2023.7.22(土)
今朝、桐ちゃんのお骨に向かって「おはよう、さや」と言ってしまった。
さやは、ダックスフントの名前。
すぐにゴメンねと謝ったけれど、なぜさやと呼んでしまったのか不思議でならない。
娘たちの名前を呼び間違えたこともけっこうあったけど、人は、こうやって少しずつ老化していくのかもしれないね。
桐ちゃんが死んだ日の夕方、次女サキとマナくんが訪ねてくれた。
横たわっている桐の姿をマナくんに見せ「桐ちゃんね、死んじゃったの。撫でてくれる?」とお願いした。
マナくんは一瞬怯えたような顔になったが、優しく、とても優しく撫でてくれた。そして、その目には涙が滲んでいた。
「かか」(おかあさん)
後ろで見守っていたサキ。
マナくんはサキに抱きつき、いきなりサッカーの話しをし始めた。
泣いたことへの、照れ隠しだったのかな。
昨年春の写真
小学2年生。
自分の家のネコではないにしろ、わが家へ遊びに来たときは必ず「桐ちゃん、かわいい」と撫でてくれた。
体調が悪くなり、触れられるのを拒否するようになってからは「桐ちゃんね、具合が悪いからそっとしておいてちょうだいね」と、撫でることをやめさせた。
マナくんはわたしの言いつけを守り、近づくことはあっても、手を触れようとはしなかった。
「桐ちゃんね、明日焼かれて骨になるの」
「え!なんで?」
「だってこのままにして置いたら腐ってしまうでしょ。サクラもそうだったでしょ」(じぃじとばぁばの家の犬)
「かかも死んだら骨になるの?」
「そうだよ。みんな骨になるんだよ」
生あるものには必ず死が訪れる。
桐ちゃんの死は、物心がついたマナくんの記憶にどのように残るのだろう。
それにしても、サキが話していた内容は、小学2年生には少し重い話だったようにも思うが…。
「桐ちゃん、小さくなったね」
ピンクのカバーで覆われた桐ちゃんをみせた、サキ。
マナくんはコクンと頷き、また涙を浮かべていた。
「家の熱帯魚が死んでも平気でいるのに、犬や猫には情が移るみたいだね」
それだけ可愛がってくれたということだと思う。
マナくん、ありがとうね。
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すぐにゴメンねと謝ったけれど、なぜさやと呼んでしまったのか不思議でならない。
娘たちの名前を呼び間違えたこともけっこうあったけど、人は、こうやって少しずつ老化していくのかもしれないね。
桐ちゃんが死んだ日の夕方、次女サキとマナくんが訪ねてくれた。
横たわっている桐の姿をマナくんに見せ「桐ちゃんね、死んじゃったの。撫でてくれる?」とお願いした。
マナくんは一瞬怯えたような顔になったが、優しく、とても優しく撫でてくれた。そして、その目には涙が滲んでいた。
「かか」(おかあさん)
後ろで見守っていたサキ。
マナくんはサキに抱きつき、いきなりサッカーの話しをし始めた。
泣いたことへの、照れ隠しだったのかな。
昨年春の写真
小学2年生。
自分の家のネコではないにしろ、わが家へ遊びに来たときは必ず「桐ちゃん、かわいい」と撫でてくれた。
体調が悪くなり、触れられるのを拒否するようになってからは「桐ちゃんね、具合が悪いからそっとしておいてちょうだいね」と、撫でることをやめさせた。
マナくんはわたしの言いつけを守り、近づくことはあっても、手を触れようとはしなかった。
「桐ちゃんね、明日焼かれて骨になるの」
「え!なんで?」
「だってこのままにして置いたら腐ってしまうでしょ。サクラもそうだったでしょ」(じぃじとばぁばの家の犬)
「かかも死んだら骨になるの?」
「そうだよ。みんな骨になるんだよ」
生あるものには必ず死が訪れる。
桐ちゃんの死は、物心がついたマナくんの記憶にどのように残るのだろう。
それにしても、サキが話していた内容は、小学2年生には少し重い話だったようにも思うが…。
「桐ちゃん、小さくなったね」
ピンクのカバーで覆われた桐ちゃんをみせた、サキ。
マナくんはコクンと頷き、また涙を浮かべていた。
「家の熱帯魚が死んでも平気でいるのに、犬や猫には情が移るみたいだね」
それだけ可愛がってくれたということだと思う。
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