にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん20歳。琴ちゃん5歳。黒(こく)ちゃん5歳。常くん5歳。連くん3歳。子猫の陽くん」「わたし、お洒落大好き前期高齢者」「母、92歳。認知症要介護5で、地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

女優、"柴田理恵さんのお母様の介護”から考えること

2~3日前でしたか、何気にスマホのネットニュースを観ていました。
柴田理恵さんのお母様の介護についてのニュースに、目が留まりました。

89歳のお母様は、富山で独り暮らしなそうな。
飼い犬の散歩中、転倒。骨折。半年ほどの入院。
一時は"要介護4”。歩行や排泄が1人ではできない状態のこと。介護レベルは2番目に高い“寝たきり”に近い状態だったと。それが、半年で歩けるようになり、今では"要介護1“で身の回りのことはほとんど1人ででき、杖などの支えがあれば歩行も問題ない状態。つまり“寝たきり”に近かったお母様が、たった半年で歩けるようになったというのです。
(続きの内容は、『柴田理恵さんの母親介護』で検索ください)

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東京で暮らす柴田さんと、富山でのお母様の暮らし。お互いの生活のパターンはもちろん違う。柴田さんは、敢えて母親を東京には呼ばず遠隔介護で叱咤激励しいの介護を続けられたとの事。
それは、『鬼の介護』と称されている。

この記事を読み、母美代さんと比べてみました。
同じ要介護1。
ただ、大きな違いがあると思う。柴田さんのお母様は御年齢の割には心身ともにしっかりされていたのだろう。加えてお若い時は教師をされていたことで、目標を持ってリハビリに打ち込まれたようだ。

母をこちらへ呼ぶきっかけとなった出来事については何度か記しています。

昨年の8月風邪をひき、高熱でダウン。病院へも行けずここから地元タクシーを手配。会計もせず帰宅。(どの様に帰ってきたかの記憶なし)処方された薬の飲み方も判らず、電話での指示。
次女からの「ばあちゃん、おかしいよ。あんたの親でしょ、なんとかして」の電話。

母にも打ち込むものはあった。畑仕事。野菜は友達。
父が生きていた頃は、ふたりでお喋りしながらの作業だったのだろうが、亡くなってからは独りコツコツ。変形性膝関節症の痛みがあるため、ここ数年はしゃがみ込んでの作業ができずらくなり、体力的にも難しく次第に作付け範囲も減っていた。

ここで一緒に暮らすことに葛藤はあった。もともと、あたしは母を嫌っている。上手くいくはずがない。柴田さんの様に遠隔介護もありとは思ったが、一緒に暮らす娘たちへの負い目もあり、長女であるあたしが看るのが最善なのだろうと。


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お母様が入院していた病院の系列施設で介護職を経験し、現在は介護コンサルタント会社「ねこの手」代表の伊藤亜記さんも、柴田の介護をこう絶賛する。
「いまは“過介護”ではなく“自立支援”を目指す時代。昔は『危ないから料理はさせない』というのが常識でしたが、それでは生きる気力が失われてしまいます。家族が意気込み過ぎるのは、介護離職や介護うつなどの問題だけでなく、本人の症状の悪化を招きかねません。柴田さんのケースは、お母さんのやりたい気持ちを尊重してあげたことがよかったですね。肝心なのは“家族は愛を、介護はプロに”。介護する側が『なんでも自分がやらなきゃ!』と手を出すのではなく、本人にやらせてあげてそれを見守る愛情がもっとも重要です」

(引用:ライブドアニュース)

介護の形は各家庭の事情にもよると思います。全てが上記の様に上手くいくとは思えません。
料理嫌い。大好きな畑仕事もままならない。近所の友人たちも他界。1人で病院へ行くことさえもできない。
仮にプロを頼んだところで、極度のビビりな母がその人に身をゆだね信用し家に招き入れることができるのか甚だ疑問です。

ここで暮らし始めて1年。
定期的に出てくる「~~から岩手で暮らす」
2~3日して訊くと、「やっぱりここで暮らす」
「毎回毎回メンドクサイ」

10月からデイケアに通うようになり、少しは張り合いも出たようで、
「ことばもオレみだいなのいっぱいいる。お風呂も気もぢいい。楽しい」

『家族は愛を』
あたしは母を愛しているのでしょうか。・・・わかりません。


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ねぎとろ丼?食べだごどねぇ。「井の中の蛙大海を知らず」

今日のことわざは、「井の中の蛙大海を知らず」です。
          □■□■□■□■□

昨夜の晩ご飯。「ねぎとろ丼」

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       (イメージです)

母美代さん。マグロのお刺身は食べられます。(イカ、タコは硬くてダメ。大振りエビは意味なく嫌い)
以前、山かけ丼を出した際、
「これは何だ?なして、混ぜるんだ?マグロはマグロで食べてぇ。今度がらはオレのは別々にしてくれ」


