猫のワクチン接種について。

桐が我が家の家族になった時、先住猫の「伝」がいました。(伝右衛門、伝之助二つの名前を持っていた)

伝は2歳の時、動物愛護団体から譲り受けた猫で、 規約の中に室内飼いとワクチン接種は必須条件でした。
黒猫長毛種、目はゴールド。とても綺麗な猫でしたが、食が細くいつも桐に負けている子で6歳の誕生日を前に《虹の橋》へ旅立ちました。
(動物は本能で食す。食べないということは死を意味する)

動物病院の先生にお寺を紹介して頂き、火葬、葬儀を済ませましたが、気持ちの整理が済むまでしばらくは納骨することができませんでした。

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 (16年前の写真です。あたし・・・若い・・・)

伝を譲り受けるまで、猫にワクチン接種があることを知りませんでしたので、これまで我が家の家族になってくれた歴代のねこちゃんたちも一度も接種の経験はありません。

桐は、先天性猫ヘルペス。そして持病の慢性腎不全があります。
ワクチン接種を受けなければ、猫ヘルペスによりもっとひどい状態での生活だったと思いますし、15歳という年齢にも達していなかったかもしれません。

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ワクチン接種で予防できるつの感染症
混合ワクチン
1】 猫ヘルペスウイルス(ウィルス性鼻気管炎)
   ・・下痢から脱水症状を起こす・・
  感染猫のクシャミや分泌物などからうつり、猫の「鼻カゼ」ともいわれ
  ています。
  
2】 猫カリシウイルス感染症
   ・・猫のインフルエンザとも言われる・・
  感染猫との直接接触のほか、クシャミの飛沫、手、衣服、食器からも
  感染。

3】 猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症/猫伝染性腸炎)
   ・・子猫は一日で死亡することも・・  
  感染猫との接触、便や尿、嘔吐物から感染。また、ノミなどの
  外部寄生虫によっても。

4】 猫クラミジア感染症
   ・・主な症状は粘着性の目ヤニを伴う結膜炎・・
  感染猫との接触で感染します。

単体ワクチン
5】 猫白血病ウイルス感染
   ・・生後まもない子は特に注意・・
  ウイルスは感染猫の唾液や血液などに含まれ、猫どうしのケンカに
  よる接触などでも。

6】 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)
   ・・一般に猫エイズと呼ばれる・・
  交尾をしたり、猫エイズを持つ猫とのケンカで咬まれたりすることで
  感染します。
  
にゃんズは、1~3までの接種が推奨されている最も一般的な3種混合ワクチンを受けています。  

混合ワクチンは、猫がかかりやすい数種類の感染症を防ぐワクチンを組み合わせたものです。予防できる感染症の数に応じて、3・4・5・7種の混合ワクチンがあります。

[3種] 猫ヘルペスウイルス(猫ウイルス性鼻気管炎)・猫カリシウイルス(1種類)・猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症/猫伝染性腸炎)
[4種] 3種+猫白血病ウイルス感染症
[5種] 4種+クラミジア感染症
[7種] 5種+猫カリシウイルス(2種類)
※猫カリシウイルスという感染症には、多くの型があり、3種と4種混合ワクチンでは1種類の猫カリシウイルスを、そして7種混合ワクチンでは、3種類の猫カリシウイルスを予防できます。

単体ワクチンには、5】白血病ワクチンと、6】猫エイズワクチンの2種類があります。
 白血病ワクチン
  猫白血病ウイルス感染症を防ぐための単体ワクチンです。
  この病気にかかると食欲不振や体重減少、下痢、貧血、 口内炎などの
  症状が出ます。

 猫エイズワクチン
  猫エイズウイルス感染症(猫免疫不全ウイルス感染症)を
  防ぐための単体ワクチンです。
  感染すると下痢やリンパ節の腫れ、口内炎、鼻炎などの症状が現れ
  ます。

※猫エイズウイルスには、遺伝子構造によって5つのタイプが存在しますが、これに対して猫エイズワクチンが効くのは3タイプだけであり、ワクチンを接種しても、全く効果がないということもあります。

白血病、猫エイズワクチンは、室内飼いであり、外にいる猫との接触のない猫であれば、感染のリスクは低いので、接種しなければならないワクチンではありません。
(参考書籍:ペピイ、ねこちゃん用)


最近は、保護犬・保護猫活動に尽力されている団体も多いようです。
当時、伝を預けた家族は、引越しで猫を飼えなくなることで、父猫・母猫・伝の3匹を預けたと聞いています。

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  (昨年の3種混合ワクチンの証明書です)

動物を飼うということは、最後まで責任を持ってその子の命を全うさせることだと思うのです。
安易な気持ちや、衝動的な気持ちで飼うことは罪にも思うのです。

年に一度のワクチン接種、大切な家族の一員として忘れずに受けて頂くことを希望します。


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