「母美代さんは、自由だ~」

あたしの宣言です。


好きな時間に起きて、好きな物を食べる母。
間食も、好きなだけしていいよ。

でもね、一つだけ言わせてね。
晩ご飯のおかずは、出されたものは完食してね。
残すのなら、おかずではなくてご飯にしてね。
それさえ守ってくれたら、食べ物に関してはあたしは何も言わないからね。

昨夜の晩ご飯時に、宣言しました。

突き放した様に感じたかしら?
でも、何事もなかったように、普通に完食した母。
(ご飯は残した。案外素直ね)
あたしの言った意味が通じていたのかしら?

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一を聞いて十を知る・・・は、無理。
一を聞いて五を知る・・・も、無理。
じゃぁ、いくつなら知ってもらえるの?(独り言・泣)
一を聞いて一を知る・・・なら、マシだけど、美代さんの場合はマイナスのことがあるから。

認知症故?
いいへ。
昔から順序だてが必要でした。

今頃になって分かったのかい?!(誰かのツッコミ)
ん~・・・、離れて暮らしているうちに、あたしの中で美代さんに対するイメージみたいなものが勝手に改善されていた?な、感じ。

一緒に暮らすようになって「認知症だから仕方ない」で、済ませていたけど、考えて観ると元々が元々で、今に始まった訳ではないのだから、躍起になっていた、あたしが愚か者に思えてきた。

もう、細かいことにとやかく言うのは止め。
この先、100歳までは普通に生きられると判断したあたし。
今から悩んでいては、正直あたしの身が持たない。

突き放した?
そう感じる方もいるかもね。
でも、美代さんが何も言ってこないのだから、それでいいのよ。

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悟りの境地。
な~んて、大袈裟なことではないけれど、
お互いの為には、同じ空間にいても、距離は必要だということ。

あとは~、美代さんに対してもう少し優しく接してあげられたならって思うんだけど・・・それは永遠の課題ね。


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