5月27日
今日は、亡き夫の64歳の誕生日

2009年3月に、53歳での旅立ち。
この10年、一日たりとも忘れることはありませんでした。
「人は二度死ぬ」と言います。
一度目は命が消えたとき。
そして、二度目は生きている者たちの記憶から消えたとき。

お酒が大好きな人でした。
ときに、見ず知らずの人からの連絡で、慌てて迎えに行ったことがあり、電話ボックスの前で正体を失くし酔いつぶれている夫を発見したこともありました。
近くにいた方が、見かねて何とか電話番号を聞き出し、掛けてくれたという経緯です。

弱いのに好き。
中毒みたいなものだったのかな・・・。
でも、暴力を振るうということはなく、酔うと機嫌がよくなり生きることへの自論を展開、話疲れると「寝る」の、一言で布団に移動してました。

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53歳での死は早いのか遅いのかは、人それぞれの感じ方だと思うのですが、あたしにとっては少し早かったな・・・です。

想えば、駆け抜けていたような人生でした。
そう、「やりたいことは何でもやった。人生に悔いはない」

ここまで言い切れる人はそんなにはいないと思うのです。
もしかしたら、自分の人生を達観していたのかもしれない・・・。
今にして思えばそんな気もします。


仏壇に缶ビールを供えました。
彼はキリン派。
存命中に飲んでいたのは、専ら発泡酒。質より量の精神?

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今日はキリンの「一番搾り」でお祝いです。
生きていたなら、先の人生はどんなであったでしょうね・・・。

気を利かせて、あたしのお迎えに来るようなことはしないでね。
あたしはまだまだこの世に未練がありますから(笑)
そして、いつの日かそちらへ行ったら、あなたのいなかった人生を、あなたの分まで楽しんだことをお土産話にさせてくださいね。

64歳、おめでとう。