今朝の母美代さんの朝食は10時半。

「ボイラー・・・でねくて、ホレ・・・あったげのよ」

「エアコンのこと?」・・・よく、ボイラーの言葉が出たこと・・・

「そだ、つけでねのが?おめは寒ぐねのが?」

今日の関東地方は、ぽかぽか陽気の予報が出ているので、むすめ達用の布団を干したは良いが、空は曇り空。
普段のエアコンも、電気代を考えて10時過ぎには停めます。

「今日は17度くらいの温かさになるらしいから停めたよ。それにいつも10時頃には停めてるよ」

室温は23度です。そうそう寒くはないはず・・・。
年寄りは体温調節が上手くできないらしいので、ひざ掛けをかけてあげた。

寒いから点けてほしいとは言わない。あたしを気遣うふり?
まぁ、点けてと言われても、点ける気はない。だって、すぐに炬燵に入るのだから。

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骨折してからの美代さんの行動範囲は狭くなった。
行動範囲・・・というか、自分でやることが少なくなったと言うべき?

入浴時や朝晩の着替え、朝食・昼食の支度などは、時間がかかっても一人で出来ていた。
特に、ご飯の支度に関しては、冷蔵庫を覗き食べたい物を自分で用意するという、考えて行動するということが出来ていた。
今はあたしが用意したものを、出された物を黙って食べる。の生活。

母にしてみれば、大嫌いな料理をしなくて済む。(料理とは言っても、ほとんどがチンするだけのものだが)座っているだけで、ご飯がやってくる。

まだらボケではあるが、考えての行動が出来ていたわけで、今の状況は進行を早めてしまう何物でもないように思う。


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          イメージです。

晩ご飯時のこと。
今夜のおかずは鮭のムニエル・タルタルソースとブロッコリー添え。
鮭が出たことで、昨日のデイケアの昼食のメニューを思い出したらしく、
「昨日のお昼に、煮魚が出だ。オレより若いおなごだども、箸使わねで手で取って食べでだ。もう一人は、食べ終わった皿、長~い舌でべろべろなめでだ。なして箸使わねんだ?」

「その人は認知症が進んでいるんだね。お箸を使うということを忘れちゃったんだね」

「そだてが?箸使えなぐなるのが?・・・オレは忘れだりしね」

自分が箸を使えなくなるなど、これっぽっちも思っていない。
献立表を確認してみた。
昨日は、かじきのみそ焼き。その前の月曜日はかれいの唐揚げ。
う~ん、煮魚ではない。いつの献立を思い出したの・・・?

母は自分が認知症だとは思っていない。これまで何度も「あなたは認知症なのよ」と言ってきたが、いつの間にか忘れている・・・もしかしたら知らず知らずのうちに嫌なことは忘れようとしているのかもしれない。

明日は何を言い、どんなことが起こるのか。
主役は美代さん。
あたしは、裏方。

学習しないズルい娘は、ギックリ腰の再発。浴槽から、美代さんを引き上げた際に痛めたようです。
今回は先日よりキツイ。湿布、貼りました。


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