火曜日に骨折。今日で5日目。

痛みが増してきたという母美代さん。それでいて、ついつい左手を使ってしまう。
手を動かさなければ痛いとは言わない。
だからこそ、左手はお腹の辺りで支えるようにと言うのだが、忘れてしまうのか不便なので使ってしまうのか、何とも難しい。

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骨折したのは左手なのに、あちこちに痛みが出てきたという。
転んだ時に打ち付けているのだから、打ち身としてそれは仕方がないことだが、母の言う痛みとは足のこと。
ひざ痛に加え、ひざの上から太ももの内側に痛みが出てきているようで、一歩を踏み出せないと言う。

美代さんは、上半身に比べ下半身が細い。
ウエストは・・・ない!でっちり尻。太もももそれなりだ。だが、ひざ下がかなり細い。支えられないのは解る。
ひざの痛みと内ももの痛みで足が上がらず、歩くのもままならないようだ。

デイケア、リハビリ担当医からは、足を上げ大股でゆっくり、踵を付けて歩くように言われている。
あたしも同じことは以前から言ってきたが、その時は「わがった」の返事と共に実行するのだが、暫くすると又、いつものすり足歩行に戻ってしまう。

「意識して。意識しないとできないよ」
軽度認知症では、それも難しいのだろうか・・・。

リハビリ会議での施設医は、認知症については進行は観られないようなことを言っていたが、認知症患者は人前では良く見せようとするものだと、色いろな方々が言っている。
美代さんもその中の一人のようだ。


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今朝、朝食を済ませ薬を飲む際に、
ピルケースを観て「朝ご飯はまだ食べでねがら、どの薬飲めばいいんだ?」
と言いだした。

「えっ、たった今食べ終わったでしょ!だから薬飲むんでしょ」
あたしの言葉に、
「ああ、そうだ食べだんだ」

友人が言っていた。
「まだらボケは、一番手を焼くらしいね」

転んだことで散歩を怖がる。当然かもしれない。
動かないと、どんどん動けなくなるのだから、なるべく室内歩行の回数を増やす工夫もしている。
ケアマネさんからも言われていることだが、右手で持てる食器などは、回数を重ね何度も運ばせている。
痛いからと言い歩かないのは、膝関節症の為にはならない。痛いからこそ歩いて筋肉を強くするべきと、ネットには記されている。ウォーキングは認知症の進行を防ぐことにもなるらしい。


怪我をしたことで、歩くという行為に更なる恐怖心が加わったようだ。
「痛い・辛い・おっかない」

認知症と向き合うこととは、こういうことなのだろうが、虚しさだけが残る。


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