昨日、美容室にて母美代さんのフルコース。
カット、パーマ、ヘアーマニキュア、そして顔剃り。全てを終えるのに3時間コース。

美代さんの頭髪は8割方白髪。
60代の頃までは限りなく黒に近いダークブラウンに染めていた。
70代に入って、変な噂を耳にしたと。
・・・毛穴から毛染の薬が身体に入り、害を及ぼす・・・

そんなことはあるはずがないのだが、他人の話をすぐに信じてしまう性格と、面倒くささの中でいつしか染めることもなくなったらしい。
帰省時に、パープルのヘアーマニキュアを何度も勧めてはみたが、行きつけの美容院では施術していないことと、田舎ゆえに変な噂が広まることを気にしての理由で染めるには至らなかった。

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昨年の9月からここで暮らすようになり、
「知っている人は誰一人といないのだし、すこしはお洒落に気遣うことも頭のためになるから」
と、こじつけて半分で勧めてみた。

始めて入れたのが淡いピンク。
美容室に行くまでは渋っていたが、仕上がりを観てけっこう満足の様子だった。
暖かくなり夏に向けてブルーになり、今回は一周回ってピンク。

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(早速、いつものヨッコさんへ定期便のTEL 笑)

初めて入れた時よりもかなり濃い目、少々驚き。
でもまぁ、見慣れるもので本人も満足気。

美代さんは、日頃から自分をカネ意地が汚いと申します。
そしてこんなこともちょくちょく申します。
「おめだぢに、少しでものごしてやりたくてよ」

有難い親心です。涙が出ます
(ホントは出ません。
    使い切れないほどの金額なら嬉しいのですけど・・・)


先日の年金受給日、まじまじと通帳の金額を確認。
紙パンツや、尿取りパッドをケチり、あたしと何度もバトルを繰り返してきましたが、
「わがったじゃ。死んだらこのおがね持ってぐわげいがね。いぎでるうぢに使うごどにする」
(通訳します)
わかった。死んだらこのお金をあの世に持って行くわけにはいかない。生きているうちに使うことにする。(通訳無しでお読み頂けた方は美代さん言葉に精通なされた?)

人生の終盤を迎え、やりたいように使いたいようにと目覚めたようです。
これも、あたしからの進言あればこそですが・・・。

母の認知症はミリ単位での進行です(疑わしい面もあるのですが)
善い日ボヤけた日と、日によって症状が変わります。それによって、あたしの対応も変わります。
「残してくれるのは有難いよ。でもね、ボサボサの髪やヨレヨレの服じゃ、一緒に歩くの恥ずかしいし。あと何年生きるの?これからは自分の為に使おうよ」


ズルい娘のあたし。貰えるものはしっかりと頂戴します。


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