要介護1、アルツハイマー型認知症の母美代さん(軽度~中等度)

先週金曜日(28日)リハビリテーション契約時、介護老人保健施設の方から、母の聞こえの事について問われました。

「耳が遠いのですか?」

特に遠いとは思っていなかったのですが、介護の専門員から問われたことが気になりましたので、土曜日耳鼻科にて聴力検査を受けてきました。

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結果として

鼓膜は、左右共きれい。
聴力は、年齢の割にはよく聞こえている。どちらかと言うと右のほうがよいとのこと。
この状態で補聴器を使用すると、返って雑音ばかりが気になるので、結果的に補聴器は必要なしとのこと。

ただ、脳梗塞・年齢的なもの(認知症)の影響で、聞こえ方が断片的に聞こえているようです。
例えば
あいうえお⇒いうお・・・、の様な感じで、真ん中はよく聞こえるが、聞き始めと終わりが聞き取れない。
(聞こえに関しては、4/24のブログに記しています。
               宜しかったらこちらからどうぞ)

聞こえてはいるが、始めと終わりが聞き取れていない。結局は話が通じていなかったということです。
今後の母への対応としては、これまで通り「ゆっくり・ハッキリ話す」ことを心掛けていきます。(なるべく右側で)

・・・そう言えば、脳神経外科の院長先生(母の担当医)は、話し方レッスンを行うときの様な感じで話されます。


あ・え・い・う・え・お・あ・お、のように
大きく口を開け、ゆっくりと話されます。
先生が微笑んで見えるのは、口を大きく開けることで表情が豊かになることが、先日の診察で分かりました。職業柄、微笑みは必要不可欠であろうとも思います・・・

もう一つ気になっていることがありました。
それはふらつきです。

めまい、とまではいかないのですが、気が付けばいつも「ふらふら」すると言います。

ふらつきに関しては、70歳を超えると検査自体ができない場合が多いらしく。
それは、年齢的なことで、母の様に認知症であったり、ひざ痛でしっかりと歩行できないことなどが原因にもある。ということのようです。

母は、物忘れの薬を飲んでいます。
この薬は人によってはめまい、ふらつきが起こることの説明は受けています。耳鼻科の医師もお薬手帳を確認し、同じような説明をしてくださいました。
ふらつきは「物忘れの薬」を飲んでいることに因るものだと、何度説明しても母にはなかなか通じません。いや、解っていても、認めたくなくて他の理由を探しているのかもしれない。
(認知症だけが原因ではなく、普段からアドバイスを聞かない母の悪い所です)

今回、耳鼻科受診により、少しは納得してくれるといいのですが。
あたしが思うに、これからも何度となく同じことを訊かれ、その都度薬のせいであることの説明になるのでしょう。
仕方ありません。それが、今の母の状態なのですから。

昨日、いつもの妹「ヨッコさん」に検査結果を伝えたらしいのですが、検査のやり方は事細かく説明できたのに、肝心の結果については「何ともなかった」の一言で済ましたようでした。

・・・あぁ、美代さんらしい・・・


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