にゃんズの母(しがらみと生きる)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、90歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

2018年02月

マルラオイル 使ってみたら・・・(50代の感想)


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今お気に入りの美容オイル〔VIRCHEのマルラオイル〕について記します。
(お風呂上がりのスッピンで失礼)

 美容オイルを使い始めたのは20代後半か30大前半だったと思います。

初めて使ったのは
〔DHCのオリーブバージンオイル〕
「日焼け止め効果がある」という文句に惹かれたのが使うきっかけでした。
暫く使っていたけどドロッと感(重たいような感覚と臭いが)が残るのが気になって、一時やめていまいた。

その後に出会ったのが、
〔サンインターナショナルのオリーブスクワラン〕です。
女優の、香川京子さんが広告塔として、「娘時代から使っていたら・・・」との謳い文句にも惹かれての購入でした。
サラッと感しっとり感の両方が備わっていたことがとても気に入り10年以上使い続けてきました。
一生お付き合いするつもりでいましたが、昨年の春頃から連絡が取れなくなり、製造元まで確認したのですが、行方がわからず自分たちも困っているということでした。

まぁ悩んでいても仕方がありませんので、ネット検索でいろいろ調べて比較してみたところ、メインは「40代」となっていましたが(あたし、50代)とにかく使ってみようと取り寄せたのが、
この〔マルラオイル〕です。

使い始めて半年になりますが、今までのオイルとは全然違う使用感なのです。
前記のオイルも気に入って長く使用していましたが、それにも増して更に「サラッとしているのに、ス~ッとのびて肌に入っていく感じ」と、オイル独特の匂いがない。(普段から顔に匂いが残るのが嫌なので化粧品は殆ど無香料使用)

そして、何より気に入ったのは、これまで部分的乾燥肌で今の季節はいつもカサカサで痒みがあるため、皮膚科処方の薬が手放せなかったのですが、気が付けばこの冬はそれが「ない!」驚きです。
(今まで使ったオイル、どれもカサカサは取れませんでした)

もっと早くに出会っていたら、薬に頼ることもなかったはずですが、オイルでカサカサが取れるという事実を知るに至らずと、オイルに対するあたしの想いが薄かったということもあるのだと思います。
また、サンインターナショナルが倒産?していなければ、このオイルに出会うこともなかったのです。

数あるオイルの中で、この〔マルラオイル〕に出会えたことは、とても「ラッキーなめぐり合わせ」と感じています。

基礎化粧品は、数か月使ってみなければ実感できませんし、全ての人が同じ感想を持つとは思えないので、これが一番とは言えません。
ただ、良いと思うもの、自分に合っていると思うものは、長く使い続ける価値があると思います。

お読み頂きありがとうございました。


耳の聞こえが悪いのは認知症のせい?



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普通に会話していると「ああ」とか「わがった」と言うが、続きの話をし出すと「ん?何のことだ?」
と訊かれる。
「え?聞こえてないの?」

「よぐ聞こえながった。なんの話だ?」

こういうことが度々ある。

「聞こえていないなら、わかったふりしないでちゃんと話して」

「聞こえでる。でもな、はっきりどは聞こえないんだ」

「じゃあ、~のこと、美代さんはどう思っているの?」

「少し待で、あだまのなががぐちゃぐちゃするじゃ」

元々、物事をかみ砕いて整理したり、考えたりするということが苦手な人で、一つのことを説明するのも、話が行ったり来たりで聞く方も「??」となることが発症前から多々あった。

亡くなった父が認知症を発症したとき、父は病気を受け入れることを拒否しているようだったが、母は素直に受け入れてくれた。
しかし、今後の進行度をちゃんと説明し治ることはないと何度言っても、
「早く治りたい」と言う。

物忘れは少しづつ進行しているが、新しいことを覚える能力がまだまだあるようなので、わたしが腐らず根気よく付き合っていくしかないのかもしれない。

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カレーライス、初めて完食



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       (写真はイメージです)



