にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。85歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

認知症の母。今の自分の役割と居場所を再認識する。

6日(月曜日)に古河に戻り、月・火とのんびり過ごしていました。

特に母美代さん、月曜日の午前中は、実家とここの勝手の違いに何をしてよいのかが定まらず、あっちに行きこっちに戻るの繰り返しで、「なにやったらいんだが、わがらね」の状態。
先ずはいつものようにお焼香、そして血圧測定なのですが、この日は母の意思に任せていました。案の定何もせず、気持ちが落ち着いたころに朝食。
食べることだけは忘れません。流石美代さんです。

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あれほど実家に固執し、何が何でも帰省したいと言っていたのに、いざ帰ると自分の居場所がなく落ち着くことができず、タンスや押し入れ詮索。
出てきた古い日記や会報誌に目を留め、自室で過ごすことが多かったです。
昔、若い頃に(と言っても50~60代)父から買ってもらったというネックレスが数点出てきたのですが、その中の1点はゴールドで、おもちゃには観えずたぶんそれなりの値段だと思える代物。
他のものはどうみてもおもちゃ(偽物)なので、捨てるように促したのですが、捨てられない症候群の美代さんには無理なことで、また元の場所へ。

この本物と思しきネックレス、自分で掛けることができずあたしに掛けてほしいと。

「むがす、じっちゃに買ってもらったものだ・・・ちゃんと、とってらったんだな・・・」(捨ててはいなかった)

「このネックレス、デイさつけでいってもおがしぐねのが?オレみたいだ年寄がつけで笑われねが?」

オシャレに無関心な美代さんは、オシャレ大好きな父からのプレゼントに興味を示すこともなくタンスの肥やし。何度か着けている姿を観た覚えはありますが、農作業に勤しむ母には無用の長物だったのでしょうね。

「ネックレスに年寄りは関係ないよ。自分のものなんだから、誰に何を言われることもないでしょ」

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2日ばかり着けていましたが、首元がひんやりするからと結局外してしまい、どこぞへ仕舞いこんでしまいました。

6日朝、荷物整理をしている最中、

「じっちゃに買ってもらったネックレス、どご探しても。おめ、知らねが?」(無い)

ああ、又始まった・・・。
捨ててはいないのだから必ずこの家にある。次の帰省のときにもう一度探してみようと納得させ古河に戻ってきました。

昨夜、

「あったぁあ。このふぐろさ入れでらった。よがったぁ。」

尿とりパッドを入れておく、布ポシェットの中に入っていたようでした。

「なすて思い出せねんだが、オレの脳どうにがなってるんだな・・・」

このポシェットは、デイケア時に尿とりパッドを入れておく袋なのですが、普段使いとしても使用していましたので、実家にも持って行きました。
明日からデイケアが始まるということで、自分で準備をしていた際に出てきたようです。

物忘れの自覚がある母。
認知症であるということも、先々のことも教えています。
納得しているのか、いないのか。
「なにくそ、まげね(負けない)

帰省中、「はやぐデイさいぎて(行きたい)という言葉が出ていました。
実家に固執していた母ですが、自分の身体もままならない今となっては、農作業も可愛い可愛いひ孫の世話もできない。もはや実家での自分の役割は無いと感じたようです。

今朝、満面の笑顔で出かけて行きました。


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介護に向き不向きな性格・・・あるの?

あたしが通っているいる美容室は、理美併設。
通い始めてかれこれ3年くらいになりますか。

担当美容師Tさんは、あたしの一回り下の年齢。
2度の脳梗塞で左脳にダメージを受けたため言語と歩行に困難が出、意思疎通が難しい状態の要介護度3のお母様を、週6日デイケアに通わせているとのことでした。

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仕事柄、日曜祭日の休みはなく、その日は上二人のお姉様に交互に観てもらっているとのこと。
お母様の脳梗塞発症後、暫くは上のお姉様が介護されていたそうですが、几帳面なお姉様は介護うつに近い状態になり、お母様の病状にも影響されるため自分が看るようになったのだと。
3姉妹の末っ子でクヨクヨしない性格(大雑把)と自己分析されており、お母様のこともできる範囲でやっていらっしゃるようでした。

このTさん、お若いころから白髪が多く、白髪染めでは間に合わないらしく脱色をしカラーを入れていらっしゃるということは、以前からうかがっていました。

お母様が昨年夏頃に、てんかん発作で入院集中治療後、リハビリのために3か月間の約束で専門施設に入院させることになったという話を聞いたのが、9月ごろの話。

年末にカラーを施してもらった際、入院が延期され3月いっぱいまでお世話になることになり、金額の負担は増すが、精神的負担はかなりなくなったとおっしゃていました。
その精神的負担がなくなった理由として、
長らく生えていなかった黒髪が根元にチラチラと観えてきた。自覚はなかったが白髪の原因は母親にもあり、これほどまでの負担があったことに自分でも驚いていると。

入院されたお母様は、寂しさのあまり初めの頃は面会の度に泣かれ、面会が苦痛になっていたらしいのですが、施設にも徐々に慣れ、いつしか別れの際には手を振って「さよなら」をしてくれるまでになったと。

