にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

2019年01月

改めて、変形性膝関節症の確認をした、まだらボケの母。

「なぼしても、いで」(どうしても、痛い)

転倒した際に打ち付けたひざの痛みに違和感があるという母美代さん。
あまりにしつこいので、地域密着型の整形外科医院を受診。

変形性膝関節症の症状は既に20年近く前からあり、当時は実家近辺の整形外科を受診し、ヒアルロン酸の注射を受けたようだが、何回受けたかの記憶は今となってはないと言う。

ただ、年寄り友達の間では、この注射を受けても治らないからと、途中でやめる者が多く、注射嫌いの母もその言葉を信じ、続けることはなかったそうな。

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レントゲンを撮り、結果として骨折は無し。
そして間違いなく変形性膝関節症との診断。
1週間分の鎮痛剤と湿布の処方。
手術をし、金具を入れることもできると言われたが、認知症がある事を伝えると、手術はオススメしませんと。

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帰りの車中で、
「骨折じゃなくて変形性膝関節症の痛みだったね。薬出たけど、手術で金具入れることもできるみたいだったけど、手術したい?」

やんたやんた、手術なんかしたぐね。金具合わねで何回も入れだり出したりした人のごど、聞いだごどある、ずでやんた(嫌だ、絶対嫌だ)

知り合い(たぶん、年寄り友達)に手術が失敗?した方がいるらしく、手術は受けたくないと。ビビりの美代さんの事ですから、まぁ、当然です(笑)

帰宅後、変形性膝関節症についてネット検索し、一つひとつを順を追っての説明で、体重増加も要因であると納得させました。

概要
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすりへり、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することが多く、

加齢・肥満・外傷、なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。

膝は体重負担が大きくかかる部位であり、変形性膝関節症の発症を防ぐためには体重を増やしすぎないようにコントロールすることが重要です。さらに、膝周囲の筋力をしっかりと保持することも、膝への負担を軽減させるためには有効だと考えられています。また、病状が進行すると歩行が困難になることもあります。そのような場合には、手術を検討することになります。

(引用:Medical Note)

年末年始実家帰省中は、雪道故散歩をすることもなく、部屋で古い会報誌を読みふけていた母ですが、同時に買い物に出ることもありませんでしたので、間食をすることもありませんでした。
お陰で約2週間の間に2キロの減量ができたのです。

毎週体重測定し、記録していることを母に確認してもらい、今後は本気で体重を落とすことを約束してもらいました。

でも・・・この約束、いつまで憶えていてくれるかはまた別の話になる訳で、その時は又同じことの繰り返しとなります。あたしの根気が試される?(笑)

あたしとしては、何としても減量してもらいたい。母が楽になることは、延いてはあたしが楽になること、そんな風に思っているズルい娘なのです。



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転倒によりすっ飛んだメガネ・・・ブラと同じ感覚。

母美代さん、転倒した際にメガネがすっ飛びフレームがよじれてしまいました。

メガネを作成したのは、白内障オペをした病院に常設しているメガネ店ですが、営業日は月・水曜日と土曜日の午前中のみなので、デイケアから帰宅後に調整してもらいに。

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その場でなおせるものであれば無料とのことでしたが、ものの5分もせずになおして頂きました。

「何かあった時は、いつでも来てください」

「お蔭さまでした、ありがとうございました」

美代さんは、他人が気付くか気付かないかの微妙な斜視です。
メガネをかけないことは、女性がブラジャーを着けないのと同じくらいの恥ずかしい感覚らしく、メガネレンズは薄い紫色です。

昭和一桁生まれの農村部育ちの母は、人生に於いてブラを着けることはあまりなかったですね。
大人になったあたしから、一緒に歩く際に恥ずかしいからと、拝み倒されての着用でした。

あ、失礼。
話が飛びました。年寄りのブラ話には興味はないですよね(笑)

メガネもなおり、これでいつでも外出できますが、たぶん一人での外出には勇気がいることでしょう。

まぁ、暫くはデイケアのみですね。


まだらボケの母。骨折は、全てのやる気を失わせてしまう・・・?

右手だけで出来るように色々と工夫し、母美代さんにレクチャーしている。

骨折以前は、時間がかかっても一人でさせていた。一人で出来ることが大事なのだと言い聞かせていた。
母美代さんも「何くそ根性」「負けるものか」の気合を入れていた。
ズルい娘のあたしは、「そうだよ、一人で出来ることが偉いんだよ」と、母の気持ちをくすぐるように出来るように仕向けていた。
その母が、弱気になっている。
弱気というより、わがままになっている・・・ような気がする。

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今の母は幼子と一緒。あたしの孫の怪獣くんは3歳だが、全く同じだ。
朝晩の着替えはもちろん、トイレでのズボン、リハパンの上げ下ろしなどは、あたしがするのが当然と思っているようだ。右手はこれまで通りに使えるのに、その右手で工夫しようとは思わないようだ。

