最近、
母美代さんからよく言われます。
おごるな(怒るな)

「なしてそったにおごるのよ」

「おごらねで、ちゃんとしかせろ(知らせろ・教えろ)

「まだ、おごられだ」

何度も同じことの繰り返しで、あたしの気持ちがイラつくのでしょうね。
ついつい、声が大きくなってしまいます。
でも、言い訳がましいのですが、決して怒っている訳ではないのです。
「あたしの声が怒っているように聞えるのは、あなたがそうさせているのよ」・・・あ~ぁ、言っちゃった・・・

「そだな・・・オレが悪いのだ。ごめんや」

あら~、謝られたわ。チョット心苦しい。
で~~~も!
たぶん、口だけ。
だって、次の瞬間には、なにもなかったようないつもの美代さんに戻るのですから。
「ごめんや」も口癖になりつつある。

ゆっくりとした口調で、「ああだよ・こうだよ」と教え、
「そが、わがった」と言いながら、やっていることはちぐはぐ。
「だ・か・ら、こうなのよ!」

「おごるな」


「怒ってないでしょ、何が判らないの?」

「やっといまわがった」


漫才。
と、思ってしまいます。
こんなことが日に何度も繰り返され、いい加減して~~。
と、言いたくなるのはあたしだけ?

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何かにつけ、いちいち訊いてくるようになりました。
「きげば、いぢばんだ。おめにおごられねで、済むべ」

物忘れを自覚している美代さん。
行動を起こす前に訊くのが一番。それで、あたしに怒られずに済む。
・・・オゥ、賢いわね。でも、それもメンドくさいな・・・

まだらボケの状態で、
たまに、「ピン」と、ひらめくようです。
自己防衛とでも言うのでしょうか、怒られる(怒っていません!笑)前に行動を起こす。

一昨年、脳神経外科でアルツハイマー型認知症の診断を受けた際の医師から言われたこと。
「年齢的に急激には進まないでしょう。ただ、長生きするだけ先の長い話になりますね」

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ミリ単位から、センチ単位での進行になっていると思っていましたが、たまにミリ単位の状態に戻ることがあり、そういうときの美代さんの頭はビンビンと冴えわたるようです。

あたしの気持ちは、お構いなしで・・・。