今朝TVで、お笑いタレント?の平野ノラさんと女優の広瀬すずさんの、たぶん清涼飲料水?のCMを観た。
年齢が、40歳と20歳と記されていた。
・・・20歳の違いは、ああいう風に観えるんだな~・・・

あたしは20歳で長女を出産している。
出産後、見舞いに来てくれた叔母たちは、
「こどもがこどもを産んだ。良くこどもの作り方を知っていたもんだ!」

本心だとは思うが、開口一番は「おめでとう」の言葉ではないのか・・・。
今でもハッキリと憶えている。

そういう叔母とて、18~19歳で出産しているではないか!
仮に今言われたらその場で言い返すのだが、当時のあたしにはそんなことを言えるほどの余裕はなかった。

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長女ユカが中学1年のとき、授業参観後に廊下で娘を待っていたあたしを、教室の戸を開け数名の女生徒に「家政婦はみた」状態で覗かれているのがわかった。
「若~い、ユカちゃんのお母さんだって」

声が聞こえてきた。
・・・そりゃあ若いわよ、33歳だもの・・・
少しだけ優越感に浸っていた(笑)

工場勤めをしたいた頃、40歳前半だったか・・・。
当時あたしの5歳上の同僚の娘さんがおめでたとなり、
「生まれた孫と一緒に歩き、『こども?孫?どっちなの?』と言われるのがあたしの夢なのよ」

こんなことを語っていた。
これは、暗に自分が若いと言ってるのだと思ったあたしは、
「そうだね、楽しみだね・・・」

こういう応えとなってしまった。


ユカが成人してからは、一緒に歩くと、振り向かれることが多くなった。
どの様に映っていたのかは定かではないが・・・。

ファミレスなどで、会計時には必ずと言ってよいほど訊かれていたのが、
「お会計は別々ですか?」

あ、いえ一緒です

店を出てから娘と顔を見合わせ、
「どんな風に観えていたんだろね・・・?」

「だね。たぶん・・・職場の上司と部下みたいな感じじゃない?」


58歳の母親と、38歳・33歳のむすめ達。
今は普通に親子として見られる(当たり前だが、笑)

あたしは55歳でお祖母ちゃんとなった。
世間一般では、遅いのか早いのかは判らないが、少なくとも派手なお祖母ちゃんであることは明らかだ。

たまにかけてくる次女からの電話の向こうで、
「あーちゃん?」

の、声が聞こえてくる。
3歳児の孫(怪獣くん)は、あたしを呼ぶときは「あーちゃん」。

今年のGWは10日間の休みとなるようだが、次女の歯科医院は中2日は診療日となるとのこと。
怪獣くんの子守りの依頼がきている。
たまに会う、派手なお祖母ちゃんは怪獣くんの世話ができるのか?
戦々恐々としている(笑)

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   昨年のGW中の写真です

お洒落は誰のためでもない、自分のため。
「自分が生きていくうえで、欠かせないもの」そう、位置付けている。

「そういえば・・・おれの祖母ちゃんて派手な人だったよな~」
こんな記憶が孫の中に残ってくれたら最高だ!

人生は一度きり。
介護は永遠ではない。いつか終わりの日が来る。

自分をしっかり持っていたいと思う。


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