にゃんズの母

「老猫。桐ちゃん16歳、青(せい)くん14歳」「あたし。お洒落大好きアラ還暦」「母。86歳、方言と訛り×認知症要介護1」 ねこ、お洒落、母の認知症と日々のあれこれについてを綴っています。 泣いて笑って、ケンカして、人生一度きり。前向きに生きるためのブログ。

歩くのは誰の為?生きているから疲れるのです。

昨日、一昨日と暖かかったので、今日の曇りは一段と寒く感じます。

なんにもしたくない・・・そんな日もありますよね。

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朝食兼昼食を終えたのが1時頃。
睡魔に襲われ、ベッドイン。

熟睡はできずにうつらうつらで、声を掛けられました。
「寝でらのが?オレ・・・寒くて寝れねがら、カイロ買いさ行ってくる」

「寒かったら電気毛布を出せばいいでしょ!?それに、せっかくエアコン取り付けたんだから」

「いや、さきたヨッコど電話して、貼らねカイロだば動がせるって言ってらったがら、そゆの買ってくる」(さっき・そういうもの)

クローゼットに使い捨てカイロは入いっていますが、貼るタイプではないものが欲しいのだと。
買い物用デイバッグを背負い、お財布バッグをたすき掛けしての準備万端な様子に、止めても無駄だと思い、
「あ、そう」

「電卓は持ったがら」

「電卓?計算しながら買うの?」

携帯の言い間違いでした。
最近の美代さんは固有名詞が本当に出なくなっています。
お財布のことでさえ「お金を入れる物」に、なっています。

そのお財布ですが、2週間くらい前でしたか、いつものお財布バッグではなく小さながま口タイプのお財布をハンカチに包み持って行こうとしていました。
出かけるときは必ず携帯を持つように言い聞かせていますが、そのことも忘れお財布のみポツンと。

会計時に、ハンカチ包みから取り出したりで時間がかかるのだからと、いつものお財布に入れ替えさせましたが、自分の動きが緩慢になり周りの方々に迷惑になるのだということも、考えられなくなっています。

年を取れば、若い頃に比べいろいろなところに支障が出ることは仕方がありません。
あたしとて、サクサクとした動きができないこともあります。

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3時少し前に出て行き、戻ってきたのは4時半過ぎ。
目的のカイロを買えたのか訊いてみましたが、カイロの言葉が出ず店の人に尋ねることもしなかったと。そして買ってきた物は朝食用のおかず、カニカマ2個と3連納豆。

足がもつれ、前のめりになり転びそうになるところを、何とか持ちこたえたそうです。そして、疲れて動けず、近くにあるベンチに暫くの間腰かけていたそうです。

美代さんの足で、10分ほどのスーパーへの買い物。
昨年は普通にできていましたが、体力も日を追うごとになくなってきています。

妹のソノコとの電話で、疲れるからと言って歩かなければ、益々歩けなくなると言われていた美代さんですが、気持ちはあっても、身体は思うようには動かないのです。

あたしの買い物は火曜日がほとんどで、1週間分をまとめ買いをします。
その際美代さんを誘いますが、疲れるから嫌だと断られること度々で、今日の様にのんびりと過ごしたい日に限って出かけるのです。
ついて行ってあげるのが当たり前と思われるでしょうね。
でも、あたしは薄情な娘です。

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普段からゆっくり大股で歩くように言い聞かせています。
今日は風も吹いていなかったので、転倒の恐れもない。
なにかあったら連絡が来る・・・。
その判断で、一人で行かせました。

「オレのごど、みんなして歩げっていう。歩げば疲れるだげだ」

そうだね。
毎回言うけど、ほどほどが善いのよ。


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寝坊の言い訳・・・夢にまで見る心配性。

今朝はお寝坊さんの美代さん。
時計は7時半を少し回ってました。

いつもなら着替えて起きてくる時間なのに、部屋からは何の音もしない。
コンコン、そ~とドアを開け声掛け。
「今日は土曜日だよ。デイ、行かないの?」

あたしの声に慌てた美代さんは、
「今日は土曜日だ、午後からだども朝がら行ぐ」

???
完全に寝ぼけていたようで、
「何言ってるの?起きるの?」

「行ぐ、起ぎる」

寝る前には必ず翌日のデイを確認する美代さんですが、昨夜は何も言わずにおやすみなさいでした。
今日がデイケア日である事を完全に忘れていたようなのです。

あたしが言った「土曜日」の言葉を受けての「今日は土曜日だ」は反復。そして「午後からだけど、朝から行く」は寝ぼけている証拠。

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朝食中にお寝坊さんの言い訳、
「ハヤブサいなぐなって、あわででるユカどサキの夢見で、寝れねがった」

