にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

寝坊した・・・冬眠中のクマと同じ・・・?栄養は十分ヨ

今朝、寝坊した。

昨夜、布団に入ったのは12時半頃。寒くてなかなか寝付かれず、布団の中で毛布を出そうかを考えながらも、いつの間にかウトウト。
朝5時。ねこ娘に起こされ、寒いなぁと思いながらキッチンへ。
桐はお腹が空くと、ご飯(ネコカリ)が入っていても必ずあたしを起こす。
お皿にご飯が入っていることを確認し、布団へ入ったが寒い。ブルブル震えながらウトウト。


DSC_0525

(左は青くんの好きなかつお節。お刺身は小分けにしています)

また起こされた。時計を観ると6時。今度はお刺身のおねだり。
冷蔵庫から出してお皿へ。美味しそうに食べ始めた。
このまま起きようか思いながらも、寒いしもう少しだけ布団に癒されたいの想いで再二度寝。
だが、これが間違いの元。
次に目覚めた時は7時半を回っていた。

・・・ヤバッ、月曜日はデイケア日だよ。美代さん起きてるかな・・・

居間のカーテンが閉じたまま。急いで起こしに。

「起きて、7時半過ぎてるよ」

母美代さん。いつも身支度には時間がかかるのに、今朝は速攻で着替えてきた。そして、又もやトンチンカンなファッション。
時間もないし「ま、いっか」と思いながらも、ひとこと言わずにはいられないあたし。

「また変な格好してる」

「そったなごどね。オレのごどお洒落だど言ってくれる人もいる」

思った。その利用者さんは、母と通じ合うものがあるのね。
まあ良い。それは置いといて、そして時間がない。
今朝の迎えの時間は9時チョイ過ぎと連絡が入ったので、とにかくいつもより急ぐようにと。

スポンサーリンク



どんなに時間に追われても、朝ご飯だけはしっかり摂る美代さん。
昨夜、野菜室に入っているきゅうりを自分が買ったのか忘れたようであたしに確認。自分が買ったこと知ると、自発的にきゅうりなますを作り始めた。

「しょっぱい醤油、どごだ?」

「エッ?うちにある醤油は減塩だよ。そこにあるでしょ」

減塩醤油を使っていること・置いてある場所も教えていますが、忘れたのでしょうね。そして何故しょっぱい醤油なのか・・・。日頃から塩分控えめの食事なので、自分で作る際は少しでも塩を多めにと思ったのでしょうか・・・。

今朝はそのきゅうりなますと、毎日食べても飽きないもずく酢をおかずに、時計を目の前に置き、睨めっこでの朝食。
ご馳走様かと思いきや、冷蔵庫を覗いてもう一品。

「何食べてるの?一食くらい抜いても大丈夫だよ!美代さんは冬眠中のクマみたいに身体の中に栄養は蓄えられているんだから」

「クマが、あははは」

何んで笑う?褒められたと思った?

朝・昼の自分が使った食器は極力自分で洗わせているが、デイの日は気持ちが急くらしく自分で洗うことは少ない。それが、時間が差し迫っている今朝に限ってちゃんと洗い終えている。
便も、迎えギリではなく余裕で出たようだ。



時間に追われての支度は、思うように動けない母にとっては精神的負担になるかと思っていたが、もしかしたら違う?お尻に火が付く状態の方が思っている以上に動ける?

迎えの職員さん(介護福祉士)の前で、

「おはようございます。身体が思うようにうごがなくて・・・」

手を引かれニコニコ顔で出かけました。


スポンサーリンク

天寿を全うする・・・母の胃腸は元気そのもの

今朝のことです。

時は10時。日曜日の朝は遅いがそろそろ起きてもよいのでは?

なかなか起きて来ない母美代さん。
少し心配になりそ~っとドアを開け様子観。息をしているのか確認しようと一歩中へ。

わあっ

きゃあっ

ビビりの美代さんを驚かせてしまい、その驚いた声にあたしも驚く。それでも極力小さい声での「きゃあ」知らず知らずのうちに気遣いしてるあたし・・・不思議な感覚。

「いつまでも起きて来ないから心配で観に来たけど、生きてるね」

結局起きてきたのは11時近く。しっかり朝食兼昼食を摂った。

スポンサーリンク



小・中学校の同級生だった友人。当時51歳。
朝、起きて来ない息子を心配されたお母様が部屋を観に行ったが、既に布団の中で冷たくなっていたと。

職場の同僚のお父様も、夜コタツで寝ていたそうだが朝彼女が起きた時には冷たくなっていたそうだ。

あたしの父、79歳の誕生日の夜。
なかなか上がってこない父を心配した母がお風呂場を観に行ったが、湯船の中で息絶えていたと。

家族がいて、前日何事もない状態でも朝気付いた時には既に遅い。
父のように誕生日を有意義に過ごし、それこそ何事もなかったのに突然亡くなる。家に家族がいても、看取られることなく逝ってしまう悲しい現実。

デイケア日以外の朝は遅い。日曜日も遅いのはわかっている。
ゆっくりと寝かせてあげたいと思いながらも、もしかしたら・・・そんな不安にもなる。それは、父の事があったから余計にだ。