ネギと刻みのりを用意し、いざ、ご飯の上へ。
「待てよ」

山かけの際に言われたことを思い出しました。
美代さんは、思いの外好き嫌いが多い。偏食とまでは言わないが料理嫌いなだけあって、調理法も料理名も???のオンパレード。
食べたことはあるのですが、記憶が残っているか定かではありませんし、箸をつけ、まんま残されるのも困りもの。ねぎとろは別の器へと。

「いただきます」

食べられるのかチラ見。
オットー!ご飯には箸をつけず、ねぎとろのみを黙々と。
なぜご飯を食べないのか聞きますと、
「美味しいぃ!こったな美味しいもの初めで食べだ。ご飯食べるの忘れでだ」

又もや、でたでた「初めて」
いえいえ何度も食べています。ただ、調理法が違うのです。
お寿司の、軍艦巻き。ねぎとろ巻き。
日曜日の「料理はしない日」にスーパーより購入で食卓へ。

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「米が好き。米がなければ生きてゆけない」
美代さんの偏った思い込みについては何度も記しています。
ご飯以外のものでは、いくら食べても満腹感を味わえない。
この考えって、どうなの?損な生き方のようにも思うのですが・・・。

「ねぇ、食べられるのなら、どんぶりにしても良かったよね。皿汚しだよ」
洗うのはあたしですから。

「そだなぁ、はずかすども、ねぎとろのごど知らねがった。だがら、食べられるがわがらねがった。美味しいぃ」

恥ずかしい。・・・ねぎとろを知らなかったことが、恥ずかしい。
知らなかった。・・・正しくは、覚えていなかった。いや、忘れた。

記憶とは何なのか?これまでに確かに食べたことはあるのです。どんぶりとしてでも食べているのです。でも、母の中では初めての経験。
85年の人生で、ねぎとろを食べたことがないのが恥ずかしいと言う。

人生て、経験値で出来ていると思うのです。
母は経験値が極めて少ない。そういう人生だったのでしょう。
だからこそ、いろいろな料理を食べさせてあげたい。でも、母には「小さな親切、大きなお世話」なのです。結局は「井の中の蛙大海を知らず」状態。
(注:芸術の世界においては経験値のみではないと思っています。)

~今日のことわざ~

『井の中の蛙大海を知らず』

自分のせまい知識や見解にとらわれて、他の広い世界のことを知らないのをいう。世間知らずのこと。
藤原為顕の夫木抄に、「はかなしや筒井の蛙我ばかり外をも知らず浅き心は」


(日東書院発刊 ことわざ辞典より)

認知症となって、忘れることが多くなり、知りたいの気持ちがあったとしても、この先は難しいのかもしれません。


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ウィンドウ・ショッピング・・・目の保養。

今日の古河は日差しがあってポカポカ。
ブログにアップしたパンプスで、午後からフラッと出かけてきました。
しっかりと右踵が靴擦れ(笑)

最高気温、どのくらいあったのか。半袖短パンの人から、マフラー・ウールのコートの人までいろいろ。
あたしはスキニージーンズにアクリルセーター。暑くも寒くもなく丁度よかったです。


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【ウィンドウ・ショッピング】

店舗のショーウィンドウを見てまわること。ショッピングという言葉にはもともと、見てまわるという意味がある。消費者にとってウィンドウ・ショッピングは購入準備のための行動である。また、見てまわること自体が楽しみであったり、消費生活についての情報収集の機会であったりする。

(引用: weblio辞典)

季節的に、店に陳列されている服はニットやコートが多く、秋を通り越してファッションは既に冬。

あたしは東北、岩手生まれの岩手育ち。
幼い頃からニット、セーター・カーディガンは普通に着ていましたが、こちらの方々はニットを着る習慣はあまりないように見受けられました。(こちらでの工場勤めで)

友人の話では、ニットはお洒落着感覚。
あたしにとってのニットは、防寒衣料。

長女は、

「着たいと思う服と似合う服は違う」と言います。

あたしくらいの年齢になると、モノトーンは難しいです。老け感がそのまま出たりしますから、挿し色を入れてみたりがいいですね。
黒を上手に着こなしている方は、本当のお洒落を知っている人だと思います。

毎年流行はあるのでしょうけれど、持っている物とそんなに違いはなかったように感じました。
ただ、彩りはよく観ているだけで華やいだ気持ちになり、「欲しい」を封印するのがちょっと大変でしたけど。

今日の所は「目の保養」のみ。


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母美代さん。
デイケアに通うようになり、同年代の方々のファッションが気になるようで、

「皆様は、袖のないふぐ。ベストのようなふぐ着てくる。あれ、いいな」

だからと言って、欲しい、とか、買う、の言葉は出ません。
買ってあげようか迷ったのですが、最近体重5キロ増の美代さん。お腹周りと腰(おしり)にしっかり脂肪がついたので、試着させてから買うことに、近く誘ってみます。
ただ、
「そったなごど、へってね。要らね」(そんなこと言っていない。いらない)と言われたらガッカリですが、今の美代さんはそれがお得意ですから、その時は無理強いはせずジッと我慢。

昔からお洒落に無頓着な美代さん。

「目の保養」って言葉・・・知ってるのかしら・・・。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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