これまで母親の介護が普通であった状態だったのがそうでなくなり、その生活に家族も慣れてきているが、春からはまた介護の生活に戻る訳で、これまでのようにできるかを不安に思っているとのことでした。

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母担当のケアマネさんのお言葉にもありましたが、
「介護は長く続くものだから、あまり神経質にならずに言葉尻を捕らえるようなこともせず、聞き流すようにしてください」と。

Tさんは、お母様の言っていることはほぼ聞き取れず、身振り手振りでの会話になっていると。たまに違ったときはお互い笑って過ごしているのだとおっしゃっていました。

脳梗塞と認知症、意思疎通ができない状態はどちらがどうとは言えませんが、昔話に花が咲き、電話で大いに盛り上がる母美代さんは、話し終わると「ああスッキリした」言い。「どんな事話したの?」と訊くと「あ?おべでね」と言います。

あたしは「話した内容憶えていないのにスッキリしたの!」とツッコミを入れてしまうのですが、これが良くないことのようです。
「そう、楽しんで良かったね・・・」くらいの余裕の対応が必要のようですが、それが出来ていたらあたしも白髪が増えていない。

母の様なグレーヘアーには程遠い「まだらグレーヘアー」の神経質なあたし。当分は白髪染が必要です。

介護も髪も、Tさんのようにはいきません。


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まだらボケの母。お金にはに匂いがある・・・?

昨日、古河に戻ってきました。

東北道は渋滞もなく思いの外空いていて、トイレ休憩2回とちょっとしたアクシデント1回の休憩3回で済みました。
トイレ休憩、母美代さんもリハパン・尿とりパッドは万全。無用な水分補給も無しで頑張ってくれました。
アクシデント、まさかの高速でアクセルを踏む右ふくらはぎのけいれん。
トイレ休憩のPAから出て、登坂の走行中でした。いきなり右ふくらはぎの外側に違和感が起こり、力が入らず痛みが出始め「ヤバい」。停めたくてもここは高速道。側道に止めようか迷いながらも万が一の追突が怖い。痛みと戦いながら何とか次のSAまで。

18年間。最低でも年3回の東北道走行で足の疲れはあっても、今回のようなけいれんは始めて。
若い時から、ふくらはぎや足の指のけいれんが起こることは度々あり、処置方法は知っていたので、数分のマッサージで済みましたが、
・・・なんだかな~年のせいかなぁ・・・少々落ち込みました。

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母の金銭感覚についてはこのブログでも何度か記しています。
金銭感覚・・・母は自身を「カネ意地が汚い」と申します。

帰省中の出来事です。
台所のテーブルの上に、孫のお年玉袋が、封が開いた状態で数袋置かれてありました。
あたしと美代さん。座ってTVを観ていましたが、何を思ったかいきなり美代さんの手がす~っと袋に伸び、中を観ようとする。

「ちょっと!何するの、これは〇〇のお年玉だよ。美代さんのものじゃないでしょ!」

「わがってらども、ながみるくれいいべ」

そう、母は誰のものでも関係ないのです。
悪気は一切ないのですが、そこにお金と思しきものがあれば、手にしたくなる・中を確認したくなる。
これは認知症とは関係ないことで、娘たちのお財布も手に取り開けようとする。親展で届いた封筒も平気で開ける。注意をすると、誰のものか確認したかっただけと。親展については意味を知らず、家族に届いたものだから開けても良いと言う感覚。

さんざん注意し封筒を開けることはなくなりましたが、手に取りどこの誰から届いたかは未だに確認するのです。母には全く関係のない内容なのに、何が気になるのでしょうねぇ。あたしにはこの感覚は解りません。

お財布にしてもそうです。
誰の財布か確認するとは言いますが、「じゃあ、確認してどうするの?」「どうもしね。ただ見たがっただげだ

三つ子の魂百まで。とは言いますが母のお金に対する執着心・金銭感覚は死ぬまでこのままなのでしょうから、今更つべこべ言ってもしょうがないことですが、時々、無性にイラつくこともあるのです。


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土曜日、いつものヨッコさんさんと電話中お金の話になり、笑いながら、

「あははは。〇〇(あたしのこと)はオレのごどカネ根性汚ねでひう
(汚いと言う)

ムカッ!!!何?
自らカネ意地が汚いと言っているのに、なんでヨッコさんさんには、あたしが言ったことになっているの?頭にきて横やりを入れたあたしに、

「二人のおもしろばなしだ、おめに関係ねえ。黙ってろ」

又もやムカッ!!


昨日の帰り道に、ヨッコさんに話していた内容のことを指摘すると、

「はぁ?オレそったなごどへったてが?それだばおめの悪口だべな・・・おべでねな・・・」
(ひう・へった=言う・言った、おべでね=憶えていない)

憶えていない・・・またか、何も言えないです・・・

今日も自室でヨッコさんさんとお喋り。
何をしても自由な軽度認知症・まだらボケの美代さん。

叔母ヨッコさんさんは、母の状態をどこまで理解し話に付き合ってくれているのか。
以前叔母との電話で、話の内容はまともなので「認知症」があるとは思っていないと言っていましたが、だとすると母の話していることはそのまま叔母の脳裏にインプットされることになる。

あぁ、恐ろしや・・・。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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