雨。ですね・・・。
全国的なようですので、皆様十分にお気を付けくださいませ。

昨日、次女からlineTELあり。
日曜日の夕方、怪獣くんがドアに指を挟め、慌てて盛岡市内にある高次救急センターへと走ったと。(実家からは40~50分の距離)
診察までに4時間を要し帰宅できたのは11時を回っていたが、
結果、骨折もなく安心したと。

夜遅くの帰宅で、怪獣くんも疲れているようだったので、昨日は保育園を休ませ自分も仕事を休み、朝からてんやわんやしていると言っていた。

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新しい職場での話や、怪獣くんの中耳炎の直りが遅いことなどの話の後に、美代さんの話になり、
「ぶっちゃけ、おかぁは祖母ちゃんが早く逝くことを願ってるの?」

突然の問いに、一瞬「ウッ」と詰まった。
「今いますぐに逝ってほしいとは思わないよ。でも、長生きすることは確実に解っているから、願わくば今の状態を保ってほしいよね・・・」

「そうなんだ・・・でも、悪くなることを考えて施設入所も考えておいた方がいいんじゃない?」

以前、1年くらい前だったでしょうか。
通所デイケアを渋っていた美代さんと、施設(特別養護老人ホーム)入所について話し合ったことがあり、その時は、今よりも症状が悪化し、あたしの手に負えなくなったら施設に入れるよ。みたいな会話をした。
その際美代さんの口からは、
「いいんだぁ、おめに面倒はかげさせられね。おめのいいようにしてくれ」

アルツハイマー型認知症。
この病気の症状は色いろあるようです。
父は、母に対してだけ凶暴となっていたようで、むすめ達には優しく接してくれていたと次女が言う。
事実、母は気合で治せ・・・とか、気の緩みからきている・・・などと、父のやることなすこと否定し辛く当たっていたらしく、むすめ達の目から見ても、明らかに母の言動で父の症状が悪化していたように観えていたようだ。
老人介護の経験の無い母のこと、母自身もどうしてよいのか分からなかったのだろう。


母の妹・気の強い「ミッコさん」
叔母夫婦はまだまだ元気で、80歳を超えた現在も農作業に勤しんでいる。
その3人弟妹の長男の言葉(彼は65歳・独身)
「年金やら貯蓄やらで、長生きしてもらわないと困る」

長男が独身故、何れは長女の子供に家の権利を譲ることになっているらしい。
仮に、叔母夫婦が認知症となっていたら、手に負えない状態となっていたら、先ほどの言葉は変わらずに出るのだろうか・・・。
そして、その長男は老後は誰の世話になると考えているのだろう。

日付・曜日は忘れても、食べることは忘れない母。
食べることに生きがいを持っている。
そうそう簡単には逝かない。
この、母との生活がこの先も続く。

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「好きなだけ食べさせればいいじゃない。そのうちポックリ逝くかもよ」

次女が言う。

あたしもそう思う。いいへ、そう願ういます。


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