一昨日、買い物を終えて家に帰ってからの出来事です。

喉が渇き、甘いものが食べたく思い、冷凍庫からアイスを取り出し蓋を開けたのですが、なんと食べ残しの状態で入っておりました。


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   (お見苦し状態で悪しからず)


あたしの大好きなこのアイス。先ず、食べ残すことは考えられないのです。
仮に残すとしても、この様な残し方はしないのです。
そして、何よりも食べ方が汚い!

何故このような状態なのか悩みました。ここ1~2週間の記憶を遡ってみても、一向に食べた記憶がないのです。
そこで、つい母美代さんに言ってしまいました。
「ねえ、アイス食べた?食べ残しになってるけど」

「あ?知らね。オレじゃね。アイス入ってだこども知らね」

でも、どう考えてもあたしの残し方ではないので、もう一度訊いてみました。
「あたし・・・こんな食べ方しないよ。残すにしても、もっときれいに食べるよ。ほんとに美代さんじゃないの?」

「どれよ」中身を確認して
「あぁ、この食べがだはおめではねな。おめはきれいに食べるものな」

・・・あたしの食べ方を知っていると言う。
              ならば、食べたのはあなたよね?・・・

が、頑として自分ではないと言い張る美代さん。

アイスを冷凍庫に入れてあることは教えています。
食べたいときには、いつでも食べるようにとも言っています。
でも、入っていることを知らない。更に食べてもいないと言います。

認知症ゆえの取り繕いか、とも考えられますが、あそこまで食べていないと言われると、やはりあたしの記憶違いで、食べ残したのはあたしなのか・・・とも思ってしまいます。
とすると、あたしはもしかして若年性認知症?

若年性アルツハイマー型性認知症
「アルツハイマー」と「若年性アルツハイマー」には、発症年齢の他は医学的な診断基準の差はありません。65歳未満でアルツハイマー型認知症を発症した場合「若年性アルツハイマー型認知症」とされます。
要因について全ては解明されていないのですが、脳に余分なたんぱく質が溜まることにより神経細胞が破壊され、脳が萎縮することが原因といわれています。
また、ごく稀であり、完全には解明されていませんが、若年性アルツハイマーについては遺伝による「家族性アルツハイマー病」がみられることもあります。家族や親族にアルツハイマー型認知症がある場合は、可能性があると言えるようです。
(引用:認知症ねっと)

あたしの両親は共にアルツハイマー型認知症ですので、考えたくはないのですが可能性は否定できないと思うのです。

TVの刑事ドラマなどで、誤認逮捕にも関わらず、「やったのはお前だろ!」と詰め寄られると、やってもいないのにやったと思い込んでしまう。
そんな心境に陥ってしまい、昨日今日とスッキリしない日が続いております。

本当に食べたのは「あたし」なのでしょうか・・・。
人の記憶の中で食べたという記憶は、どれほど前までのものが残っているものなのか。

認知症は症状が進むと、例えば朝食を食べても、食べていないと言い張るようですが、あたしと母の場合どちらが正しいのか、正直言って判断できかねています。

教訓としての今後(アイスような各々が食べる食品について)
1 取り敢えず残さず食べる。
2 仮に、残した場合は名前と日付を記入しておく。
このやり方で様子を観ることにします。
(母のためにと言うのではなく、自分のためにです)

それにしてもこの記憶の無さ、情けないです。
真剣に脳ドッグを考えなければと思った次第です。

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