・・」

お礼の言葉を口にしていたはず?だったよね・・・。
忖度した?(笑)
「前のとき、薄くてすぐに取れたでしょ。だから今回は濃い目に入れてもらったのよ。綺麗だよ」

「そだてが?忘れだ・・・」

ファッションやお洒落に関しては、あたしの言うことを素直に聞く美代さんなので、全開で褒めてあげました。
褒められて嫌な気持ちにはならないはずで、その後は何も言わない(判りやすい)

今日水曜日はデイケア日。
以前ピンクに染めた際は、利用者さんの一人から「その頭、なんで赤くしたんだ?」みたいなことを言われ気分を害したことがあり「綺麗でしょ、あなたも染めれば?」くらいの事言えばよかったでしょ。と言ったことがありますが、自分自身に対しては「なにくそ根性」なのに、事対人では何も言えなくなる美代さん。

さて、今日の帰宅が楽しみです。
スタッフさんは、褒めてくれるのですけど、利用者さんは色々な方がいらっしゃいます。気の合う人とだけ仲良くすればよいのです。

そして、認知症「中等度」になりつつある美代さんですが、オシャレに関してもまた、好きなように、したようにすればよいのです。

85年の人生で、今が一番彩のある母美代さん。

喋らなければ、どこぞの綺麗な老婦人・・・しゃべらなければ・・・。



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転ばぬ先の杖。認知症・・・今から心配してもしょうがない?

あたしくらいの年齢なりますと、「自分の最期をどの様に迎えたいか」などを考える方もいらっしゃるのではないかと思います。

個人的には「介護人生真っ只中」で、日々のバトル中ですが、介護ブログを拝読させていただくと、あたしなどは足元にも及ばないほど大変な御苦労があるということが判ります。

以前から母美代さんのダイエットについてを記してきましたが、今月初めにギックリ腰を続けざまに2度起こしているあたし。
それから一層考えることが多くなってきていることがあります。
そう、お察しの良い方であればお分かりでしょうけれど、正しく減量についてです。

両親ともに認知症を発症している子供の発症率は75%だそうです。
とすると、あたしは確実に認知症を発症するということになる。
恐ろしい・・・いやだぁーーーー。嫌です。

でも、回避もできるようです。
塩分控えめや1日5000歩のウォーキング、趣味を見つけたり、お出かけにヒューマンウオッチングなど、一つの事に囚われないことにより病的な認知症は避けられるようです。

ただ、なってしまったらどうする?です。
まぁ、なってしまったらしょうがない。


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母美代さんのお風呂介助で、体重の重さが一番の苦労。そのせいでギックリ腰ですから。
「絶対あなたみたいに太らない!介助する人のことを考えたら太れないよ」

美代さんは言いました。
「おめは太れねんだ。じっちゃど同じ身体つぎしてるがらオレみだぐはならねんだ」(体型、自分みたいに)

いやいや、そうじゃないのよ。
体重増加で足腰に負担がかかり、自分の身体を持て余しているあなたに、あたしの体重の心配は御無用。
言いたのは、あなたの体重に対する意識のことなんだけどね・・・。

あたしも母を観て学習していますから、体重についてはつくづく実感しています。
先々、誰に介護をされることになるかは解りませんが、いざその時が来た時に介護者に掛ける負担はなるべく少なくしたい。
なってもいない今から心配してもしょうがない・・・のでしょうけれど、心づもりがあっても良いと思うのです。

2日ほど前、久しぶりに鶴を折ってみました。

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脳梗塞発症後に美代さん用に買っておいた千代紙ですが、折り紙が苦手な美代さんが手を付けることなく1年が過ぎました。

途中まではすんなりと折れたのですが、「アレッ、この後どう折るんだっけ?」暫く考え「あっ、こうだ」

指先を使うことも認知症予防になるようです。
鶴にも色々な折り方があるようなので、図書館で探してみようと思っています。



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77歳。パソコン検定3級合格。

あたしの通っているパソコン教室には、77歳のご婦人がいらっしゃいます。
今月10日に3級の検定を受けたようでした。

今日、教室に行きましたら、先生から、
「Sさん、3級合格したんですよ」

壁に大きく名前が記されておりました。
「すご~い」

そして心の中で、
・・・次はあたしだけど、なんだか不安・・・

最近、指の運びが上手くできないのです。
検定を受けると決めてからのプレッシャーでしょうか・・・。


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Sさんは人差し指でゆっくりとした入力ですが、間違うことなく入力されています。
それに対してあたしは、固定指があるのですが、ずれて打ち込んだり、押す力が足りなかったりで思った字を入力できないことが多くなっています。

先生曰く、
「間違って入力すると、訂正に時間を取られるので、ゆっくりでも確実に入力することを目指したほうがいいですね。人差し指入力だけで1級合格された方もいらっしゃいますよ」

毎日ブログ更新しているのですが、入力の間違いが多く訂正時間の方が多い。
4月検定の目標ですが、先生から更に、
「3月もあっという間ですからね・・・」

・・・うぅーープレッシャーだぁ・・・


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自分で受けると決めた。
とにかく、やるべきことをちゃんとやる。

千里の道も一歩より・・・ですね。



プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と4にゃんズとの6人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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