にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん13歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×軽度認知症」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

そこにお菓子がある限り、ダイエットの道は険しい・・・。

古河に戻って一週間。

昨日、デイケアのケアマネさんから電話が入りました。

「お母様の目薬がないようですが、どういたしましょうか?」

そうだった、忘れていた。デイケアで使っていた目薬を実家に持って行き使い切ったままにしておいたのだ。
急いで届けますと言い電話を切り、母美代さんの部屋へ。
目薬を置いてある場所は知っているので、袋を取ろうとすると、ハンカチで覆われているのです。「ん?なんで?」と思いつつハンカチを外すと、「あぁ~、理由はこれかぁ」

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    (以前撮った写真です。この倍ほどです)

大量のお菓子と一緒に置いてある棚がハンカチで覆われていたのです。
美代さんは自室のドアを開けっぱなしにすることが多くなりました。
トイレに行く際には中が丸見えです。あたしに見られることが嫌で覆ったのか、単に埃よけの為なのか判断はつきませんが、少なくとも最近覆うようになったことは間違いありません。

目薬を取り出して、園に届けてきました。

デイケア日は入浴は園で済ませてきます。
あたしがお風呂から出てくると、居間の高座椅子に座りTVを観てました。膝の上にはピーナッツとあられの入っている袋。

「ポリポリ」

「ね、もうすぐ晩ご飯だよ。なんでお菓子食べてるの?」

「食べてがら、食べでる」

いやいやそうじゃなくて、ご飯の前なのだからお菓子を食べたら晩ご飯が入らなくなるでしょ。だいたい、あなたは今日はデイケアでお昼ご飯はもちろん、おやつも食べているはずだよね。そんなにお腹が空いてるの?と訊いてみますと、

へる。だがら食べでるのだ」(空く)

いったい、美代さんのお腹はどうなっているの・・・?
年末年始を実家で過ごし、間食無しの生活で体重も順調に減っていたのに、こうやってまた元の生活に戻ったらそれこそ体重も戻ってしまう。

「最近、膝のいだみなぐなってきたよだ」

はい?ホントにそう感じているのなら、お菓子食べるのもやめようよ。
意味ないでしょ。

「でもよ・・・食べてべよ」

堂々巡りとはこのことを言うのでしょうね。

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12月中頃のお楽しみ会に参加した際も、デイケアの理学療法士さんから、体重減少やダイエットの事を褒めて頂いています。
このことは母にも何度も伝えています。でも、何度言っても、

「ほう、そだてが」

もう、どうでもよくなってきています。
本人が辛い痛いと言うのだから、本人がやる気にならなければ、いくら家族が頑張っても意味がないと思うのです。

軽度のまだらボケ。
母の部屋にあるお菓子、取り上げることも考えましたが、軽度とは言え認知症ですから何らかの影響が及ぶのも怖いです。それに、母のことですから、なくなってもまた買ってくるでしょう。

どの程度の理解をしているのか。好きなように食べたいだけ食べさせ、太ったことにより今よりもっと辛い目に合わなければ、ダイエットの意味や効果が解らないのかもしれませんが、かと言って認知症は進むわけで・・・。

難しいです。

今日も自室で「ポリポリ」、自由だなぁ~。


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人の記憶は経験値。今更知っても意味がない・・・?

あたしはマウスを使っています。

年末頃からなとなく調子が悪く、嫌な感じでした。
教室の先生からは「コントローラーが利かなくなっているようですね」そして「消耗品ですから、仕方ありませんよ。バーを使えば動くのですからそちらでやってみてください」と。

電池交換だけで、一生ものと思い込んでいたあたしですが、コントローラーが壊れるということも知らずにいたのですから、無知は罪なりですね。

閉鎖された教室時代から使っていましたから、もう2~3年使っていることになります。
いちいちカーソルをバーまで移動させるのも面倒なので、新しい物を購入してきました。
購入品は、自分の手に馴染んでいたこともあり、前回と同じものです。

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あたしは思うのです。
人の記憶は経験値だと。
芸術家さんや作家さんなどのお仕事とはまた別の話ですので、そこはご理解頂きたいです。

あたしがコントローラーの事を知ったのはパソコンを使うようになってからのこと。パソコンを使わなければ、耳にすることがあってもちゃんとした記憶として残っていたかは定かではありません。
同じ様に母美代さんもそうです。

美代さんは一般常識が非常に少ないです(無い、とは流石に言えません)
85年の人生の中で、母にとっての必要不可欠なものだけで十分だった。それ以外の情報は要らなかった。それだけの事なのですが、今、あたしと暮らすようになり、知らない聞いたこともない言葉が次から次へと出てくる。

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例えて言うときりがないのですが、昨日こんなことがありました。
炬燵テーブルの上に、ある資料を置いていたのですが、それを目にした母が、

「これ何だ?なしてこごにおいでぐ?」(どうしてここに置いておく)

母には普段からテーブル上は綺麗にしておく様に言っているので、ここぞとばかりに注意を受けました(笑)封筒に入れ、投函するものだと言うと、

「は、そが」

きれいな返事に逆にあたしの疑問。

「ところで投函の意味、解るの?」

「知らね」

やっぱり・・・。投函の意味を教え、なぜわかったふりをするのか尋ねると、

「めんどくせ。それに、オレさ言うのだば始めがらポストさ入れるてひえばいいべ」(ひえば=言えば)

は~ん、なるほど。一理ある。その通りだ。
ただでさえ、訛りや昔言葉を使う母なのだから、難しい言葉を使うことは御法度なのかも。
専門書にも、認知症患者にはとにかく簡単な言葉で話すようにと記していました。

そうよねぇ~。
でも、ふと思う。簡単な言葉だけを使っていたら、あたしの脳がボケてしまうんじゃない?