昨日、ディズニーに行っていることを話し、ラインで送信されてきた写真を見せたので、頭に残っていたのでしょう。

それにしてもです、お祖母ちゃんという存在は、何歳になっても孫・ひ孫を心配するものなのでしょうか。
夢にまで見て心配するものなのでしょうか。

だとしたら、あたしはとても薄情なお祖母ちゃんということになります。
あたしは心配などこれっぽっちもしておらず、楽しんでいるんだろうな~くらいにしか、思っていませんでした。

元々心配性(ビビリ)な美代さんは、
「石橋は叩いても渡らない」「君子危うきに近寄らず」主義。

自分がそういう性格なので、家族についても同様でいてほしいと思うようです。
でもね~、そんなんじゃ、な~んにもできないでしょ。
時には突き放すことも、必要かと思うのですけどねぇ。

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ユカ・サキは、いつまで経っても幼いままのかわいい孫。
そして、ハヤブサくんはヤンチャでかわいいひ孫。
の、ようです。

認知症になっても、この想いは・・・ず~っと続いている。
あたしの事を忘れる日が来ても、孫のユカ・サキのことは忘れない?
いえいえ、たま~に忘れます。

どんなにかわいい孫でも、忘れてしまうのです。
それがいつの日になるのかは、神様だけが知っている・・・たぶん。


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好きな色が、似あう色とは限らない。人生に彩を。

実家には(岩手)母美代さんが揃えた現代仏壇があります。

ある日ポストに、現代仏壇店のパンフレットが入っていました。
住所は青森県八戸市。電話番号も明記されていたので、確認もできましたが、ポスティングスタッフのリサーチって、凄いですね。
母・長女と連れ立って八戸市までドライブ。

その際、夫用にも揃えました。
とってもオシャレな、ガラス製です。
仏壇にはお位牌はなく、遺骨を少しだけ入れたコアボトルを置いています。
イタリア製・ベネチアンガラスでできているコアボトルの色はグリーン。

夫の好きな色が何色であったか・・・?
そもそも好きな色があったのか・・・?
お恥ずかしい話、憶えがないのです。

でも、似合う色はありました。
そう、グリーンです。
本人の意思とは関係なく、彼の服はグリーンが多かったです。
なぜって?それは、あたしが買っていたから。

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「女の買い物は長い」が彼の自論。
服選びはあたしの仕事でした。
一緒に行くと「あーでもない・こーでもない」着せ替え人形状態となることを、とても嫌がっていたので、あたしが買ってきたものには文句を言わずに、袖を通してくれていましたね。

身長180センチ
体重 68キロ
やせ型でしたが、サイズはL~LL。
身長がある分肩幅もありましたので、細いとは言えMサイズではちょっと寸足らず。
ほとんどの既成サイズでドンピシャでしたので、買い物は楽でした。

そんな夫でしたが、結婚前はお洒落さんだったようで、ブランド品も少なからず持っていたようでしたが、結婚後はお洒落の「おの字」もなくなり、着られればば何でもよい?みたいな感じに様変わり。

イオンもしまむらもない時代。
買い物は、近所の〇〇呉服店。とか、ファッション〇〇。とかの店。
たまに、メンズショップ〇〇。なる店での買い物。
それでも、その頃は充分でした。

生きていたなら64歳の彼。
髪には白髪がちらほら出ているでしょうか。
体質的に太るタイプではなかったので、サイズもほとんど変わらず、オシャレには相変わらずの無頓着で、あたしが選んだ服を何も言わずに着ていたかもしれませんね。

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長女は言います。
「好きな色と似あう色は違うよ」

夫は、何色が好きだったのでしょう。
今思うと、特に拘りがあった訳ではなかったように思うのです
だから何も言わなかった。

案外「どんな色でも似合う」なんて、思っていたのかもしれません。


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プロフィール
こんにちは、にゃんズの母と申します。 2001年、念願の実家脱出に成功。 2009年、最愛?の夫と死別。 以後、気ままな一人暮らし。 2017年、軽度認知症の母との生活が始まり、 介護と思しきバトルの日々でございます。 動物大好き、特に猫。 酒とお洒落を愛する、普通?の「おんな」でございます。
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