骨折してからの2日間ほどは「まげね」(負けない)と言い、それなりに工夫していたようだが、ここにきて、甘えが出てきている。
骨折したことで、全てのやる気が失せてしまったのか・・・。

昨日の朝食と薬の件は記してあるが、食べ終わりが12時半頃で、その後の母は居間の高座椅子に座りっぱなし。気が付けば入浴の時間になっていた。
その間、トイレに立つことも大好きなお菓子を食べることもなしに、ただボーっとTVを観ているのみ。
朝食が12時なので、昼食は4時ころかな?と思い声を掛けたがお腹が空かないので食べないと言う。

「美代さん、そろそろお風呂だから立って」

声を掛け、着替えや手を覆う袋の準備をしていたが、なかなか立たない・・・いや、立てないのだ。
長時間、同じ姿勢での座りっぱなしで、足が固まったようで動かしたくても動かせない。
やっとのことで立ち上がったはいいが、そのあとの1歩が出ない。
あたしも映画館などで、観終わった後にスッと立ちあがれないこともあるが、母もその状態だったようだ。

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    高さの違い、お判りいただけますか?

何とか1歩を踏み出したが、よろめき2歩目が出ない。
普段の動きも緩慢だが、昨夜はトイレに着くまでの時間がいつもの3倍近かったように思う。
過活動膀胱・切迫性尿失禁のある母の、外した尿取りパッドはズシリとした重み。

入浴時もひと悶着。
湯船からの立ち上がり方が判らない・忘れたと言う。
ならばあたしが引き上げると言えば、それはいやだ・怖いと言う。
半身浴状態で、湯船から出るのに10分もかかり、汗だくの母。
結局、最後はあたしの手を借りて立ち上がり湯船からの脱出。

この10分間、あたしは何も言わず見守っていました。手を貸したくても、全身オーラで拒絶する母にどの様な対応が適切なのでしょうか・・・?

入浴後は居間の椅子ではなく、台所の椅子で水分補給。
食事の支度までの間、コックリコックリ。
お風呂での一人格闘が、かなりの疲れになったようです。

パンツを引き下ろすことはやってほしいが、湯船に出入りの介助は怖い。
そのうち、すんなりと任せてもらえる日が来るの・・・?

長時間、高座椅子から離れようとしなかったのは、骨折により、やる気が失せていたのかもしれません。
トイレに行くことも、大好きな食べることもなくの4時間。その間の、あたしの対応の不味さも指摘される部分です。軽度・まだらボケではあるが、トイレの意思表示は出来ていた母美代さんでしたので、任せておいたあたしの落ち度なのでしょう。

今日はデイケア日。入浴は園で済ませてもらえるので、気が楽です。

あたしに、もう少し母を案じる気持ちがあればいいのでしょうけれど。
はぁ~。ため息しか出てきません。


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歩くことが「痛い・辛い・おっかない」認知症は進行する・・・?

火曜日に骨折。今日で5日目。

痛みが増してきたという母美代さん。それでいて、ついつい左手を使ってしまう。
手を動かさなければ痛いとは言わない。
だからこそ、左手はお腹の辺りで支えるようにと言うのだが、忘れてしまうのか不便なので使ってしまうのか、何とも難しい。

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骨折したのは左手なのに、あちこちに痛みが出てきたという。
転んだ時に打ち付けているのだから、打ち身としてそれは仕方がないことだが、母の言う痛みとは足のこと。
ひざ痛に加え、ひざの上から太ももの内側に痛みが出てきているようで、一歩を踏み出せないと言う。

美代さんは、上半身に比べ下半身が細い。
ウエストは・・・ない!でっちり尻。太もももそれなりだ。だが、ひざ下がかなり細い。支えられないのは解る。
ひざの痛みと内ももの痛みで足が上がらず、歩くのもままならないようだ。

デイケア、リハビリ担当医からは、足を上げ大股でゆっくり、踵を付けて歩くように言われている。
あたしも同じことは以前から言ってきたが、その時は「わがった」の返事と共に実行するのだが、暫くすると又、いつものすり足歩行に戻ってしまう。

「意識して。意識しないとできないよ」
軽度認知症では、それも難しいのだろうか・・・。

リハビリ会議での施設医は、認知症については進行は観られないようなことを言っていたが、認知症患者は人前では良く見せようとするものだと、色いろな方々が言っている。
美代さんもその中の一人のようだ。


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今朝、朝食を済ませ薬を飲む際に、
ピルケースを観て「朝ご飯はまだ食べでねがら、どの薬飲めばいいんだ?」
と言いだした。

「えっ、たった今食べ終わったでしょ!だから薬飲むんでしょ」
あたしの言葉に、
「ああ、そうだ食べだんだ」

友人が言っていた。
「まだらボケは、一番手を焼くらしいね」

転んだことで散歩を怖がる。当然かもしれない。
動かないと、どんどん動けなくなるのだから、なるべく室内歩行の回数を増やす工夫もしている。
ケアマネさんからも言われていることだが、右手で持てる食器などは、回数を重ね何度も運ばせている。
痛いからと言い歩かないのは、膝関節症の為にはならない。痛いからこそ歩いて筋肉を強くするべきと、ネットには記されている。ウォーキングは認知症の進行を防ぐことにもなるらしい。


