にゃんズの母

「老猫、桐ちゃん18歳、青(せい)くん15歳」「あたし、お洒落大好き還暦」「母、87歳。方言と訛り×認知症要介護3」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

デイサービスから迎えが来ない、何故?

2021.4.5(月)

今日は日差しがないので、寒いヮ。
今朝はそれほどには感じなかったけれど、時間が経つにつれて寒く感じる。
暖房は勿体ないので、1枚羽織ることにした。


美代さんは、有難いことにデイサービスを楽しみにしている。
利用日は、月・水・木・土の、週に4日。

今日は月曜日。
いつもの迎えの時間になっても来ない。
10分過ぎても来ない。
おかしい、何かがあれば連絡をくれるはずなのに、待てど暮らせど来ない。
これは何かがあったのかと想い、デイサへ電話してみた。

施設長は、利用票では、今日は利用日になっていませんと仰る。
イヤイヤ、これまでも月曜日の利用だったので、何かの間違いではないかと訊くと、頂いている4月の予定では、月曜日ではなくて火曜日になっているので、利用票を確認してみてくださいと。

時間は刻刻と過ぎていくし、こちらは利用できるとばかり思っていたので、空きがあるのなら迎えに来て頂きたいと頼んだ。
施設長は、少し遅くなるが第2便の迎えで行きますと、快く受け入れて下さった。

電話を切った後に、ケアマネ作成の利用票を見たが、施設長が仰っていた通り、月曜日ではなく火曜日になっていた。
ずっと月曜日の利用だったので、頂いた利用票を確認することもなく押印していたが、これはあたしのミスになる。

ケアマネに事の経緯をライン。
ほどなく返信があり、内容は「こちらの入力ミスです。デイサービスへは連絡しておきました」と。

特養からの説明会の連絡がないので、あと何回利用できるかは判らないが、入所になるまではこれまで通りの利用日でお願いしたいと付け加えた。

10時半過ぎにいつもの男性スタッフが迎えに来てくれた。
その際も「こちらは利用票通りに動きますから・・・」と。

そう、デイサービスが悪い訳ではない。
ちゃんと確認しなかった、あたしのミスと、ケアマネの入力ミスが重なっただけ。
毎月もらう利用票なので、疑うこともなく押印したあたしだけれど、美代さんではないが、思い込みになるのかな・・・。
でも、世の中にはこういうことって、もしかしたら案外多いんじゃないかな・・・。

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第2便での迎えは初めて。
後部座席には車椅子の女性が乗っていたので、美代さんは必然的に助手席へ。
視界が広がり、いつもとは違う景色が観られたはず。
入浴も可能ということだったので、ひと安心。


PS
迎えの時間は10時半頃になると教え、いつものように「わがった」と返事をしていた美代さん。
10時を回った辺りに「おせな」(遅いな)と。

「10時半頃の迎えだと教えたよ。もう少し待って」

「?きいでね」(聞いていない)

・・・毎回のことだけれど、疲れる・・・


郷愁・・・ひ孫の声が聴こえた 会いたい・・・

2021.4.4(日)

突然ですが、
3月3日は桃の節句で女の子の日。
5月5日は端午の節句で男の子の日。
で、今日4月4日は何の日?
昔、まだまだ今よりもっと若かった頃に、3月と5月の間の4月なので、おかまの日と聞いたことがありました。
誰が言い始めたのかは判りませんが、当時はLGBTのことが今ほど知られていなかったことで、茶化した言葉のように思っていました。

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今日は何曜日だと訊いてきた美代さんに、日曜日だと教えました。
すると、日曜日は何処にも行かない日だと判っていました。

トイレに行くと言いながら立ち止まり、

「ハヤブサいるのが?とともいるのが?」(ハヤブサくんのお父さん)

「いないよ」

「今、こどもの声したがら、ハヤブサだど思った」

ハヤブサくんはあたしの孫で、美代さんのひ孫。
こどもの声がしたと言っていたが、あたしには何も聞こえなかったので、幻聴だと思う。
それ以前に、この家に住んでいるのは美代さんとあたしの二人だけ。
仮に、こどもの声がしたとしても、岩手にいるはずのハヤブサくんで在るはずがない。

こういう時には話をよそへ持っていくに限る。トイレに起きたのだから、お漏らしをしないうちにトイレに行くようにと促した。

美代さんは、ひ孫のハヤブサくんに会いたいのだろう。
岩手の実家帰省時には、ハヤブサくんのやんちゃに「うるせ!」とか「何する、やめろ!」などと言っていたが、そんなことはとっくの昔に忘れて、ひたすら会いたいのだろう。

ベッド脇にある写真は1歳9か月の時の物で、美代さんの中ではいつまでもそのまま。
もう、5歳になったんだよと、七五三祝いの写真を観せても、それがハヤブサくんだとは理解できない。

