高齢者の事故が後を絶たないようですね。

あたしが免許を取った頃はオートマ車はなく、
クラッチで、ギアを切り替えるマニュアル車のみ。
自動車教習所の教習車のギアは、ハンドルの脇(コラム式)についていました。

足元にあるクラッチペダルを踏みながらギアチェンジをする。
ロー・セカンド・サード・トップと、スピードに合わせてギアチェンジをしていく。
右足のアクセルペダルと、左足のクラッチペダルの微妙な踏みあいで、時には「ガックン」となることがあり、運転技術を要していました。

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長女のユカが免許を取った頃から、マニュアル車・オートマ車両方運転できる免許と、オートマ車限定の免許のどちらかを選ぶことになっていました。
先々が、どのようになるかを考えて、マニュアル車も運転できるコースを選択させました。

昔は、断然マニュアル車の方が多かったし、ギアチェンジする左手・左足のクラッチペダル・右足のアクセルペダルとブレーキペダル、この4つの動きがスムーズに行われないと、車を走らせることができなかった。
だから、高齢者はある年齢から反射神経の衰えなどで、運転も控えるようになった。
しかし、平均寿命が延び、一家に一台どころか、ひとりに一台が一般的となり、オートマ車の大幅な普及も伴い高齢者も楽に運転ができるようになった。これらも事故の要因のひとつになっているように思います。

国や自治体が一律で交通手段対策などを整えてくれたら、高齢者が運転せずとも楽に外出ができるようになるのではないか。
また、今朝の情報番組で紹介されていましたが、高齢者向けのスピードが出ない・急発進しない一人乗用車や、バイクのように手元にアクセル・ブレーキが付いている車も発売されているようです。
これらの車を、もっと世間に知ってもらうことも、必要のように思います。

父が亡くなってから、畑への移動はセニアカー(電動車椅子)を使うようになった母。
3~4キロの移動でしたら、これで十分ですが、山間部から町場への移動となると難しいのでしょうね。

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時代と共にどんどん便利になってきている。
もしかしたら、映画「フィフス・エレメント」のように、車が空を飛ぶ時代が来るのかも?
でも、空中で事故ったら、それこそ目も当てられない・・・ですよね。

どんどん便利になってきている世の中に追い付かないのが、
行政でしょうか・・・。


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