母美代さんが、食事を不味いと言った意味が分かりました。

最近、ミョウガや青じそなどの匂いの強い食材を使っていたのですが、なんの反応もないので不思議に思っていました。

昨夜、大好きなジャガイモのみそ汁に青じその刻みを入れてみました。
「ねえ、青じそ入ってるのわかる?匂いする?」

お椀に鼻を近づけて嗅いでいましたが、
「なにもしね」

「ほんとに?もう一度嗅いでみて」

再度嗅いでもらいましたが、やはり感じないと言うのです。

「一昨日、玉子豆腐にミョウガの刻みを載せたの憶えてる?どうだった?」

「ん~、ミョウガだどは思ったども、匂いはしながった」
(一昨日の晩ごはんのメニューを憶えていたとは思えないけど・・・一応)

「そう・・・」


調べてみました。

認知症は、短気記憶力の衰えが発現しやすい傾向があり、実際、認知症患者の脳は、大脳辺縁系内のとくに「海馬(かいば)」の萎縮や壊死(えし)が多く観察されるようです。

美代さんは、確実に嗅覚が衰え始めているようです。

嗅覚が利かなくなることで味覚にも影響し、
「美味しくない。味がしない」となり、食べることが億劫になり、ひいては衰弱につながるということのようです。


美代さん用に買ってくる『大根なます』は、あたしにはむせるほど酢の味が濃いのですが、美代さんにはあまり感じないようです。

原因が分かったことは善なのですが、美味しく食べてもらうには工夫が必要ですね・・・。
塩分控えめでしっかりとした味付けにするのは、あたしの腕では無理かも~~ですわ。(なにしろ、美代さんの娘ですから、笑)

取り敢えず、テーブルに『酢』を用意しておきましょうか(笑)

嗅覚を改善するトレーニングもあるようです。
普段の生活の中に匂いを感じるものを取り入れること。
アロマや、香の強い花を置いてみる。など。
趣味の野菜作りから花へと興味が移ったので、これをきっかけにして、
バラのような「甘い香りの花」の購入を考えてみます。

ワンポイント情報として、
「バラ」は、「にゃんズ」が食べても害にはならないようですので
安心です。

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   美代さんが買ってきた「ペチュニア」

   この花もにゃんズに優しい花です。


今夜は、対セネガル戦ですね。

シンデレラ時間キックオフ。

にわかサポーターのあたし、眠らずに最後まで応援していられるのか
少~し、ふ・あ・ん。

「がんばれ! にっぽん」

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