昨日午後、次女から電話がありました。

彼女は歯科衛生士。
埼玉にある専門学校を卒業後、あたしと夫の元を離れ、実家での生活を
選択。

自宅から自動車通勤で40~50分ほどの所にある歯科医院に勤務して、
13年になる。
休診日は火曜日・祝日。
土曜日は5時まで、日曜日は昼抜きで2時まで。

独身の頃、休みの日が友人と合わず、女子会もなかなかできないとぼやいていた。
結婚し、子供が生まれ、1歳を過ぎた頃から保育園に預けた。(怪獣くん)

風を引きやすい怪獣くんは、しょっちゅう熱を出し、その度に迎えに行く。
休診日が日曜ではないので、園での催しのある日などは欠勤となってしまう。

スポンサーリンク


昨年秋ごろから辞めたいとの相談があり、一度の人生なのだから誰のためでもなく、自分の心に忠実になることを勧めた。

院長先生始め職場の同僚さんからも、引き留めの言葉があり揺らいでいたようだが、何だかだのやり取りが何度もあり、結果この20日で退職することになったらしい。

職場の雰囲気は、あるときまでは好きだったらしいが、人は「何かのきっかけで、もう無理」となることがある。
次女も、その「きっかけ」があっての決断に至ったようだ。

姉妹でも、性格の違いはあるもので、長女からの仕事の相談を受けたことはない。
彼女は誰に相談しているのか?それとも相談をすることもなくこれまでに至ったのか?
職場での仕事内容については聴いているし、悩みごともあったようだが、結局は自身の中で消化してしまうようだ。

あたしはというと。
これまでの人生で、母美代さんに仕事の相談をしたこことはない。
たぶん、してもアドバイスにならないと解っていたから。

と、すると、長女も同じようにあたしのアドバイスを期待していないから・・・?なのか。
まぁ、何にしても最終決断は自分がするのだから、誰のせいにすることでもないわけで。
次女の決断も、今はその様に流れているのだと思う。

次女は、
「新しいとこが、今のとこより悪かったら、辞めたこと後悔することになる・・・」

と、言っていたが、
母親(一応)のあたしが言ったことは、
「そんなこと今から言ってもしょうがないでしょ。それに今の所にいたら他の所を含め善し悪しが判らないでしょ。一度出てみると、色いろなことが見えてくるものよ」


1cb67841f239cd05d1529d6efb3a2d75_s


次女は33歳。
ちょうど、あたしが夫の仕事の手伝いの為に、勤めに区切りをつけた年齢と同じ。

当時はあたしもその会社で悩んでいたことがあり、きっかけは夫の手伝いではあったが、そうなる運命だったようにも思う。
辞める際、東京本社に居る専務から、
「△△さんに辞められると困るんだよね・・・」

みたいなことを言われたが、そんなこと知ったことではない。
会社は、あたし一人がいなくてもどうにでもなるのだ。
ちゃんと回るのだ。

次女にも同じことを伝えた。
「そうだよね~」

吹っ切れたらしいが、
新しい所が嫌になったら、いつでも戻って来てね。〇〇ちゃんならいつでも歓迎だよ。
と、言われているらしく、
仮にそうなったとしても、それが次女の運命なのだと思う。

立つ鳥跡を濁さずのことわざもある。
あと2週間、
無難に過ごすことを願っています。


スポンサーリンク