お盆から5ヶ月半ぶりの岩手。
母美代さん、住み慣れた我が家でも勝手が違うようで、しっくりこない。
自分が脱いだスリッパが、脱いだと思っている場所にない、
「だれがオレのスリッパ履いだな」
仮にあたしだったら、「スリッパ観なかった?」とか「スリッパどこに脱いだっけ」で済むことが、母は自分が脱いだ場所も忘れ人のせいにする。
お焼香のあとに血圧測定をしたのですが、1時間後くらいでしたか、
「血圧はがるの、どごさあるっけ?」
測り終わっていることを伝えると、「ああ、そだな・・・」思いだしての言葉なのか、いい繕いなのかはわかりかねますが・・・。
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自室で古い写真を観て「懐かしい」
認知症患者には、昔の写真を観せることが、脳の活性化効果になるそうですね。
写真についている日付を観て記憶を辿っていたようです。
同級会の写真が出てきたようで、「写ってるながの何人がは、もう死んだんだなぁ・・・」
人には必ず死が訪れます。
当たり前のことですが、母にも若い時があり、なんでも一人で出来た時代があった訳で。
年を取るとその当たり前のことが出来なくなり、ましてや認知症ともなるとそれまで出来ていたことが崩壊していく。
5ヶ月ぶりの母の姿を観て次女から出た言葉。
「年取るとみんな祖母ちゃんみたいになるんだね・・・。嫌だけどあたしもそうなるんだね」
そう、年は平等です。
でも、防げるものであてばそれに越したことはないわけで、オプジーボではないけれど認知症特効薬なるものが早い時期に開発され、認証されることを希望するばかりです。

イメージです
昨日の車中、母に約束してもらったことがあります。
実家には、あたしの長女、そして次女夫婦とその息子(もうすぐ3歳)が
住んでいます。
あたしの外孫になる怪獣くんはやんちゃ盛り。
母は、怪獣くんのやることなすことに口を挟むので、なるべくそのような言葉を発しないようにとの約束でしたが、口から出る言葉は「ダメだ、壊れるじゃ。あ、そごさいぐな。あ、取るなやめろ」の連発。手が出ないだけマシでしょうか・・・。
母が孫(あたしのむすめ達)の面倒を見ていた時代とは違い、今はその子の自主性を伸ばす叱り方、というか諭し方があり、母には追い付かないようです。
母が幼い頃は頭ごなしに怒られ、殴られていた時代。自分がやられていたことを踏襲しているだけ。ただそれだけなのですが、それが今の時代にはそぐわない。
ミリ単位で進んでいる母ですが、孫たちの姿をずっと見ていたいから、まだまだ死にたくないと言っています。
忘れてしまう日が訪れることを解っていないようです。
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母美代さん、住み慣れた我が家でも勝手が違うようで、しっくりこない。
自分が脱いだスリッパが、脱いだと思っている場所にない、
「だれがオレのスリッパ履いだな」
仮にあたしだったら、「スリッパ観なかった?」とか「スリッパどこに脱いだっけ」で済むことが、母は自分が脱いだ場所も忘れ人のせいにする。
お焼香のあとに血圧測定をしたのですが、1時間後くらいでしたか、
「血圧はがるの、どごさあるっけ?」
測り終わっていることを伝えると、「ああ、そだな・・・」思いだしての言葉なのか、いい繕いなのかはわかりかねますが・・・。
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自室で古い写真を観て「懐かしい」
認知症患者には、昔の写真を観せることが、脳の活性化効果になるそうですね。
写真についている日付を観て記憶を辿っていたようです。
同級会の写真が出てきたようで、「写ってるながの何人がは、もう死んだんだなぁ・・・」
人には必ず死が訪れます。
当たり前のことですが、母にも若い時があり、なんでも一人で出来た時代があった訳で。
年を取るとその当たり前のことが出来なくなり、ましてや認知症ともなるとそれまで出来ていたことが崩壊していく。
5ヶ月ぶりの母の姿を観て次女から出た言葉。
「年取るとみんな祖母ちゃんみたいになるんだね・・・。嫌だけどあたしもそうなるんだね」
そう、年は平等です。
でも、防げるものであてばそれに越したことはないわけで、オプジーボではないけれど認知症特効薬なるものが早い時期に開発され、認証されることを希望するばかりです。

イメージです
昨日の車中、母に約束してもらったことがあります。
実家には、あたしの長女、そして次女夫婦とその息子(もうすぐ3歳)が
住んでいます。
あたしの外孫になる怪獣くんはやんちゃ盛り。
母は、怪獣くんのやることなすことに口を挟むので、なるべくそのような言葉を発しないようにとの約束でしたが、口から出る言葉は「ダメだ、壊れるじゃ。あ、そごさいぐな。あ、取るなやめろ」の連発。手が出ないだけマシでしょうか・・・。
母が孫(あたしのむすめ達)の面倒を見ていた時代とは違い、今はその子の自主性を伸ばす叱り方、というか諭し方があり、母には追い付かないようです。
写真を入れていた封筒を破かれ、
「なすてしゃぐ、やめろ!しゃぐな!」(しゃぐ=破く)
「美代さん、あまりがみがみ言うと自分が疲れるから、ほっときなよ」
「オレはおめみだいに言えね・・・」
母が幼い頃は頭ごなしに怒られ、殴られていた時代。自分がやられていたことを踏襲しているだけ。ただそれだけなのですが、それが今の時代にはそぐわない。
ミリ単位で進んでいる母ですが、孫たちの姿をずっと見ていたいから、まだまだ死にたくないと言っています。
忘れてしまう日が訪れることを解っていないようです。
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