にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん15歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

記憶がなくなるって、こういうことなのですね・・・

昨日の母美代さん。

部屋で何やらガサゴソ。あたしは知らんふり。
少しして、シーツを片手に、

「これ、シーツだじゃな。岩手がら持ってきたのだっけが?」

冬物のアクリルBOXシーツです。昨年の今頃、電気毛布にはまだ早いと思い某「〇まむら」で購入したことを伝えると、

「そだのが・・・でも、使ってねがえ?」(使っていなかったんだろ?)

いえいえ、「あったげぇ」と言い使っていましたよ。でも、BOXゆえマットに挟むのが面倒・時間がかかるの理由で敷かなくなった言いますと、

「そだそだ、めんどくせがったんだ」

・・・思い出したの?・・・


しばらくして今度は冬物帽子を持ってきて、

「この帽子はここで買ったのが?」

お洒落に関心がない母ですが、昔から帽子は大好きで夏物は5~6個ほど持っています。冬物なので、クローゼットの中へ仕舞っていました。

「それは、まつもり(実家で母御用達の洋品店)で自分で買ったものだよ」

「オレが買ったてが・・・忘れだじゃ・・・このポンポン右が左が?」

「それは左」


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被らせました。

この帽子、3月頃まで普通に被ってました。もちろんポンポンは左で。
使っていたことや、自分で買ったことも忘れる。被り方も忘れる。
あたしも、忘れることはあります。でも流石に被り方は憶えています。知っています。

こうだよああだよと説明したのち、突然、

「こごにきたどぎ、おめはきかねくてオレはおごられでばがりいだ。今はおめが優しぐなったのが、オレがものわがりよぐなったのが」(ここに来たとき、お前はキツい・荒い・恐いで、わたしは怒られてばかりいた)

「怒ってたつもりはないよ。何度言っても解ってもらえないからきつく感じたんじゃない?今はあたしも学習したのよ」

・・・自分の物分かりが良くなったと感じてるんだ・・・

認知症は、怒られた記憶だけはずっと残るとありますが、
こういうことなのですね。



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録画しておいた「大恋愛」を観てました。
主演の戸田恵梨香さん演じる尚のセリフを聴いた母は、ポツリと

「自分のごどもわがらなぐなるんだなぁ・・・」

と、言いながらもその後は特に変わった様子もない。
でも、あたしには変わった様に見えなかっただけで、本人は怖いと感じているかも知れない。そこが今の母の解せないところ。

専門書には軽度であれば仕事を与えたほうが良いとあります。
トイレ掃除とお風呂の湯ハリを頼むことにしました。
トイレは、ティッシュにシュッッシュッと振りかけて拭くタイプ。
お風呂は、排水溝に栓をし蓋をして自動のボタンを押す。

たったこれだけの事ですが、今の母には大仕事。お風呂の湯ハリについては春頃にやってもらっていますが、初めて聞いたと言います。
明日、憶えているのか?やる気はあるようですがいつまで続けられるのか疑問。「忘れだじゃ」がでることは間違いないと思いつつ・・・。

【発想の転換】
忘れていくことは仕方のないこと・どうにもならないこと。

母は、元々知らない・出来ないことが多い人。
何でも出来ていた人たちが出来なくなったのならショックは大きい。だが、元からできない・やらない人なのだから出来ることがあれば「御の字」
今出来ることをやってもらう。



ドアの閉め忘れはほぼ毎回。諦めました。


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ねこ息子「ボクだって甘えたいんだよ」

ねこ息子の「青」くん。

普段は桐ちゃんの「かまってぇー」攻撃で影が薄いのですが、妙に甘えてくることがあります。
もともとノミの心臓のようで、家族以外には姿をを見せることもありませんし、甘える相手も限られているので、実家帰省時などは、押し入れに入り正体をひた隠しにします。

あたしのむすめ達は、かまってぇー攻撃がしつこい桐ちゃんより、静かな青くんの方が可愛いと言います。彼女たちの可愛さ=メンドクサクナイのようで、青くんのべったり感の無さが猫らしいと言います。
とは言え、彼女たちは犬派なのですから、桐ちゃんのように「遊んでぇー・かまってぇー」は慣れているはずなのに、「そこはワンコとニャンコの違い」らしく難しいところです。

居間に桐ちゃんがいないときに、スーッと近づいてきて、一声「ニャン」

「なあに?」


お行儀よくお座りで「ニャーン」

「ハイハイ、青くんもなでなでね」


椅子からお座布に移って、あぐらをかいて膝の上。


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       青くんは首根っこや顎がが好き


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    ねこ特有のゴロゴロゴロ。喉を鳴らして
       「あー、気持ちいいー」


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           「こっちもー」


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        「ああー、サイコーだニャン」


写真がブレてチトお見苦しいですね。


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ねこの性格は父親に起因するらしいので、青くんのお父さんは物静かだったのでしょう。
でも、そこはねこ。
一瞬でハンターになります。ここではまだないのですが、以前住んでいたアパートでは、ゴキちゃんの死骸、足のみが散乱していたこともあり、
「ひょえー、本体はどこー?お腹の中ー?」なんてことが度々。

