昨日、鼻血交じりの鼻水に不安があったので、紹介状を携えて夕診。

予約なしだったので、主治医の院長先生ではなかったが、きちんとした説明を受けた。
携えたCD-Rを確認し、脳・顔の骨折はなく、水の確認はできるが原因は解らないと。初診の救急センターの医師と同じ見解。
念のため、CTスキャンを撮り、携えたCD-Rと見比べた結果、水の影は全くなくなっていた。
「水の影は観えていませんので、鼻血はもう出ないと思いますよ」

脳にも顔面にも骨折は観られないので、異常なしの結果。
取り敢えず安心。

ロビーで、美代さんに訊いてみた。
「二つの違い、観た?解った?」

「なんとなぐわがった。水がなぐなったど、言ってらったな」

医師の説明は聴いていたようだ。

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問題の入浴。
包帯を取りたくないと言うので、先に服を脱がせ、左手を買い物袋で2重に覆い、手首から水が入らないようにサージカルテープでぐるぐる巻きに。
親子でも下(しも)を洗ってもらうのは気が引けるというので、右手にボディソープをワンプッシュして下を洗わせた。
足から順にお湯をかけ、「きゃぁっ、熱。もっとぬるぐしてけろ」
・・・あぁ、めんどくさい・・・

そして浴槽へ。
ところが、左手を使えないことで、入り方も変わってくる。
母はひざ痛がある。加えて腿が上がらない。
一人で入っていたときも時間がかかっていたようだが、昨夜は全く別の入り方になり、文句タラタラのああだこうだの末、浴槽のヘリに座らせ右足を持ちあげて湯船に入れ、次は左足。
持ち上げる際もおっかね・・・ダメだ、まで(怖い、待て)

「あのね、おっかなくないから、お願いだからあたしに任せて。あたしの背中に腕を廻してしっかり掴まって」

母は普段からビビり。
以前、何度も注射の件は記していますが、とにかく何をするにも「おっかね」の連発。
湯船に入るまでに10分は要したかなぁ・・・。いい加減湯冷めするわね。
やっと入ったはいいが、温い(ぬるい)という。お湯を出しながら湯桶で左右の肩に100回ほどお湯をかけ「汗出できたがら、は、出る」
湯船から出る際も又ひと騒動。当然の如く出る「おっかね」


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足先から順に洗い、洗髪。
「あぁ~気もぢいい~。こご、かゆがったがらよ」(痒かった)そう言い。自分の右手でゴシゴシ。
普段の洗髪時も、あたしが洗ってあげた後に痒いところは自分で洗わせています。

流し終えるとまた、恐怖の湯船へ。
さっきと同じようにすれば大丈夫なのだと、何度言っても「おっかね」の連発。
(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)(゚皿゚メ)

始めに入った時と同じことの繰り返し。「は、いい。のぼせできた」
・・・あたしの方がのぼせるわ。その言葉、そっくりそのままお返ししたいわ・・・

孫と一緒に入浴すると汗だくなっていましたが、それ以上でした。全身汗だくで頭がくらくらし、情けない気持ちになってました。
バスタオルで水分を拭き取り、シャツ・リハパン・パジャマと着替えさせ。
その間、大汗をかいたあたしの方は、冷えてぶるぶる。

「手のごど気になってらったども、やっぱり風呂さ入るど気もぢいいなぁ。おんなは下(しも)きれいにしねど、臭ぐなるがらな・・・」

女であるという自覚は、まだまだあるようです。

入浴に要した時間は、1時間ほど。これじゃあ、のぼせます。
人の手を借りるということは確かに怖いのかもしれませんが、任せてもらわないと何も始まりません。

「おめが転んだら、オレは湯のながでおぼれるべ」

幼いころの何かの記憶があるようで、母は水が怖いと言います。
一種のトラウマなのでしょう。
あたしが転んで、もしかしたら怪我をすることなどは、全く考えに及ばないようです。

デイケア日以外の週4日は自宅での入浴。
これまでGパン・Tシャツでの入浴介助でしたが、今回の事を踏まえ次回からは短パンにします。
でも、結局汗とお湯で濡れる訳で、
・・・いっそ裸?それとも水着・・・?は、無理(笑)

やはり、Tシャツ・短パンでいきます。

それにしても、毎回こんな調子ではあたしの気力が保たないことになります。
母に問いました。
ねえ、あたしの事信用してないの?身体を任せてもらえないと、ふたりで転ぶことになるよ」

「わがってる・・・。だども、おっかねのだ・・・」

母の「おっかない病」これはもう治らないでしょう。
ならば、どうする?

どういたしましょうねぇ。



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