にゃんズの母(認知症と猫とわたし)

「老猫、桐ちゃん20歳(2023.7.14没)、青くん20歳(せい2026.4.24没)。琴ちゃん4歳。黒(こく)ちゃん5歳。常くん5歳。連くん3歳。子猫の陽くん」「わたし、お洒落大好き前期高齢者」「母、93歳。認知症要介護5で、地域密着型の特養に入所」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、愚痴満載(苦笑) 今生は一度だけ、前向きに生きるためのブログです。

遺言?ずっと探していた死装束が見つかった

2026.7.29(水)

座敷の床の間横に据え付けられている、違い棚の整理をした。

直近で整理をしたのは、美代さんがまだ元気だった頃なので、10年以上も前になるかな。
取り敢えずこれはもう使わない。そう想えそうな物は処分し、あとはいずれまたやるからと、途中でやめてしまっていた。

先週、ベッドを断捨離できたことで座敷にスペースができ、違い棚の整理がしやすくなったのをきっかけに、さぁやるぞ!と意気込んで片付けを始めた。

出てきたのは昔整理した物だったはずだけれど、はて?これは初めて見る?とか、これは何?みたいな物に紛れて、美代さんの死装束が出てきた。


昔…何年前になるだろうか。
わたしがまだ茨城県に引っ越す前だから、26年以上前になるのか。

両親は地区主催の旅行で出羽三山にお参りに行っている。
出羽三山とは、羽黒山・月山・湯殿山のこと。


DSC_3732


参拝先で揃えた装束だと思うけど、これを見せられたとき「自分とじっちゃんが死んだときに着せてくれ」のようなことを言われた記憶がある。

ある意味では遺言のようなものなので、わたしはこれをずっと頭に入れ続け、これまでの断捨離の際にも探し続けていた。

美代さんからは、どこどこにしまってあるから…みたいなことは教えてもらっていない。
各部屋の箪笥や押入れ、その他仕舞って置きそうなところをつぶさに探したけれど見つからなかった。
まさか違い棚の中に仕舞っていたなんて、想像もしていなかった。


父が亡くなったのは2009年の2月。
このとき父がこの装束を着ていたのか、正直言って記憶には残っていない。

父の死の知らせを受けた日は、夫の仕事関係でどうしても片付けなければならないことがあり、駆け付けたときには父は既に棺の中の人になっていた。


DSC_3729

漢字が間違っているけれど、ご愛敬で。


自分の分は腰に、父の分は脚にひものあるものとメモが残っている。
箱に入っているのは腰にひもが付いたもので、脚にひもがあるほうは入っていない。ということは、父は自分の装束を纏いあの世へと旅立った?

そう、美代さんがちゃんと着せて旅立させたということなんだろうね。


以前のブログで、美代さんが旅立つときは遺影を写す際に着ていたブラウスにしようと載せている。
でもそれはこの装束が見つからなかったからで、これが見つかったからにはこれを着せるほかないよね。だって、遺言のようなもで父もこれで旅立ったのだからね。
仮に、葬儀店の意向でこれではダメとなったら、その時は棺の中に納めよう。


父が亡くなって17年。やっと出てきた死装束。
それにしても、何故に違い棚に?
座敷には普段は入らない。そしてあの棚に関してはマジで何が入っていたのかも忘れていたわけで、美代さんが違い棚に仕舞った想いが、全く想像できない。

まぁ何はともあれ、ずっと気にかけていただけに、わたしの気持ちは一段落(苦笑)。

さて、この装束をどこに仕舞うかよね。
場所は長女にも確認してもらい、仮にわたしに何かがあったときは、長女に責任を持って棺のなかに納めてくれるようにと、念押ししておくことに致しましょ。


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介護施設での面会、予約なしに自由に面会できないの?

