にゃんズの母(しがらみと生きる)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青(せい)くん18歳。琴ちゃん・常くん3歳」「わたし、お洒落大好き還暦過ぎたおんな」「母、90歳。認知症要介護5で、完全車椅子生活。地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

動物の死を通して、命の重みを感じ取る

2023.7.22(土)

今朝、桐ちゃんのお骨に向かって「おはよう、さや」と言ってしまった。
さやは、ダックスフントの名前。
すぐにゴメンねと謝ったけれど、なぜさやと呼んでしまったのか不思議でならない。

娘たちの名前を呼び間違えたこともけっこうあったけど、人は、こうやって少しずつ老化していくのかもしれないね。


桐ちゃんが死んだ日の夕方、次女サキとマナくんが訪ねてくれた。
横たわっている桐の姿をマナくんに見せ「桐ちゃんね、死んじゃったの。撫でてくれる?」とお願いした。

マナくんは一瞬怯えたような顔になったが、優しく、とても優しく撫でてくれた。そして、その目には涙が滲んでいた。

「かか」(おかあさん)

後ろで見守っていたサキ。
マナくんはサキに抱きつき、いきなりサッカーの話しをし始めた。
泣いたことへの、照れ隠しだったのかな。

DSC_1854

           昨年春の写真


小学2年生。
自分の家のネコではないにしろ、わが家へ遊びに来たときは必ず「桐ちゃん、かわいい」と撫でてくれた。
体調が悪くなり、触れられるのを拒否するようになってからは「桐ちゃんね、具合が悪いからそっとしておいてちょうだいね」と、撫でることをやめさせた。
マナくんはわたしの言いつけを守り、近づくことはあっても、手を触れようとはしなかった。


「桐ちゃんね、明日焼かれて骨になるの」

「え!なんで?」

「だってこのままにして置いたら腐ってしまうでしょ。サクラもそうだったでしょ」(じぃじとばぁばの家の犬)

「かかも死んだら骨になるの?」

「そうだよ。みんな骨になるんだよ」


生あるものには必ず死が訪れる。
桐ちゃんの死は、物心がついたマナくんの記憶にどのように残るのだろう。
それにしても、サキが話していた内容は、小学2年生には少し重い話だったようにも思うが…。


「桐ちゃん、小さくなったね」

ピンクのカバーで覆われた桐ちゃんをみせた、サキ。
マナくんはコクンと頷き、また涙を浮かべていた。

「家の熱帯魚が死んでも平気でいるのに、犬や猫には情が移るみたいだね」

それだけ可愛がってくれたということだと思う。
マナくん、ありがとうね。


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ひとりになり、先住ネコとしての準備は万端?

2023.7.21(金)

1週間前の午前1時30分が、桐ちゃんが死んだ時間。
昨夜12時近くになり「あぁ、今頃から苦しみ出したんだよね…」と、1週間前のことを想っていた。

ベッド入ってからもなかなか寝付けず、身体を持て余していた。
スーッと眠りに就けたと思ったら、パッと目が覚めるの繰り返しで一晩中を過ごした。
こういうことは自分の気持ち次第なのだと想うが、まだまだ吹っ切れるには時間を要するよね…。

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桐ちゃんが死んでから(亡くなるは使えないから)青くんの一挙手一投足がとても気になるようになってきた。
これまであまり自分の意思表示をしてこなかった青くんだが、急に甘えるようになった。

朝、わたしが起きてくると必ず前に現れ「ニャー」と鳴く。
おやつを食べたいということはわかっているので、朝のお焼香を済ませた後一番に、青くんのおやつタイムになる。

その後、長女が階段を下りてくるのがわかると「よっこらしょ」とクッションから立ち上がり、またもや「ニャー」
わたしと長女を、うまい具合に使い分けしているようだ(苦笑)

青くんはもう、桐ちゃんを探す素振りは見せない。
桐ちゃんの死を受け入れたかはわからないが、ひとりになったということはわかっているみたい。

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これまで病気らしい病気もせずに、太った健康体で生きてきた青くん。
人間年齢に換算したら、そろそろ88歳になるが、歯に関しては7~8歳の若さだと言われた。

このままのんびりと生きていくのか、それとも若いにゃんこが家族になり、そのコにこの家のルールを教える先住ネコになるのか。

もしかしたら、わたしには見えないけれど桐ちゃんが現れ、青くんに指導の仕方を教えたりして。
青くん、そのときはわたしにわかるように、何らかの意思表示をしてちょうだいね(頼むよ)

ひとりになった青くんですが、これまで同様に穏やかに過しています。


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髪にも愛情は必要? 老女のあがきが始まる

2023.7.20(木)

髪を伸ばし始めたのは、2014年から。今から9年前のことになる。
その前までは、前下がりのショートボブ。

ショートボブは楽だった。
わたしの寝相は比較的良いほうで、洗いっぱなしで寝たとしても寝ぐせが付くこともなく、忙しい朝の髪の手入れなども必要なかった。

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        こんな感じです


なぜ伸ばそうと思ったのか。
たぶん…飽きたのだと思う。15年くらい同じ髪型で、そろそろ変えたいな、との想いが出たのだと思う。

最近のネット検索で「若く見える人・若作りに見える人」という項目を見つけ、自分はどっちなんだろうと気になり、読み進めてみた。
化粧法や服のことも載っていたが、目に留まったのは髪。
ボサボサだったりツヤが無かったりの髪では、いくら着飾ったりしても痛いだけの若作りになってしまうのだと。

ボサボサ…これってわたしの髪?
パーマをかけたのは、それこそ寝ぐせを気にすることもないないし、邪魔なときや暑いといは結べばよいとの考えだったけど、育毛剤やツヤ出しクリーム、オイルを使うこともなく、ウェーブも可哀想なまま(泣)

でもね、出かけるときやお客様が見えるときなどには、ちゃんとウェーブが出るようにスタイリング剤を使ったりしていたけどね(苦笑)

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お洒落は好きだけど、着飾るということはない。
でも、髪がボサボサだったり傷んでいたら、より老けて見えるのかもね。

9年間パーマをかけ続けた髪は、たぶんだけどけっこう傷んでいるはず。
一度、リセットしようかなと思っている。
思い切って、バッサリと20センチくらい切ろうか…。

いやいや、切ってしまってから後悔しても遅い。
20センチは勇気が要る。もう少し短めに…そうだ10センチなら後悔はしないかぁ…。

顔には化粧水だクリームだと塗るけれど、髪の手入れはほとんどしてこなかった。愛情をかけていたら、ツヤツヤの髪になっていたかな。

第一印象はやはり見た目かと思います。
男性も、頭髪には気を配りましょうね。
スキンヘッドの方は、保湿のケアは大事なようですよ。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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