「なぼしても、いで」(どうしても、痛い)

転倒した際に打ち付けたひざの痛みに違和感があるという母美代さん。
あまりにしつこいので、地域密着型の整形外科医院を受診。

変形性膝関節症の症状は既に20年近く前からあり、当時は実家近辺の整形外科を受診し、ヒアルロン酸の注射を受けたようだが、何回受けたかの記憶は今となってはないと言う。

ただ、年寄り友達の間では、この注射を受けても治らないからと、途中でやめる者が多く、注射嫌いの母もその言葉を信じ、続けることはなかったそうな。

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レントゲンを撮り、結果として骨折は無し。
そして間違いなく変形性膝関節症との診断。
1週間分の鎮痛剤と湿布の処方。
手術をし、金具を入れることもできると言われたが、認知症がある事を伝えると、手術はオススメしませんと。

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帰りの車中で、
「骨折じゃなくて変形性膝関節症の痛みだったね。薬出たけど、手術で金具入れることもできるみたいだったけど、手術したい?」

やんたやんた、手術なんかしたぐね。金具合わねで何回も入れだり出したりした人のごど、聞いだごどある、ずでやんた(嫌だ、絶対嫌だ)

知り合い(たぶん、年寄り友達)に手術が失敗?した方がいるらしく、手術は受けたくないと。ビビりの美代さんの事ですから、まぁ、当然です(笑)

帰宅後、変形性膝関節症についてネット検索し、一つひとつを順を追っての説明で、体重増加も要因であると納得させました。

概要
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすりへり、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することが多く、

加齢・肥満・外傷、なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。

膝は体重負担が大きくかかる部位であり、変形性膝関節症の発症を防ぐためには体重を増やしすぎないようにコントロールすることが重要です。さらに、膝周囲の筋力をしっかりと保持することも、膝への負担を軽減させるためには有効だと考えられています。また、病状が進行すると歩行が困難になることもあります。そのような場合には、手術を検討することになります。

(引用:Medical Note)

年末年始実家帰省中は、雪道故散歩をすることもなく、部屋で古い会報誌を読みふけていた母ですが、同時に買い物に出ることもありませんでしたので、間食をすることもありませんでした。
お陰で約2週間の間に2キロの減量ができたのです。

毎週体重測定し、記録していることを母に確認してもらい、今後は本気で体重を落とすことを約束してもらいました。

でも・・・この約束、いつまで憶えていてくれるかはまた別の話になる訳で、その時は又同じことの繰り返しとなります。あたしの根気が試される?(笑)

あたしとしては、何としても減量してもらいたい。母が楽になることは、延いてはあたしが楽になること、そんな風に思っているズルい娘なのです。



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