昨日、上階の方が転居のご挨拶に観えられ、「御礼」の、のし紙をつけた上品なお菓子を頂きました。 


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少しだけ立ち話。
新築一戸建て建築の為に、短期入所であった。
猫を飼っていたので、壁に傷をつけてしまった。(ペット可物件です)
80代になる父親が、しょっちゅう模様替えをしていたので騒音だったかもしれないことのお詫び。その父親が家具を移動中壁に5センチほどの穴を開けてしまった。
退去するにあたって、修理費がいかほどになるのか心配だ。
などなど仰っていました。

あたし、
わが家にもニャンコがいる。壁を傷つけることは一切ないが、爪の引っ掻き傷防止のために全ての床にカーペットを敷いている。
前入居者が退去後すぐの内見をさせて頂いたとき、動物園並の臭いと天井近くまでの引っ掻き傷や、クローゼットの中にまで傷。一部ドアの破損に因る取り換えと、全室クロス張替えと消臭に1ヶ月ほどの日数を要する(プチリフォーム状態)ため、その修理代がウン十万になるのではないかと説明を受けたことを話しました。
〇〇さん、驚いた顔をされご自分の修理代を心配されていたので、
あたし、
・・・しまったぁ。これから退去される方への言葉ではなかった・・・
と後悔。すぐに、
「ここの前入居者は特別に酷い住み方をなさったようでしたので、大丈夫だと思いますよ」
と、声掛け。

慰めにもならないあたしの言葉に、苦笑いをされ
「仕方ないです。傷をつけたのは事実ですから・・・」

日頃、母美代さんの間違った気遣いについてを記しているあたしですが、それこそ「穴があったら入りたい」心境でした。

お帰りになられてから思いました。
毎日ガタンガタン・ドンドンの音がしていたのはお父様の仕業(敢えて)だったんだ・・・。けっこううるさかったけど、80代・・・元気な爺様。
そして、新築って7ヶ月もかかるんだぁ・・・。


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引越し。これまで7回行っているあたしです。
入居のご挨拶は毎回していましたが、退去のご挨拶については全てではなかったように記憶しています。仲良くさせて頂いたお隣様や、長く住まわせて頂いた大家さんへのご挨拶はしていましたが、今にして思えば、不義理なことをしてしまったのかもしれません。

ここに越すまでの8年間住んでいた部屋には、思い出が沢山あります。
正月の帰省時には毎回大家さんへのお土産を欠かすことはなく、退去時も心づけをさせて頂きました。
常に、静かで住みよい環境に配慮されていた大家さんには、感謝の気持ちでいっぱいでした。

それから、階下に越してきたフィリピン人の英語教師をされていたMさん。
外国人さんには珍しく自国の手料理を携えて、引越しの挨拶に観えられました。
片言の日本語と英語での会話。とても愛嬌のある方でその後も何度か手料理を下さり、あたしが退去のご挨拶に伺った際は、頑張って英語の挨拶文を添えてお渡ししました。

とても寂しがっていた彼女でしたが、暫くしてガソリン給油中にいきなり後ろから名前を呼び掛けられ、驚きと同時にとてもフレンドリーに接してくれたことを改めて感謝しました。

もう一人、お隣に越してきたKさん。妻様はあたしと同郷の岩手ということで何となく親しみを覚えた方です。
休日には80年代の音楽(邦楽・洋楽両方)を流され、窓越しに聞こえてくる音に心地よさを感じていました。

人生の中でのわずかな出会いですが、とても大切にしたい思い出です。


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