ときどき、ラインで顔を観ながら話すこともあるが、5歳児の話について行けずに言葉に詰まる。
おばあちゃんと話したいと言っていたハヤブサくんも、話が通じなくなっていることを少しずつ解ってきているようで、

「おばあちゃん・・・ボクの言ってること、わかる?」

まぁねぇ、あたしでもついて行けないことがあるのだから、ましてや87歳で尚且つ認知症では致し方なしよね。

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十三回忌法要で、岩手に帰省したことを話していない。
喉元まで出かかるが、グッと我慢し飲み込んでいる。
次女夫婦の新居に招いてもらい、ハヤブサくんと過ごす時間を与えてもらったが、5歳児の男の子の活発さに、少々お疲れさんモードになった(苦笑)

あたしは、これからもハヤブサくんとの思い出は作れるだろう。
でも、美代さんはそれができない。
できたとしても、全てを忘れていくだろう。

特養入所になる前に、僅かな時間でも良いので、ハヤブサくんを古河に連れてきてもらえないだろうか・・・。
長女のユカは、土日を利用し入所する前に一度美代さんに会いに来ようかな・・・と言っていた。
その際に、次女サキもハヤブサくんを連れ一緒に来てくれないだろうかと想うも、コロナ禍の中では簡単には言えない。

あたしの実家・父と美代さんが建てた家の記憶はスッポリと抜け落ちているが、孫やひ孫の記憶は未だ残っている。

何だか、切ない。


認知症になったことよりも、歩けなくなったことを嘆く

2021.4.3(土)Ⅱ

「美代さん、ここは茨城県なの。岩手までは車で7時間くらいかかるのよ。ちょいとそこまでと行って来られない距離なの」

「古河市が?」

「そうだよ。良く判ったね」

昨日、ユカ・サキはいつ来るのだと訊いてきた。
これまでは、のらりくらりとはぐらかしてきたけれど、特養に入るのだからこの際だと思いハッキリと言った。

ついでに、古河市に来るまではどこの家に誰と暮らしていたのかも併せて訊いてみた。
生家のナガゼギで、美代さんの弟夫婦と一緒に住んでいたと言い、そこにはユカ・サキも住んでいると思っている。
・・・あぁ、そうかぁ・・・父と建てた家で暮らしていたことを教えてもピンと来ず、ならばと、周りの風景や近所の店を教えると、

「あぁ、何となぐおべでら」

これらは昼頃の会話で、夕方に「おさらい」と称して訊いてみたが、訊くだけ無駄で、やはり憶えてはいなかった。

そりゃそうよね。5分前の記憶が飛んでしまうんだもの、憶えていられたら、すこぶる改善されたことになるわよね。
でも、日によっては何日か前のことを憶えていることもあるから、不思議よね。


認知症になったことを「やんたなぁ」と嘆くけれど、だからと言って何かに当たったり、あたしに危害を加えたりすることはない。

「あだま悪ぐなって、何もおべでね」

この言葉に、可哀想と感じるか仕方がないと感じるか。
両者もありだけれど、可哀想と感じるのはクリアな人の一方的な考えのようにも想う。
なぜなら、美代さんは頭が悪くなったことよりも、歩けなくなったことやおしっこが駄々洩れすることの方を大きく嘆くからだ。

歩けたなら、外に出て大好きな草取りをするし、オシッコが漏れなければ邪魔なパッドをあてがうこともないと言い、これさえなければ、もっと自由で居られたとも言う。

確かに、歩けていたなら・おしっこが漏れたりしなければ、あたしの負担はもう少し軽かっただろう。
でも、歩けていたならこの先は徘徊に悩むだろうし、パッドに関しては5年以上も前からあてがっていたのだから、今更の様な気もする。

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オシッコをした後のペーパーを、トイレの棚に置こうとする素振りを見せた。「エッ」と、想った次にはそのペーパーを握りしめていた。
あたしは思わず、

「美代さん!汚いからトイレに捨てて!!」

なぜ大声を出されたのかも判らなかった美代さん。
言われるままにトイレに捨てていたけれど、こういう姿を観ると確実に認知症なんだなと思ってしまう。

善悪とまでは言わないけれど、普通にやらないことをやってしまうのが美代さん。
やって欲しいことはやらず、やってはいけないことをやってしまう。
やる理由があると言うけれど、ペーパーを握りしめたのは、もしかしたらまだ使えると思ったのかもしれない。

使用済みのティッシュペーパーやウエットティッシュを、後生大事に仕舞って置くことが増えた。
でも、仕舞って置いたことも忘れ「オレが置いたのではない」と、言う。

今日はデイサービス日。
あと何回、お世話になるだろう。

特養からの、説明会の連絡がまだ来ない。
なるべく早くその日が来て欲しいと想ったり・・・
いやいや、できるだけ一緒に居られる時間を望んだり・・・

あたしの気持ちは、毎日揺れている。


プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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