母美代さん。

「あぁークソ、名前ででこね」(汚い言葉お許しくださいませ)


芸能人の名前。出てこなくなりました。
美代さんではありませんが、顔ははっきりと浮かぶのに名前が出てこないのです。

そんなときは、焦りません。じっくりと思い出すまで考えます。
会話が中断されますが、待ってもらいます。(相手にもよる)


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【あたしの、名前の思い出し方法】
1】ア・イ・ウ・エ・オ順に、相田・青山・秋田・阿久津・浅田・安達
姉小路・雨宮・荒木の様に、ア行から片っ端に言葉にします。(頭の中で)


例えば俳優、「奥田英二」さんの場合。妻様の名前やお子様の名前から入ります。
妻様はエッセイストの安藤和津さん。お嬢様は女優の安藤サクラさん。
ここまで思い浮かべるうちに、スーッと出る場合もありますが、それでも出ないときは上記のやり方で。
おい・おえ・おう・おか・おく・・・!奥田・・・えあ、えい・・・じ、
となるのです。

(※ 例を奥田英二さんにした理由:先ごろ、俳優柄本明さんの妻様である女優角替和枝さんがお亡くなりになられた。長男柄本佑さんの妻様が安藤サクラさん)

2】それでも出てこないときは、あたしが美代さんにやっている方法。

名前の上の一字や下の一字、それから何文字の名前かなどのヒントをもらいます。(相手のいる会話の場合)

ややこしいと思われるかもですが、結構な割合で出てきます。


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食材、野菜やお魚の名前はすんなりと出てきますが、こと人の名前が出てこない。
小学校の同級生の名前は何とか出ますが、中学の同級生は辛うじて、高校の同級生の名前に至ってはクラブ活動が同じとか、ほんとに仲が良かった友達の名前しか出てこないのです。
顔や、特徴・印象深かった出来事などはすんなりと浮かびます。なのに、
名前だけが出てこない。
これも老化現象でしょうか?それとも若年性認知症の現れ?

美代さんは、孫婿の名前がなかなか出てきません。

「ほれ、あれよ。何たっけなー。だがらアレの名前よ。〇〇(孫)のオヤジの名前だでば」

ついには「オヤジ」とくる。「婿」の言葉さえ出ません。

「顔は浮がぶのによ・・・」

「オヤジ」はいくら何でも失礼でしょと言うと、

「わがってる。だども、出でこね。おめもそのうぢオレみたぐなるんだ!」

(※ 娘夫婦は3年前に結婚)

この母の状態と、あたしの状態。どれほどの違いがあるのか・・・。

あたしも、母の様になる・・・。

「あれ」とか、「ほらあの」とか、
      なるべく使わないように心掛けたいですね。



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