今朝の「サワコの朝」のゲストは、作家・下重暁子さん。

出版された「家族の病」を読み、母美代さんと同年代でありながら、こうも生き方に違いがあるのか・・・についてを、以前記しています。

氏は仰っています。
やりたいことは沢山ある。年齢は理由にならない。
年齢は誰にでも訪れる。自分の年齢は自分で決める。
誕生日はあるけれど、自分が決めたわけではない。
83歳の氏は、永遠の60歳で居るとお決めになられたようです。

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たま~に・・・いや、ときどき思うことがあるのですが、
人は、ある年齢に達すると精神年齢が止まってしまうのではないか、と。
もちろん個人差があるとは思いますし、皆がみな同じであるとも思ってはいませんが。

~さんて、随分年寄りじみた考え方をするのね!とか。
逆に、それって若い人の考え方だよ!などと、言われることがあるのですが、たぶんどちらも、あたしの中にある想いであり、自分を形成しているものだとも思うのです。

あたしは来月59歳を迎えます。
このブログでも自身を「アラ還」と称しています。

40歳を迎えるとき、
・・・あぁ~30代ともお別れかぁ~・・・

50歳になるとき、
・・・えぇ~、ホントに50歳になるんだ・・・

先日、次女から嬉しいような悲しいような言葉を頂戴しました。
「おかぁ、59歳になるんだね~。てか、もう60じゃん!でも・・・
ぱっと見は若いからピンとこないよね」

・・・親を褒めてくれる、なんて優しい娘?・・・
(若作りをしておりますゆえ。外見は大事だと思うのです)

60歳という年齢は、世の中では初老に属する・・・という考え方かもしれませんね。
でも、氏のように80歳を超えても「永遠の60歳で居る」の考え方を持っていれば、年齢を重ねることに怖さなどは感じないのでしょうね。

そして、氏は死を迎える時間もお決めになられているようです。
夕暮れどきからすう~っと暗くなる瞬間。
その、辺り一面が真っ暗くなったときに逝く。と。
死に際の演出。
生きているから、元気だからこそ考えられるのだと思います。

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現在58歳のあたし。
気持ちは・・・48歳・・・かな。
夫が亡くなったときに、あたしの年齢もストップされたようです。

でも、しっかり「オバサン」ですが・・・(笑)

自分がこの先、70歳・80歳と年齢を重ね、その時々に自分の年齢を決める。
こういう考え方があっても、いいのかもしれません。


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