あたし、ズルい娘。

日曜日からの件で、この2日間まともな会話無し。(必要最小限)
午前中、母美代さんのほぼ日課の電話の声が聞こえてきた。(薄い壁1枚の隔たり)

「うんうん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「そだぁ・・・おんなじだぁ・・・オレの歯のごど、アレはすごしもわがってね」


あたしは、どうやら「告げ口」する相手を間違えたようだ。
叔母へは、あたしから電話があったことは秘密にするようにお願いしたが、母も叔母も、娘からキツイ言葉を掛けられる方だ
年に片言の会話をする姪より、同じ悩みを共有できる母の話を信じるに決まっている。

喧嘩両成敗(両方に罪がある)とは言うが、母とあたし、言っている本質に違いがある。
母の弁。
「硬くて美味しくなくて、食べられない」

あたし。
「散々食べて、あと二切れが喉を通らない。ならば、汁もので流せば善いではないか」

堂々巡り。列車のレール。交わることはない。線路は続くよどこまでも。
      (それこそクドイ笑)

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今後は、間違っても叔母「ヨッコさん」に電話することだけはやめよう。
ん?待てよ。電話をするのなら「悪口、告げ口」ではなく、美代さんやヨッコさんを褒める内容なら善いのではないか・・・。チクリチクリと微妙な嫌味を添えて。そうだそうだ(外野の声)

はぁーーーー(ため息)

何だろうこの感覚。あたし・・・こんなにひねくれた性格だった?
んんー、たぶん、だったのだろうね・・・。

ヨッコさんの言葉にもあったが、離れて暮らしていた頃は「嫌いな母」でも、案じる気持ちがあった。
今は、一緒にいることが苦痛でたまらない。
認知症がどうこうと言うのではなく、心の垣根と言うか根本的な隔たりがあるから。
あたしの垣根。相当根深い。(垣根って、根っこあった?)

でもね、先輩介護仲間様が仰るように、先の長い介護が始まったばかり。
この先も一緒の生活が続くわけで。

天下の名奉行大岡越前さま。
お願いです。「大岡裁き」で
     「これにて一件らくちゃーく」と致してくださいませ。

(あたしの大岡越前・・・誰?)

あ、このセリフは遠山の金さんでした。あしからず。


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