昨夜の晩 ご飯はカレーライス。
あたしのカレーは、『なんちゃってシーフード・キーマカレー』

市販の中辛ルー(S&B)を使い、
具材は
 じゃがいも
 ニンジン
 玉ねぎ
 ひき肉(牛豚合挽き)
 シーフードミックス

美代さんは超のつく甘党、コーヒーに入れるスティックシュガーは3~4本。
なので、今まではカレーを作ってもほとん箸(スプーン)を付けてくれませんでした。

昨夜はあたしの作り方をじっと眺めて、
「おいしそうだな、何を作ってるんだ?」

「カレーだよ。でも美代さんカレーは食べないものね」


「そんなごどね。なんでも食べるじゃ」


「ホントに?じゃ、ちゃんと食べてね」


実食。そして案の定、
「辛い!こんなのも食べれね!」

言うと思いましたよ。
なので、用意しておいた液体砂糖、と生卵を入れてかき混ぜ混ぜ。
「お、うめじゃ」

超甘口のトロトロカレーの出来上がりです。

「オゥ!完食したね。 いつかまた作るから食べてね」

「わがった」


始めから甘口にすれば善いのですが、それではあたしの口には合わない。
いろいろ工夫をし、美代さんの好みにも合うようにガンバします。

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俳優 大杉漣さんのご冥福をお祈りいたします。


今朝のワイドショーで大杉漣 さんの訃報を知った。
「えっ、何?」
一瞬、身体の動きが止まった。

どのくらい呆然としていただろうか・・・


人は、必ず死をむかえる。頭では理解している。が、あまりにも突然のことで思考が追い付かず、いろいろな想いが頭の中を駆け巡っていた。

わたしにとっての大杉さんは、とても魅力を感じる俳優さんのひとりで、脇を固めるにはなくてはならない存在であったと思う。


悲しい・・・悔しい・・・

言葉にしきれないほどの想いがある。


大杉漣さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。











「郷に入っては郷に従え」生活習慣が変わった

今日のことわざは、「郷に入っては郷に従え」です。
        □■□■□■□■□

一緒に暮らすようになって、母美代さんの生活は一変した。
  1. お風呂の回数が増えた。
  2. 食事時間が短くなった。
  3. 下着や靴下の洗濯が毎日になった。
お風呂・・・以前は週1~2回だった。ディに行く前の晩に入るくらい。
       億劫になるとディで入浴できるから入らなくてもいい。

食 事・・・テレビを観ながらダラダラと1~2時間ぐらい。
      
洗 濯・・・それこそディに行く日に取り替える。
       靴下に至っては汗かかない土汚れない=1週間は履ける。

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認知症発症以前も、お風呂に関しては、農作業で土埃まみれ・真夏の大汗をかく、以外は自ら入ることはなく、促されてようやく入る。の生活。
父が亡くなってからは、拍車がかかったようにも見える。
今は、毎日入浴。上着やズボン以外は毎日洗濯。

年末に帰省した際、娘の言葉で証明された。
「婆ちゃんからいい匂いがする。アンモニア臭がしない!すご~い」

「あだりめだべ、毎日風呂さへって毎日着替えでんだぞ」

「いや~、変われば変わるものなんだね~」


84年の人生の中で毎日入浴・洗濯は無かった。
それは、貧乏人の子沢山の長女として、生きることに精一杯だった時代を過ごしてきたから。そして、その習慣を中々変えることが出来ないままに生きてきたから。
でも、時代は変わってきている。今の時代や生活に沿った生き方をしてもらいたい。

「この年になると何もしたぐねんだよ!」
こう言いながらも、お風呂上りは
「ああ、さっぱりしたー。ふろはいいなぁ」

お迎えがくるのはもうしばらく先のようだから、何か一つでも生き甲斐になること見つけてほしい。
それが病気の進行を遅らせることにもつながるはず・・・なのですが、面倒くさがりの美代さんは、
「その日を無事に過ごせればそれでよい」

性格的なこともあるようで、今までにも色々なアドバイスをしてきましたが、一度たりとも実行に移したことがなく、何を言っても右から左。

「ふんふん、わがった。やってみるじゃ」

・・・その気の無い、くちぐせ・・・

~今日のことわざ~

『郷に入っては郷に従え』

人はその土地に入ったら、その土地の風俗習慣に従うのが処世の法である。

(日東書院発刊 ことわざ辞典より~


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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