使い分けすればいい・・・そうすることで更なる脳の活性化になる?
でも、同時にストレスも増える・・・ような気もする。

ストレスフリーは、あたしには夢のまた夢・・・なのかもしれません。


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胃もたれと食欲。そして便が出ない。

昨夜の晩ごはん。
たらこスパゲッティでした。

ソースは市販の混ぜるだけの生タイプのものを使用。
パスタを、茹で時間の半分ほど茹でたあたりにキャベツを投入し、その後は火を止め余熱でしばらく置く。

ガス代節約のためですが、母美代さんは硬い物はダメなので、けっこうな時間を置きます。
そのあとは、フライパンに入れオリーブオイルで軽く混ぜ合わせお皿へ移し、トッピング。

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          (イメージです)


テーブルに着くと美代さん、

「今日はそうめんみたいだものが?」

「パスタ。ん~スパゲッティだよ」

食べ始めると、

「ん?つゆ入ってねな。なんだがたべにぐな(何だか食べにくい)

美代さんはトマトは好きなのですが、ナポリタンやミートソースは苦手。
昔、30代の頃に「美味しくなかった」という記憶があるそうで、それ以来なかなか食べてくれず、たらこやツナなら何とか食べられるのです。
そういえば、昨年のゴールデンウイーク中にトマトクリームのパスタは食べてくれましたが、本人の記憶にはないと言ってました。
その時はお箸を使用。

昨夜はフォークでクルクルッと。
まぁ、簡単には出来ません。普段フォークなど使うことなどないのですからそれは仕方ありませんが、パスタには正しい食べ方があるそうで、一応教えました。
  1. すすらない
  2. 途中で噛み切らない
  3. スプーンを使わない(スープパスタの時は解りません)
美代さんは食事の際、普段からすする食べ方です。汁ものなら分かりますが、ご飯(米)やお菓子までもスッ・フッとすするのです。それはもう見事なもので、あたしも何度か真似てみたのですが、まぁ簡単ではありませんでした(苦笑)
行儀が悪いのですが、今更直りません。
「すすらずに食べる」ということが苦手なので、すするのは仕方ないが、噛み切らずに口の中へ入れるようにと。
その間、食べにくい・どうして汁がないんだ・硬い。結局「美味しい」の一言は出ず、それでも最後までお箸無しで完食。(負けず嫌い・時として偉いね)

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今日はデイケア日。
園からは毎回8時15分頃に、迎えの時間の連絡が入ります。今朝の迎えの時間は9時15~20分の間。美代さんにはちゃんと伝えました。

昨夜のパスタが硬く、胃に残っている感じがするので朝食はいらないと。
出かける支度ができたのは8時30分頃で、寒いと言いにコートを羽織る。
室内でコートはおかしいよ。ボア付きの室内着があるし、まだまだ時間があるのだからと言うと、何を思ったかキッチンで朝食の支度。
結局食べるんかい!胃もたれはどこへいったの?

それでも時間がある。
今度は時計を持ってトイレへ。
便意を感じて入ったのではなく、座れば出る。そう思ってのトイレ。
(母は、デイでの便を嫌がります。気持ちは分かりますが・・・)
時間を気にしてのトイレなので余計に出ない。

やんたぐなる、出ね・・・。、時間だべ?」(嫌になる)(もう)

時間をちゃんと聞いていなかったのか、勘違いなのかまだ10分ほど前であることを伝えると、もう一度中へ。お尻がムズムズすると言いながらもやはり出ないようで、時間通りに迎えに来てくださったスタッフさんには少々お待ちして頂きました。

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こういう事は、以前も何度となくありました。
二日出ないと便秘だと騒ぎ、トイレに籠城。スルッと出るのが理想ですが、自分の身体とてそうそう言うことを聞いてくれない。自分に腹を立てる、困ったものです。

便秘薬を使おうにも、二日くらいでは便秘のうちに入らないと思うので、薬に頼るのもどうかと思うのですが、腸に優しい毎日飲んでも身体に影響を及ぼさない薬、探してみます。
でも、一番いいのはもう少し早く起きる。それが一番です。

何日か前に、朝の情報番組「ビビット」で、明治・大正・昭和・平成を生き、そして次の元号を迎えることとなる106歳のおばあ様が、長生きの秘訣は何かをインタビューされ、応えていらっしゃいました。

「規則正しい生活と、手先指先を使うこと」

このおばあ様のお部屋には、沢山の折り紙や切り絵が飾られていました。
これらは美代さんの苦手な分野。

ストレスフリーが長生きの秘訣ともいうらしいです。
美代さんは「ストレスを感じたことがない」と言っていました。

あぁ~、羨ましい。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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