同僚や、あたしの家族のような経験をされている方。
少なくないのでは・・・。
だからといって、誰に責められることでもないと、あたしは思う。

だが、いざ自分が当事者となったら、たとえ責められることがなかったとしても自責は残ると思う。
母も、父の件では「もっと早くに観に行っていたら・・・」と暫くは後悔を口にしていた。

人の死は避けられないが、「天寿」を全うするという言葉がある。

『授かった寿命を生き尽くして死ぬ。十分に長生きして死ぬ』
(引用:Weblio辞書)

胃腸には自信のある母の天寿は・・・まだまだ先のようだ。


軽度認知症の母に対する、ズルい娘の思惑

土曜日、デイケア日。

朝7時にドアをノック。起きて身支度を終えたとの返事。
出てきた母美代さんの姿。
セーターの上に厚手のカットソーを着ていました。
何だかちぐはぐだとは思いながらも、まぁ美代さんらしいということで。

デイケア日は、朝8:00過ぎに迎え時間の電話が入ります。
今朝の迎えの時間は9:15分頃との連絡。
迎えの時間が迫るとソワソワし始めます。気が落ち着かないのだと。

「歩き回っても迎えは来ないよ。来るまで腰かけて待ってたら?何かあったら連絡が来るんだから」

「わがってるども・・・気が急ぐ・・・」

5分遅れの迎えでした。

軽度認知症の美代さん。
物忘れが頻繁になっていますが、一通り自分のことはできます。
この、自分でできる状態を持続させるのが、あたしズルい娘の役割だと思っています。

手を貸すのは簡単ですが、一度貸したらそれが当たり前になってしまう。
依頼心が起こり、できることもできなくなってしまう。そうなる事を恐れています。

スポンサーリンク



火曜日、眼科を受診した際の事。
クリニック脇の駐車場が満車でしたので、裏手にある第2駐車場へ停めたのですが、その際、美代さんをクリニックで下ろさずに来てしまい、200メートルほどを歩かせてしまいました。
受診後は、入口脇に椅子が置いてありますので、座って待つように言い車を廻して美代さんの元へ。

「車に乗って」

声を掛けてあたしは車へ戻りましたが、美代さんが中々来ません。車から降りて観に行くとスロープをぎこちなく下っている。
その母を観ていた午後の診察待ちのお一人が、手を貸そうか迷っている様子。

「ありがとうございます。でも、手は貸さないでください。一度手を貸すとそれが当たり前になってしまいますから」

5~6名の他の患者さんの「えぇ~」と言いたげな顔に、ペコリとお辞儀をして母を先導。

車の中で母に言いました。
「世の中優しい人が多いね。でも、あたしは貸さないよ、だって美代さんちゃんと一人でできるもの」

「わがってら、オレだって自分ででぎるごどはやる。だども、手も足もふらついでおっかね」

母は極度の怖がりと、個性と言われる驚きさん。
筋力低下で足元がふらつき、常に転ぶことを恐れてビクビクしているが、この怖がりは昔からで、自転車走行の際も信号待ちなど足を付け待てばよいのに、倒れることを恐れ常に降りる。こんな感じです。

そして、驚いた時に飛び出る「きゃあ」
この「きゃあ」は検索してみると、年代関係なく同じように悩んでいる方が多く、ひとつの「個性」と取られているいるらしい。
(関連記事を記していますこちらからどうぞ)


86c9717a316164a5aa99682fae2f4f9c_s


介護ブログを読ませて頂くと、認知症は症状が進むと最終的には寝たきりとなり、食べられなくなり亡くなるとある。
母美代さんも、いつの日かこのようになるのか。今の状態を観ていると来ないような気もするが・・・。

あたしはズルい。できるだけ楽をしたい。本心は介護などしたくない。
父親も軽度認知症だった。最終的にはお風呂で心不全で亡くなったが、残った母も同じ病気。
親戚の目もあるが、やらない後悔はしたくないと思っている。
母には、なるべく手を貸さず口頭での誘導を心掛けている。
まぁ、時と場合もあるが。

あたしのアドバイスに耳を貸すことが少ない母だが、生まれ持った「意地」が強くあるようで、「何くそ根性」でやり抜くことも多い。

極端な例ですが、幼子が転んだ際すぐに手をかけ抱き上げるか。声を掛け自ら起き上がるのを見守るか。
今の母は後者でも十分にやれると思っている。
車の乗り降りなど時間がかかるが、「急いで」「早く」などは言わずじっと待っている。動かなければ益々動けなくなってしまうのだろうから。

あたしはズルい娘。
母のためと言いながら、結局は自分のため。


スポンサーリンク
プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
お問い合わせ
プライバシーポリシー
ギャラリー
  • 親のためだけに、生きているわけではない。
  • 漬け物解禁?脳梗塞の再発は怖くないの?
  • ストレス・・・イライラ。見ない・聞かないができない性格。
  • 日傘をさしてのウォーキングは有りでしょうか?
  • 田口淳之介さん・小嶺麗奈さん。人は学習できるのでは?
  • 夫婦の価値観とは?その子どもの価値観は・・・。
  • 夫婦の価値観とは?その子どもの価値観は・・・。
  • 親の長生きを願う、子どもの気持ち。
  • 高血圧予防のジョギング。問題は脈拍にあり。