母美代さんは自分の意思で住所変更をしていない。

故に、岩手の役所関係の書類が必要なときは、その都度役所との確認の電話となる。
今回は住民票が必要な案件。
住民票は家族でも取ることができるので長女に依頼。
内容はラインで連絡済みだが、電話にて詳しく説明。その際に言われたキツイ一言。

「おかぁさ、祖母ちゃんに優しくしてあげてよ」

何を言ってるのか解らず訊いてみた。

「なんで?美代さんに何か言われた?」

「んんー、夢見た。おかぁが祖母ちゃんに厳しいこと言ってる夢」

「そんなことしてないよ。ゆっくり諭すような話し方で説明してるよ」

「あ、そう」


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  (長女と仲良しの美代さん。初孫は特に可愛いようで)

以前にも同じようなことを言われたことがある。
そのときは、お風呂で居眠りをし溺れかけている母を、やっとのことで浴槽から引き揚げたのだが、恐怖で浴槽のヘリにしがみつき、なかなか手をを離そうとしない母を厳しい言葉で諌めてしまった。
ゆでだこの如く真っ赤になった母。脱水と血圧が心配だったので慌ててかかりつけ医に連絡し、車を走らせ点滴。意識もしっかりとしていたので取り敢えず帰宅。
このときの手を離すように諌めた言葉が、よほど気に入らなかったと見えて、次の日こっそりと長女に電話。

暫くして長女からの。
「祖母ちゃんに怖い思いさせないでよ!それでなくてもビビりなんだから。
もっと優しくしてよ!」



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今回の長女からの言葉に、内心ムカついたあたしは母に詰め寄り、
「ねえ、〇〇(長女)に何を言ったの?あたし、そんなにあなたのこと邪険にしてる?」

【邪険】
相手の気持ちをくみ取ろうとせずに、意地悪くむごい扱いをすること。また、そのさま。邪見。「―に突っ放す」
類語:意地悪(いじわる)・ 突っ慳貪(つっけんどん) ・冷遇する ・ 冷たく接する ・ 冷たくあしらう ・ 適当にあしらう ・ ぞんざいに接する 
(引用:goo辞典・類義語辞典)

母に「邪険」の言葉は通じません。
言葉を改め再度詰問。

「憶えでね・・・。でもよ、まいにぢ笑ってばがりいる人はいねべ?どんなどぎもあるべ?」
(憶えていない。でも、毎日笑ってばかりいる人はいないでしょ?どんなときもあるでしょ?)

母は電話魔。今日も次女(孫)に電話していました。何を話していたのやら。
そんな具合で、あたしの言い方が気に入らなかったような日は、何気に告げ口をしているようなのです。

母の体調・居心地が善いように色々と工夫や考えを巡らせる毎日。
「ありがで」と言いつつ、孫には本音。

「来年のゴールデンウイーク以降、暫く向こうで暮らしてみる」と言い出しました。
毎度毎度、定期的に出てくる言葉です。
近所の友達全てが亡くなり寂しい。煮炊きもできないかもしれない。
それでも住み慣れた実家の方が善い。孫・ひ孫の傍が善い。

あたしは思います。

・・・やれるものなら、やってみればいいのよ。
              そのうち出来ないことに気付くから・・・



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