6日。
実家を発つ際に長女のユカから渡された「福田こうへい」のCD。

「祖母ちゃんが好きで買ったものだから、聴きながら帰って」

「えぇ~、これ入れるの?めんどくさ」

と、言いつつも録音準備完了で、エンドレス状態で東北道半分くらいまで聞きながら走りましたよ。

母美代さんは、こうへいちゃんが大のお気に入り。
CDは、長女から買ってもらったようです。
(実家の母の部屋には、ポスターも貼っています)
ドラマ、寺内貫太郎一家で、
樹木希林さんが沢田研二さんのポスターに向かい、「ジュリーィィ~」
って、黄色い声で叫んでましたっけ。
流石に美代さんはそこまではしていなかったけど(笑)

古河に帰ってからCDのことは忘れていたようでしたが、金曜日でしたか、どうすれば聴けるのかと訊いてきたので、ラジカセがないので今は聴けない。明日の土曜日に買ってくるからということで、少々の我慢をしてもらい、買ってきました。

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年寄りでも使えるであろう一番操作の簡単なもの。

「ここがラジオとCDのスイッチの切り替え。ここがボリュームだよ。CDを入れるときはここを開けて、字が書いているいる方を上にして置くのよ」
肝心なこと、CDの持ち方。
「何も書いていない方を触ると汚れて音が飛んだりするから、なるべく触らないようにね」

これらをゆ~っくり、何度も説明。
特に、CDの触り方が判らないようで、どうしても平面を触ろうとする(まぁ、その方が楽ですものね)

亡き父は好きな歌手のレコードや、カセットテープ・家庭用カラオケボックスなどを買い、バンバン使いこなしていた。そんなとき母は、
「そったなもの何するて、うだっこはテレビで聴げばいい」(歌)

レコードを聴くこともなかった母。
ラジカセの使い方など未知の世界のできごと。
今更覚えることなど、たぶん無理(逆に覚えきったら凄いけど・・・)

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何とかCDをセットし、ボリューム調整。
暫く部屋で聴いていたようですが、いつの間にか調整した音量よりはるかにデカイ音。
隣でTVを観ているあたしのこと考えているのかしら?
チョット迷惑なので、下げてもらい残りを聴いてもらうことに。

「終わった~~、どうすればいい~?」

隣の部屋から声を張り上げている。
・・・取り出し方、教えたはずだけど。ま、憶えているはずないか・・・

「民謡歌手の福田岩月が親父だぁ。親父も声いがったども、こうへいちゃんの、いい~」(良かったけど、方が)

そう、こうへいちゃんのお父様は岩手では有名な民謡歌手の「福田岩月」さん。
なのですが、民謡に馴染みのないあたしは、名前は存じ上げているのですが、お顔は失礼ながら解りません。悪しからずです。

大好きなこうへいちゃんの歌声で、脳の活性化になれば幸いですね。

PS
ラジカセの絵を描き、開け方・電源・再生ボタンを順番に記して渡しましたが、なにくそ根性で使いこなせることを願います。(ズルい娘、あたしの手を煩わすことがなくなります故)


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