2026.7.28(火)

昨日、長女と一緒に美代さんの面会に行って来た。


古河の特養でお世話になっていた時期は、2021年の4月から2022年の7月まで。
コロナが流行っていた時期でもあり、面会は予約制で玄関ホールのガラス戸越しで、電話を使っての会話だった。

現在お世話になっている特養でも、面会は予約制。
夏の期間はコロナやインフルエンザが落ち着いているということで、居室面会が可能になっているけれど、時間は15分程度と決められている。

以前は施設スタッフが部屋まで案内してくれたけれど、最近は家族のみでどうぞといったスタンス。こちらとしてそのほうがありがたい。
勝手知ったる何とやらではないけれど、毎回居室までの案内には、こちらとしても気が引ける(苦笑)。


美代さんは入口近くで車椅子で待っていてくれた。
普段はドアを開けっぱなしにしているみたいだけれど、面会時には閉めてくださる。
聴かれてマズいことはないけれど、一応配慮なんだろうね。

丁度お風呂上りですとスタッフからの説明があったけど、見た目にもスッキリとしていた。


「ばあちゃん、わかる?」

「…わがらね」

これが長女との会話。
そう、美代さんはもう家族の顔がわからない。
長女もそのことは分かっているけれど、ついつい訊いてしまう(苦笑)。

DSC_3726


身体を触る際は「触ってもいい?」と訊いてからにしている。
手首は90度に曲がり、ギュッと握りしめたこぶしは頑として開かない。

これは自分の意思と言うよりも、身体全体の硬直によるものなんだと思う。
機能訓練士からリハビリは受けていても、もう元に戻ることはなく進行するのみなのかもしれない。


お風呂上りで気持ちよくなっていたようで、こっくりが始まった。
話しかけても目を開けることはなく、長居をしても疲れさせるだけと、早々に退室することに。

「もうすぐお昼ご飯の時間だから、今日はこれで帰るね。また来るからね、バイバイ」

「…」


帰り際に泣かれたこともった。
バイバイと言ってくれ、そのあとには「また来てや」と言ってくれたこともあったけれど、昨日は無言。

生きているのだから、調子の良い日・そうでない日と色々あるよね。
次回はどんな様子を見せてくれるのかな。

DSC_3727

桐ちゃん・青くんの写真も、施設に飾ってもらっている。


わたしたち家族は他の入居者様のご家族に比べ、面会に関しては多いほうなんだと。
例えば、予約なしで面会が可能なら、思いついたときにいつでも面会ができるのに…なんて思うこともある。

勿論食事時間や入浴時※を避けての面会になるけれど、1日の予定が決まっているのなら「※時間を避けてならいつでもどうぞ」のようになってくれたら、もっと行きやすいかなって。

一度、話を出してみようかな。


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シニアカーは歩行者扱い…乗っている本人が知らない?

2026.7.27(月)

最近、シニアカーに乗っているご老人をよく見かける。
たぶん同じ人で、どこぞへと出かけ1時間くらいで戻って来る…みたいな感じだけれど、気になったのは、その方は毎回左側通行していること。


美代さんもシニアカーに乗っていた。
買ったのはスズキの「セニアカー」。

販売店の営業担当者からレクチャーを受けた際、セニアカーは電動車椅子扱いで、道路交通法上は歩行者扱いになると教わり、歩道がある場合は歩道を通行すようにと。

美代さんには、歩道がある場所では歩道を、無い場所では右側を走るようにと教えた。
一応それを守っていたみたいだったけれど、畑までの移動している姿を見たことがないので、実のところはわからない。

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常くん。最近は涼しいので過ごしやすいね。


わたしがよく見かけるご老人は、どのように教わったのだろう。
家族が付き添っての購入ではなかったんだろうか。仮に家族がいなかったとしても、走行に関しては販売店からの教えはなかったんだろうか。


検索してみると、左側走行でも罰則はないんだとか。
ま、人だって左側を歩くこともあるからね。

そう、わが家に面している県道で起きた人身事故のときは、歩行者は左側を歩いていた。
帰宅時、右側に歩道があるにも関わらず、歩道のない左側を歩いていた。

夜間で街灯も無く、頼りになるのは民家の灯りだけと、とにかく暗い夜道での事故。
轢いてしまった方が悪かったとしても、運転する側としては少なからず同情してしまう。

DSC_3724

陽くんもね。


美代さんも言っていた。
自分スレスレに車が通って行くと、とても怖いと。でも、たぶん運転手も怖いと思っているはず…てか、わたしは怖い。だから十分に距離を開け、ゆっくり走るように心掛けている。


車は走る凶器。
事故なんて早々起きるものではないけれど、それでも常に安全運転を意識しなければ。

あのシニアカーのご老人も、できれば右側通行をしてもらいたいな~。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2009年に夫を亡くし、現在は独身の長女と5にゃんズとの7人暮らし。 人生も残り三分の一となり、イマを精一杯生きている60代です。
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