怪我をしたことで、歩くという行為に更なる恐怖心が加わったようだ。
「痛い・辛い・おっかない」

認知症と向き合うこととは、こういうことなのだろうが、虚しさだけが残る。


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全身お風呂介助。汗だく、そして疲労困憊。

昨日、鼻血交じりの鼻水に不安があったので、紹介状を携えて夕診。

予約なしだったので、主治医の院長先生ではなかったが、きちんとした説明を受けた。
携えたCD-Rを確認し、脳・顔の骨折はなく、水の確認はできるが原因は解らないと。初診の救急センターの医師と同じ見解。
念のため、CTスキャンを撮り、携えたCD-Rと見比べた結果、水の影は全くなくなっていた。
「水の影は観えていませんので、鼻血はもう出ないと思いますよ」

脳にも顔面にも骨折は観られないので、異常なしの結果。
取り敢えず安心。

ロビーで、美代さんに訊いてみた。
「二つの違い、観た?解った?」

「なんとなぐわがった。水がなぐなったど、言ってらったな」

医師の説明は聴いていたようだ。

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問題の入浴。
包帯を取りたくないと言うので、先に服を脱がせ、左手を買い物袋で2重に覆い、手首から水が入らないようにサージカルテープでぐるぐる巻きに。
親子でも下(しも)を洗ってもらうのは気が引けるというので、右手にボディソープをワンプッシュして下を洗わせた。
足から順にお湯をかけ、「きゃぁっ、熱。もっとぬるぐしてけろ」
・・・あぁ、めんどくさい・・・

そして浴槽へ。
ところが、左手を使えないことで、入り方も変わってくる。
母はひざ痛がある。加えて腿が上がらない。
一人で入っていたときも時間がかかっていたようだが、昨夜は全く別の入り方になり、文句タラタラのああだこうだの末、浴槽のヘリに座らせ右足を持ちあげて湯船に入れ、次は左足。
持ち上げる際もおっかね・・・ダメだ、まで(怖い、待て)

「あのね、おっかなくないから、お願いだからあたしに任せて。あたしの背中に腕を廻してしっかり掴まって」

母は普段からビビり。
以前、何度も注射の件は記していますが、とにかく何をするにも「おっかね」の連発。
湯船に入るまでに10分は要したかなぁ・・・。いい加減湯冷めするわね。
やっと入ったはいいが、温い(ぬるい)という。お湯を出しながら湯桶で左右の肩に100回ほどお湯をかけ「汗出できたがら、は、出る」
湯船から出る際も又ひと騒動。当然の如く出る「おっかね」


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足先から順に洗い、洗髪。
「あぁ~気もぢいい~。こご、かゆがったがらよ」(痒かった)そう言い。自分の右手でゴシゴシ。
普段の洗髪時も、あたしが洗ってあげた後に痒いところは自分で洗わせています。

流し終えるとまた、恐怖の湯船へ。
さっきと同じようにすれば大丈夫なのだと、何度言っても「おっかね」の連発。
(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)

始めに入った時と同じことの繰り返し。「は、いい。のぼせできた」
・・・あたしの方がのぼせるわ。その言葉、そっくりそのままお返ししたいわ・・・

孫と一緒に入浴すると汗だくなっていましたが、それ以上でした。全身汗だくで頭がくらくらし、情けない気持ちになってました。
バスタオルで水分を拭き取り、シャツ・リハパン・パジャマと着替えさせ。
その間、大汗をかいたあたしの方は、冷えてぶるぶる。

「手のごど気になってらったども、やっぱり風呂さ入るど気もぢいいなぁ。おんなは下(しも)きれいにしねど、臭ぐなるがらな・・・」

女であるという自覚は、まだまだあるようです。

入浴に要した時間は、1時間ほど。これじゃあ、のぼせます。
人の手を借りるということは確かに怖いのかもしれませんが、任せてもらわないと何も始まりません。

「おめが転んだら、オレは湯のながでおぼれるべ」

幼いころの何かの記憶があるようで、母は水が怖いと言います。
一種のトラウマなのでしょう。
あたしが転んで、もしかしたら怪我をすることなどは、全く考えに及ばないようです。

デイケア日以外の週4日は自宅での入浴。
これまでGパン・Tシャツでの入浴介助でしたが、今回の事を踏まえ次回からは短パンにします。
でも、結局汗とお湯で濡れる訳で、
・・・いっそ裸?それとも水着・・・?は、無理(笑)

やはり、Tシャツ・短パンでいきます。

それにしても、毎回こんな調子ではあたしの気力が保たないことになります。
母に問いました。
ねえ、あたしの事信用してないの?身体を任せてもらえないと、ふたりで転ぶことになるよ」

「わがってる・・・。だども、おっかねのだ・・・」

母の「おっかない病」これはもう治らないでしょう。
ならば、どうする?

どういたしましょうねぇ。



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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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