ゴキブリを食べて害がないかをかかりつけ医に訊いたところ、先生曰く、

「ゴキブリは人の食べ物をエサにしているので、食べたところで害はない」
とのことで、安心はしているのですが、ゴキちゃん嫌いな「母想いのねこ息子」ということでしょうか。

体格とは違い争いごとの嫌いな、穏やかな性格の青くん。
地味ーに甘えてくる姿に、親バカ満開。

「可愛いーーー」


亡き父を想うⅢ ~親父の味~ 「好きこそ物の上手なれ」

今日のことわざは、「好きこそ物の上手なれ」です。
          □■□■□■□■□

以前、おふくろの味を載せたことがありますが。今回は、父の料理ついてを記します。

父はとても料理好きで、彩りや工夫も上手な人でした。
(母娘関係Ⅰを参照ください、こちらからどうぞ)

昨夜の晩ご飯、八宝菜(白菜だけがあればすぐできる)を作ったのですが、そういえば、父がよーく作っていたなぁって思い出しました。



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        (イメージです)


家族で外食をした際などに、美味しかった料理は家で自己流にアレンジして食卓に並べてくれました。
「中華飯」と称して、昔ですから具材はさほどはありませんでしたが、白菜・にんじん・ハム(肉の代わり)などが入っていたように記憶しています。あんかけなので、のど越しも良かったです。
わが家は肉は食べない家庭でした。何故か、肉は体に悪いとの両親の思い込みで、食卓に肉料理が並ぶことは年に数回もなかったのです。

話が少しズレますが、あたしの肉の脂身が嫌いな理由がそこにあります。
保育園の給食のカレー。じゃが芋だと思い口の中へ。「むにゅ・・・」
何とも言えない食感。元々肉に対して免疫がないのに、あの食感で更に肉嫌いに。トラウマですね。
失礼。現在は少しの脂身であれば食べられます。


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父が得意だった料理を並べてみます。

【大学芋】(もどき)
水あめの代わりに水溶き片栗粉を使用。美味しかったですよ。

【オムライス】
ケチャップで味付けされたチャーハンを、型の中へ入れ皿へ。その上に卵焼きを載せてケチャップ。

【太巻き寿司】
かんぴょう・卵焼き・きゅうり・桜でんぶが入っていました。
運動会の定番でした。(母の手作りの記憶は無しです)

【ちらし寿司】
当時のわが家のちらしは生もの無し。ご飯の上に桜でんぶ・シイタケと油揚げ・きゅうりと卵焼きの千切り。そして刻み海苔。
シイタケと油揚げの甘辛さは絶妙で、それだけでも十分おかずになってました。
これはご馳走で、誕生日や記念日などにリクエストしていました。

【フルーツサラダ】
こう言うと聞こえがいいのですが、中身はリンゴとバナナ。
5ミリくらいにカットし、マヨネーズで和えます。40年以上も前に果物をサラダに変身させた父。good job です。

あたしは、これキウイフルーツなどを加えています。
因みにマヨネーズは万能調味料です。ワサビ・からし・七味唐辛子・生姜・もちろん醤油。なんでも混ぜられます。
(ピュアセレクトマヨ、コクうま65%カロリーカット使用)

料理ではありませんが、
【お正月用の大根なます】
おおぶり大根3本ほどと人参。床にまな板を設え気合を入れて線切に。大きめボウルに山盛りになるほど作ってました。好きでしたねぇ。
大根なますは、母美代さんの好物でもあります。上記の記憶は薄っすらなのですが、この大根なますのことは、しっかりと記憶に残っているようです。
今はあたしの仕事です。酢が苦手な方は干し柿を刻んで入れることをオススメします。とてもまろやかになり一層美味しいですよ。

因みに、腕はパンパンになります(笑)

思い出しました。
食卓に肉が並ばなかったのは、両親の思い込みもありますが、近所に肉屋さんが無く逆に魚屋さんがあり、いつでも新鮮な魚が食べられたことが大きかったのだと思います。

あたしや神戸に住む妹は、自分の家がよそとは違うことを薄々感じてはいましたが、父の作る料理を嫌いに思うことはなく、彩りがよくいつも美味しい料理が大好きでした。

ありふれた家庭料理だったと思います。それでも、父の「美味しく食べてもらいたい」の心のこもった料理でした。

~今日のことわざ~

『好きこそ物の上手なれ』

好きなことは、天分があるかあであろうが、自ら進んで工夫したり、また飽きずに勉強するもので、自然に上手になるもの。芸事などは殊にはっきりしていて、いやいややったのでは上達するものではない。また碁や将棋など、下手の横好きというのも少なくはないが、これは好きでも天分がないからであろう。

(日東書院発刊 ことわざ辞典より)


好きこそものの上手なれとはよく言ったものですね。
料理嫌いな母と上手くいったのは、お互いの領域を侵さなかったから?
でしょうか。

・・・母の領域って、何だったかしら・・・


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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